ママは詐欺に要注意! 「在宅ワーク」の主な業種紹介&注意点
という期待を抱いている人もいるかもしれませんが、これは必ずしも当たっていません。
業種により多少違ってきますが、個人事業主になると“営業”“契約”“納品”“決済”などをすべて自力でこなす ことになります。
会社組織では複数の部署が分業している作業を、個人が一手に行うわけです。
とくに仕事を得るまでの“営業”“契約”の段階では、人並みもしくはそれ以上のコミュニケーションスキルを求められることになります。
デメリットとしては、
・不安定さ、リスクの高さ
・在宅時間が長く光熱費がかさむ
・プレッシャー、孤独感
・税務処理等を自力でやらなければならない
・体力的な問題
などがあげられます。
税務処理に関しては、旦那様の扶養の範囲内の収入でよいのなら大変ではありません。
扶養から外れた段階で、ご自分で税務署に赴いて申告する必要が出てきます。
また、保険料や年金も所得に応じて加算されるため“稼げば稼ぐだけ支出も増える ”という現実に直面し、失望することもあるかもしれません。
また、プライベートな時間を優先し過ぎると生活リズムが乱れたり、その分深夜に仕事をして睡眠不足に陥ったりするなど、意外と健康管理が難しい面があります。
●安易なイメージは幻です!! あやしい業者には要注意
検索窓に“在宅”と打ち込むだけで、在宅ワークを紹介するサイトが無数に出てきます。
しかし、「無料マニュアルプレゼント」という謳い文句で引き込んでおいて「登録料○万円がかかります」などというオチがついているものは全て詐欺と思って間違いありません 。
中には、実際に専門的な研修が必要で“研修費”という名目でお金がかかり、その後きちんと安定したお仕事が来て回収できるケースもあります。
しかし、仕事内容がカンタン過ぎる上に、法外なお金を要求してくるのは詐欺であることがほとんどで、そうした悪徳商法に引っかかったという体験談もネット上にいろいろと出ています。
いろいろ調べてみて「あやしい」と思ったら、国民生活センターや自治体の消費生活センターのサイトを参考にするか、電話やメールなどで相談してみましょう。在宅ワークの良い面、悪い面をしっかりと把握した上で、ご家族ともよく相談して今後の計画を立てられてはいかがでしょうか?
周囲の方々は、心配のあまり引きとめたり過剰に期待をかけたりするかもしれませんね。