別室とどっちがいい? 産後に“母子同室”をするメリット&デメリット
【ママからのご相談】
先日、妊娠が判明しました。いま住んでいるところには近くに産婦人科が2件あり、どちらでお産をするべきが迷っています。大きく違う点は、1件目は産後は基本的に母子同室で、大部屋の母子同室もある一方、2件目は完全に母子別室という点です。
初めてのお産なので産後のことについて想像が全然できないので、迷っています。それぞれどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
●A. ママが母乳育児を頑張りたいという意向なら母子同室がおすすめ
ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。
産後すぐの入院生活をどう過ごすかで、その後の母乳育児の確立 やママの体調の回復 が変わってきます。
「母乳で赤ちゃんを育てたい!」というママの強い意志があるなら、筆者は産後すぐからの母子同室をおすすめします。
しかしながら、母子同室にもメリット、デメリットがありますので、その両方をご紹介しますね。
●母子同室のメリット
●(1)母乳の立ち上がりが早い
母乳の分泌を軌道に乗せるためには産後すぐから赤ちゃんに授乳することが必須条件といえます。
特に夜間は授乳のゴールデンタイムですので、母乳で育てたい!というママはなるべく母子同室をするのがおすすめです。
ユニセフやWHOも、母乳育児を成功させるために入院中の母子同室をする よう掲げています。
●(2)入院中に赤ちゃんのお世話でわからないことを助産師さんに質問できる
赤ちゃんの育児は実際にお世話してみないとわからないことがたくさんあります。
助産師さんの生の回答は入院中にしか聞けないので、とても貴重な機会です。
●(3)赤ちゃんと十分に触れ合うことができ、家族やお見舞いのお客さんも赤ちゃんに会える
赤ちゃんと一緒に過ごす時間は本当に癒しであり、見れば見るほど愛着も湧きます。
ママ以外の家族も入院中から赤ちゃんと触れ合うことができます。
母子別室ですとママ以外は赤ちゃんに触れ合うことができない場合も多いので、これも大きなメリットですね。
●母子同室のデメリット
●(1)産後十分に休養が取れない
壮絶なお産を終え、休むまもなく慣れない赤ちゃんのお世話で神経を使い、寝れない、座れない、食べられない生活を強いられる こと。