甘やかしすぎ? 小学生の“夏休みの宿題”を手伝う親のリアルな割合
中でも多いのは、「自由研究を手伝う予定」という方です。自由研究は準備から実施、まとめまでさまざまな工程があるだけに、夏休みの宿題の中でも難関といえますね。
夏休みといっても忙しい保護者の方が多いと思いますが、「手伝う時間がない」という回答が2%しかいらっしゃらなかったのは意外でした。
●夏休みの宿題をスムーズに仕上げるには?
夏休みの宿題がスムーズに終わるように工夫されていることはあるのでしょうか?周囲のママたちにお話を伺ってみました。
『夏休み初日、親子で夏休みの宿題をすべて書き出します 。うっかり忘れて慌てることがないように終わったらチェックを入れていきます』(小4女子のママ)
『息子と一緒に夏休みのカレンダーを作ります 。帰省や旅行、習い事のイベントなど宿題ができない日もあるので、それらの日には印をつけて、宿題の量と照らし合わせてみます。その上で、「自由研究はこの辺でやろう」「ドリルは1日○ページずつ進めよう」と計画を立てています』(小5男子のママ)
『小1のころから娘に全て任せています。
たまに進み具合を聞くくらい。低学年のころはペースが分からず、最後の1週間に慌ててやったこともありましたが、それもいい経験。次の年には、去年は大変だったという記憶があるので、少し改善されました。小学生のうちに自分で宿題の管理ができるようになってほしいので、なるべく関わらない ようにしています』(小3女子のママ)
『兄弟で対照的です。兄はドリル系を早く終わらせてしまいたいタイプ。弟は自由研究や読書感想文を早く終わらせてしまいたいタイプ。自由研究の材料が集まらなかったり、思うような結果が出ずにやり直したり、読書感想文の課題図書が品切れになってしまったりするので、毎年苦戦しているのは兄の方です。それが分かってからは、二人とも自由研究や読書感想文から終わらせる ようになりました』(小6と小4男子のママ)
『夏休みの前半にドリルを終えてしまうと、始業式が始まってから勉強のペースを思い出すのに苦労すると担任の先生に言われました。
そこで、なるべく前半、後半に偏らずにドリルをする ように計画をさせています』(小5女子のママ)
『帰省、習い事の合宿、塾の夏期講習などとにかく忙しい!このスケジュールの中で放っておいて子どもだけで宿題を終わらせるのは正直難しいです。宿題自体を手伝うことはありませんが、スケジュール管理の面で手伝う という感じです』(小6女子のママ)