子育て情報『勉強嫌いはママのせい!? 子どもの「学習意欲」を奪う親のNG行動6つ』

勉強嫌いはママのせい!? 子どもの「学習意欲」を奪う親のNG行動6つ

「スピーディに、短時間集中型」 で行うのが効果的です。

ご相談者様は、授業参観に出られたときに、先生の授業がとてもゆっくりであると感じられたことはありませんか?

先生の手腕にもよりますが、学校の授業がゆっくり進むのは、ある程度仕方ない面があります。

数十人いる生徒の理解度はさまざまで、やはりゆっくりの方に合わせていかなければならないからです。しかし、これがあまりに極端だと、お子さんの授業離れが進んでしまいます。

ご家庭でできることは、お子さんの興味関心やスピードに合わせた学習をさせてあげることです。

たとえばワークや教材をお持ちならば、15~20分くらいで、学校の授業の進度は気にせずお子さんがやりたがる部分をやる。

また、学校で学んだことが理解できているようなら、延々と復習するよりも短時間で予習をして、終了 。家庭で予習、授業で復習という形の方が、お子さんが意外に勉強好きになったりします。


●(5)「勉強しなさい」と命令する

はい、のび太くんのママがよくやっていますね(笑)。「勉強しなさい」という命令はナンセンス です。そうではなくて、自分から勉強する子になるように、日頃から働きかけていたか否かを、親は自分に問うべきなのです。

もっとも大切なのは、親に向上心があること、親自身がよく勉強することです。年頃になった子どもに「どうして勉強なんかしなくちゃいけないの?」と聞かれ、答えに詰まるような親ではいけないということです。

資格の勉強、料理の勉強、家計管理の勉強、趣味の向上、大人にも学ばなければいけないことはたくさんあります。

親が、自分自身の人生が豊かになるように、努力しているかどうか。これを、子どもはじつによく見ています。


「勉強しなさい」と言われなくても「よし、勉強しよう」と思える子どもになるためには、あなたがお手本になること です。

●(6)遊んであげない、人任せにする

遊びにしても、学習にしても、人任せにし過ぎると子どもの学習意欲に影響してしまいます。子どもと接する“時間の長さ”ではなくて“時間の濃さ” が大切です。

先生や塾に頼りすぎず、親が勉強を教えることも大事。また、遊んであげることもとても重要なのです。

体を使った遊び、トランプやボードゲーム、カルタなどを使った遊びを、お子さんとしていますか?

1人で遊ぶゲーム機とは違い、たとえば家族でやるトランプなどは感情をコントロールしたり、論理的に考えて目標を達成する訓練になります。

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