親はイライラ厳禁! 子どもに「算数の基礎」を身につけさせる方法5つ
こんにちは。保育士ライターのyossyです。
小学生以降、場合によっては幼稚園の後半以降になってくると、子どもの勉強に関してヤキモキすることも増えてくるのではないでしょうか。
幼い子どもがいる場合、特に算数に関して、親が教え方に悩んだり、 なかなか理解してもらえずイライラしてしまったりするケースは多いように感じます。
「どうしてわからないの!」「何回も言っているでしょ!」なんて言ってしまった経験がある人もいるかもしれませんね。
でも、できることなら楽しく優しく勉強のサポートをしてあげたいものです。
では、幼い子に算数の基礎を身に付けさせる にはどうすればいいのでしょうか。5つ方法をご紹介します。
●子どもに「算数の基礎」を身につけさせる方法5つ
●(1)言葉だけでなく“モノ”を使って説明する
数字を“足す”“引く”という概念ひとつ取ってみても、幼い子が相手ではなかなか言葉で説明しづらいものです。
そんなときは、身近にある物を使って説明するのがいいでしょう。
たとえば、「10-2=8」という計算であれば、実際におはじき・お菓子・鉛筆など、なんでもいいので10個(本)用意してください。そして、2個よけて数えてみるのです。
数が大きくなって同じものを用意するのが大変になってきたら、そろばんの知育玩具を購入するのもいいですね。実際に、わが家でも大活躍しています。
視覚的に数の概念がわかるツール を使うことで、一気に理解が進むケースも多いですよ。
●(2)“毎日の積み重ね”はやっぱり大事!
緑進学院の代表取締役、石田勝紀氏は『東洋経済オンライン(2015年7月16日)』のなかで以下のように述べています。
『小学生の間は、毎日1枚程度の計算プリントを行うことがとても重要です』
『毎日歯を磨くことと同じように、日課にする必要があるでしょう』
子どもが幼いうちに勉強を習慣化するためには、親の声かけも重要です。当然、忍耐力も必要になるでしょう。
でも、毎日少しずつやっていくことで、確実に算数の基礎力が身についていくはず です。市販のドリルでも構いませんので、ぜひやってみてくださいね。
●(3)生活のなかで数字を取り入れる
普段の生活のなかで数字や計算を使うことも重要です。
たとえば、
・家族全員分のお皿を並べてもらうときに多めに渡し、何枚余ったか聞く
・小さなお菓子を、家族全員同じ数になるように振り分けてもらう
・少額の買い物をさせてみる(年齢に応じてサポートしながら)