リスクがあるのになぜ? 専業主婦になる道を選んだ女性たちの本音3選
【ママからのご相談】
結婚して2年目です。先日、子どもができていることがわかりました。育児休暇の取れる職場ではないですし、妊娠していても仕事が続けられるような部署に移動できる職場でもなく、退職しました。
そんな中“拾う神あり”で、妊娠をわかった上で声をかけてくれている会社があるのですが、就職するべきか否か、迷っています。家計に余裕はありませんが、切り詰めればどうにかできる見込みはあります。
出産・育児に専念したい気持ちもあるのですが、専業主婦になる勇気がわきません。専業主婦になると決められた皆様は、どのようにして決断できたのでしょうか。
●A. 専業主婦になった理由は人それぞれ。
誰もが悩んで決めるしかない!
こんにちは、佐原チハルです。
女性にとって、専業主婦になるか仕事を続けるかというのは大きな悩みどころですよね。
とくに非正規雇用の女性は、妊娠を機に退職せざるを得ない状況に追い込まれることも少なくないでしょう。かといって、専業主婦でやっていくには大きなリスクも伴います。
今回は、そうしたリスクがある中、専業主婦になることを決められた人たちの声を集めてみました。
●(1)昔から専業主婦になりたいと思っていたタイプ
『私は母親を尊敬しているのですが、その母は専業主婦でした。母のことは理想というか、目標にしている姿なので、当然自分も専業主婦になるもの だと昔から思っていました』(30代・2人の子どものママ)
“専業主婦になるための準備”として、結婚前までに多額の貯金をしておいたり、夫と家事・育児分担について話し合いを複数回設けたりもしたそうです。
また、『専業主婦っていうと“楽”とか“余裕があってうらやましい”という扱いをされることが多いし、もっとひどい言葉でバカにされることも少なくないけど、「うっせーよ!」って思います』という言葉が印象に残りました。
専業主婦でいるためには、本人の気持ちだけでなく、“努力”や”環境”、”運”が必要なのが現状です。また、働かないことで大きすぎる期待や要望を向けられることも少なくありません。
専業主婦に向けられるさまざまな抑圧、圧力はもっと小さくなるといいですね。
●(2)仕事の継続を選べなかったタイプ
『母親が専業主婦だったのですが、“自分で稼いでいない”というせいで、父親よりも低い立場の人間として生きてきた姿をずっと見て育ってきました 。