2016年3月12日 19:00
コスパは最強? 子どもの「オンライン英会話」のメリット・デメリット
子どもって、体の動きと言葉を連動させて覚えることがよくあります。
しかし、オンライン英会話ではダイナミックな動きを見せることも見せてもらうこともしづらいので、“子どもが楽しむ”という面では劣る かもしれません。
●わが家の子どもオンライン英会話実践記
わが家の子どもがオンライン英会話を試してみて思ったのは、子どもによって好き嫌いがかなりはっきりしそうだな、ということ。
苦手意識を持つ子なら苦痛に感じてしまうかも、と思いました。その理由は、1対1 であることです。
一回辺りの時間は約20分と短いものの、その間、ずっと英語圏の方と話し続けなければいけません。
誰かが質問に答えてくれるのを待つこともできないし、顔がこわばったり困った顔をしたりという微妙な表情の変化を、パソコン越しでは把握してもらえないこともあります。
質問されたことが分からなければ、分からないのだときちんと伝えないと、少しの間気まずい沈黙 が訪れます。
英語の知識がある子や苦手意識がない子であれば楽しい会話ができる20分かもしれませんが、1対1で逃げ道があまりない状況が苦手な子であれば、想像以上に長く感じられるかもしれません。
とはいえ、マンツーマンであることは、子どものタイプによってはとても理想的 だとも思いました。
わが家の長女は、英語に関してはほぼ何もわからない状態でした。日本語として浸透している英単語ならわかりますが、アルファベットも分かりません。
予約の時点で子どもの英語力を申告していたので、先生が最初に教えてくれたのは、「アイドンノー」の言葉。
でも長女はあまり使いたくなかったようで、なんとか頭の中にある英単語の中から話をしようとフル回転させていました。
どれが英単語なのかを全て理解できているわけではないので、単語を言ってみて先生が「?」という顔をすれば違う単語を探す。
身ぶり手ぶりも思い切り使って、やっと理解してもらえたときのうれしそうな顔は、私にはなかなか見せてくれない表情でした。
●子どもに英語を習わせる方法
子どもがやりたいと言っていることはやらせてあげたいと思うのが親心ですが、選択肢が無限にあるわけではありません 。
経済的だったり時間的な余裕だったり、親側の事情で習い事が制限されるのは普通のことです。
今回はわが家が試してみたオンライン英会話を紹介しましたが、子どもに英語を習わせる方法は探してみるといろいろあります。