愛しさ100倍!? 赤ちゃんに“胎児ネーム”をつけたママたちの体験談
第二子からはお腹の中にいるあいだ“2号”、“3号”、“4号”って呼んでましたよ。産後もニックネーム的に番号で呼びます 。ママ友たちも「2号ちゃん元気?」とか「4号くん大きくなったね!」と気軽に呼んでくれますよ』(40代女性/男の子、女の子のママ)
男女の区別なく使え、産後の名付けに影響しない。そういった点ではなかなか優れているといえそうですね。
●胎児ネームをつけるメリット・デメリット
また、胎児ネームをつけたことで感じたメリット・デメリットについてもインタビューしてみました。
『名前があることで、自分にも赤ちゃんの存在が具体的にイメージできるようになりましたね 。親になるんだっていうことも自覚できるようになりました』(30代男性/男の子のパパ)
『“赤ちゃん”っていう単語、オトコにはちょっと気恥ずかしいものなんですよ。名前なら口にしやすいし、会話にも出しやすい。
便利だと思います』(40代男性/女の子のパパ)
パパたちにとって、おなかの中の赤ちゃんの存在はピンとこないもの。
名前を与えてあげることで想像しやすくなり、結果的に夫婦間のコミュニケーションが増えたという点はメリットといえるでしょう。
一方、デメリットとしてはこのような意見が。
『とてもステキな胎児ネームをつけていました。産後そのまま命名したかったのですが、夫が反対して大ゲンカに 。結局は胎児ネームとぜんぜん違う名前にしたんですけど、あのときのケンカがずっと忘れられません。思い入れの強さに差があったことがなにより悲しかったです』(20代女性/女の子のママ)
胎児ネームは長ければおよそ10か月ものあいだ呼ぶことになります。
胎動を感じ、つわりに苦しみ、赤ちゃんの存在を強く実感しながら妊娠生活を送っているママにとっては特に思い入れが強くなりがち 。
出産後、急に別の名前で呼ぶことにママだけが強い違和感を持ったという話はよくありました。
本来の名付けにも使えるような名前を胎児ネームにしている場合には、本来の命名をどうするのか夫婦間でよく話し合わなければなりませんね。
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胎児ネームは、赤ちゃんの名前が決定するまでの期間限定のニックネーム。正式な名前をつけてしまえば、もう二度と口にすることはないかもしれない名前です。
でもきっとそのステキな名前は、長いようで短いマタニティライフのよい思い出のひとつとなるのではないでしょうか。