ママにもうつる! 子どもがプールで感染しやすい病気7つと予防法
こんにちは。ママライターのパピルスです。
日差しがだんだんと強くなってきて、プールが始まった小学校や幼稚園も多いのではないでしょうか。
子どもにとっては楽しみの多いプールの時間ですが、少々心配なこともあります。それは感染症!
今年はプール熱が九州や中国地方で流行の兆しを見せているというニュースも先日報道され、関心を持たれている方も多いのではないでしょうか?
周囲のママたちに聞いてみると、
『プールの時間に水イボがあることがわかり、治るまでプールが禁止になった』(※現在ではプールが禁止にならない場合もあります)
『流行性角結膜炎(はやり目)に子どもがかかり、学校が登校禁止に。その後私(母)にもうつり、仕事を休まざるをえない状況が続き、とても困った』
『幼稚園でヘルパンギーナがはやっていて、わが子もかかりました。喉が痛くて水も飲めないと泣くので大変だった』
といった体験談が寄せられました。特に登校禁止になる感染症は、子ども自身もつらいですが、お仕事をされている保護者の方には、頭のいたい問題です。
今回は、子どもがプールの時間にもらってしまいがちな病気とその予防方法について確認しておきましょう!
●プールで感染しやすい病気7つ
●(1)プール熱(咽頭結膜熱:いんとうけつまくねつ)
夏風邪の一つでもあります。5日ほどの潜伏期間の後、高熱(38~39度)が3~5日間ほど持続し、のどが痛みます。目が充血で赤くなり目やにも出るのが特徴です。治癒には1週間ほどかかります。
原因は『アデノウイルス』 というウイルスです。
この病気は学校保健安全法によって第二種の感染症に指定されており、学校等は出席停止になります。
出席停止期間は文部科学省令で定められており『主要症状が消退した後二日を経過するまで』と規定されています。プール以外でも飛沫(ひまつ)、接触感染するためです。
ちなみに「○○した後△日を経過するまで」とした場合は、「○○」という現象が見られた日の翌日を第1日として算定するということも決められています。
もしも日曜日に解熱し、主要症状が見られなくなったとすると、月曜日を1日目火曜日を2日目と数え、水曜日から出席が可能です。幼稚園、保育園も学校での対応に準拠しています。
●(2)流行性角結膜炎(はやり目)
この病気も『アデノウイルス』 が原因です(アデノウイルスには数多くの種類があります)。