偶然に任せるのがベスト!? 子どもの「初めての絵本」を選ぶヒント3つ
という声も同時によく聞かれました。
『対象年齢って、厳密に守る必要は全然ないと思うけど、1歳児に3歳以上向けの本、みたいのは、たしかに難しいかな。子どもの気持ちも続かない』(30代・3歳児のママ)
『対象年齢が上すぎるものを選んでしまって、紙の厚みや強度が足りなくて、すぐに破壊されてしまった』(20代・1歳児のママ)
●(3)図書館・子ども広場を利用する
『近所の図書館でやっていた読みきかせにできるだけ参加するようにしていた。家では特にしていない』(30代・4歳児のママ)
『子育て支援広場が近くにあるので、毎日のように通っている。絵本の種類もたくさんあったし、よく顔を合わせるお友達もできた』(20代・1歳児のママ)
図書館などの公共施設の場合、
・専門の職員 に聞ける
・顔見知りができやすい
・無料 でたくさんの本に触れられる
など、さまざまなメリットがありますね。
『読みきかせで反応のよかった本を買うようにしていた。子どもの反応がいい作品だってのが確実だし、家で私が読み聞かせるときも、私自身も読みきかせのお手本を既に聞いているので、コツがつかみやすくてよかった』(40代・2歳児のママ)
----------
絵本の選び方には、苦労をしている方も多いようでした。とはいえ、本に親しむ経験は、“学習”を始める基礎としても、その子の生きる力のためにも、大切になってくることがあります。
いろいろな方法を試しつつ、楽しい出会いを提供してあげたいですね。
●ライター/佐原チハル(フリーライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)