子育て情報『なくなった方がイイ!? 現役ママの「PTA活動」に関する意識調査』

2016年5月11日 20:00

なくなった方がイイ!? 現役ママの「PTA活動」に関する意識調査

また、本来「プリントに目を通しておいて」で済むはずの情報をわざわざ会議を開いてダラダラと説明したり、平日の昼間に集まったと思ったら、ランチを食べながら来ない人の悪口を延々言って終わる、などの体験談もあり、本来の“PTA”としての役割を果たしていない との声も多く聞かれました。

たしかにそういった現状を聞くと、PTAの存在価値について考えてしまいますね。

しかし、一方ではPTAがないと学校がうまく回らないというケースも多くあります。そのため、一概に“PTA活動”をなくせばいいというのは早計ですね。

『一度保護者向けに「PTAは必要だと思いますか?」ってアンケートをやればいいのに』というコメントがありましたが、保護者に“PTA”の存在意義を問うてその上で多数決で運営するかどうかを決める、というのも一つのアイデアですね。

学校によっては本当にPTAを廃止しているところもあるようなので、「PTAがなくなればいい」という思いは決して実現不可能なものではありません。

周囲のママや学校側と相談しながら適切な落としどころを見つけるようにしたいですね。

●「完全任意制にすべき」は約4割

『PTAは本来任意制なんだから、そうすべき。
ママの中にはPTAをやりたいって人もいるし、そういう人たちに任せたらいいじゃん』(30代ママ)

『みんながPTA活動に消極的なのは、見返りが全くない“ボランティア”だから。報酬を出せばおのずと任意制で回るようになるはず』(40代ママ)

「PTA活動自体なくなればいいと思う」を選んだママとほぼ同数が選んだのが、『完全任意制にすべき』という回答。

役員選出の際に、その場の全員がうつむいて無言になり、遅い時間になってもなかなか決まらない……というのはよく聞く話です。

また、夜の10時に4〜5人のママに突然訪問されて「PTAやってくれない?」と一時間ぐらいゴネられた、というエピソードもありました。

そんなことが起こるのは、“PTAは全員参加すべきだ” という考えがママたちの間に根付いているから。本来PTAは任意制なので、嫌だと言われればそれまでのはずです。

しかし、それでも無理矢理役員を決めようとする高圧的な姿勢が、多くのママに強いストレスを与えていることは間違いありません。

そこで多くのママたちから出た意見が、「報酬制にすべき」 というもの。

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