部屋は分けるべき? ペットと赤ちゃんを同居させるときの注意点4つ
力加減がよくわからない乳幼児は、ペットをかわいがろうとして逆に傷つけてしまうことがあります。悲しい事故が起きないためにも、くれぐれも注意したいものです。
●(2)エサや水、ミルク置き場の管理は徹底しよう
『ズリバイで動くようになると、赤ちゃんと犬は目線の高さが同じになります。仲間だと思ってしまうのか、その頃うちの子は犬のマネにハマり、ドッグフードを口にするようになったんです 。フードの皿はすぐに片付け、置き餌はしないなどの工夫は必須です』(30代男性/小型犬の飼い主さん)
『猫は賢い生き物。あとから来た赤ちゃんに嫉妬したのか、夜中に哺乳びんとミルクの置き場を荒らすようになった んです。ガラスの瓶が割れたら怖いし、何より不衛生なので厳重に管理するようになりました』(40代女性/猫の飼い主さん)
●(3)排泄物、抜け毛……衛生面にもご注意を
『出産後、上の子の希望でウサギを飼い始めましたが、ちょっと失敗でした。ウサギって犬や猫とちがい、トイレの躾がほとんどできないんですよ。
あちらこちらにコロコロうんちが大量に散らばって参っちゃいましたね。産後に飼い始めるなら、トイレの躾ができる動物にした方がいい ですよ』(20代男性/ウサギの飼い主さん)
『ママ友に、「赤ちゃんの服いつも犬の毛がついてるよ 、たまに顔にもついてるし、口に入りそうなときもあるよ」と指摘されてしまいました。それからはフローリングワイパーとカーペット用の粘着テープを駆使し、常に気をつけるようにしています』(30代女性/中型犬の飼い主さん)
ペットを飼っていれば避けて通れないのが、排泄物や抜け毛の問題です。赤ちゃんが生まれたら今まで以上に注意を払い、できる限り衛生的な環境を整えましょう。
●(4)赤ちゃんもペットも大事なわが子! まんべんなく目をかけて
これまで愛情を一身に受けてきたペットにとって、赤ちゃんの誕生は大事件です。
急に見向きもされなくなってしまうと、ストレスから体調不良をおこすことがあります。
『赤ちゃんにばかり注目が集まり、犬の相手が疎かになってしまった時期がありました。相当寂しかったんでしょうね、ストレスから脱毛を発症しちゃったんです 。
それからは、“妻は赤ちゃんの係、僕は犬の係”と担当を分け 、散歩の時間をじっくり取ったり、週末はドッグランに連れていったりと手厚くケアするようにしました』(30代男性/大型犬の飼い主さん)