バストアップにも効く!? 産後ママの“母乳トラブル”を解消するツボ2つ
こんにちは!台湾在住のママライターなかやまあぽろです。
台湾と言えば足ツボマッサージが人気で、よくテレビ番組でも取り上げられたり、ガイドブックにも必ず載っていたりしますね。
わたしも産後の腰痛や疲れなどの不調を整えるため、1年ほど足ツボマッサージに通っていました。
さまざまな体の不調に効果が期待される“ツボ”は、実は足の裏だけではなく全身にあることをご存じでしょうか?たとえば、“母乳”に関するツボもいくつかあります。
今回は、台湾で助産の研究をしている教授の研究結果を元に、母乳の分泌を促したり、乳腺炎の症状を和らげたりといった効果が期待できるツボをご紹介します。
●冷やすよりも温めることから始めましょう
母乳が出にくい体質で焦ったかと思えば、今度は赤ちゃんがうまく飲めず乳腺炎で胸がカチカチになり、激痛をこらえてマッサージをしたりなどと、出産直後のママたちは大小さまざまな“母乳トラブル”を抱え本当に大変です。
特に乳腺炎になったときは熱を持って腫れあがり、夜も眠れないくらいの激痛に見舞われることも。
そんなとき、胸を“冷やす”ことで対処している人が多いと思いますが、これから紹介するツボを刺激する際は、逆に温かいタオルなどで数分胸を温めておく とより効果を発揮します。
●乳根穴〜母乳の出を促す効果の期待できるツボ〜
『乳根穴(にゅうこんけつ) 』と言われるツボの位置は、左右の胸のトップから真下のアンダーバストの線上との交差点、第五肋骨の隙間にそれぞれあります。
母乳の出が悪かったり、乳腺炎による母乳の詰まりを改善したりする効果が期待されるツボです。
また台湾では断乳後のバストアップのために、このツボをマッサージする女性も多くいる とか。ぜひ試してみたいですね。
●壇中穴〜乳腺炎の痛みに効果が期待できるツボ〜
『壇中穴(だんちゅうけつ) 』は、左右の胸のトップを結んだ線の中心にあります。乳腺炎による胸の張りや、痛みを和らげる効果が期待されるとされています。
台湾の助産研究の教授が行った、母乳分泌不良の女性60人を対象にしたツボマッサージの実験結果によると、約80%の女性の母乳分泌量が改善された という報告が出ました。
●ツボマッサージをするときのコツ3つ
(1)強く刺激しないことが肝心。
初めは様子を見ながら力を加減して行う
(2)ツボを押すときは、ゆっくりと息を吐きながら押す。