肩身が狭すぎ!? 高齢出産ママが悩む年の差ギャップ体験談3選
後から出産した若いママたちが元気いっぱいに歩き回り、母乳指導や沐浴指導を通じて仲良くなっていく様子を、ベッドの中から『たぶん、すごく恨めしそうな顔をしていたはず』と苦笑い。
病院のスタッフも、「高齢出産だもの。ゆっくり確実に回復させましょう」と言ってくれるものの、それがかえってつらかった そうです。
『最終的に、自分が高齢出産であることを認めて楽になった』というA子さんは、若いママたちに高齢出産のつらさを話して聞かせることで、同室ママたちの信頼を勝ち取り、『退院後も時々電話で相談に乗ってあげたのよ』と今度は誇らしげに笑っていました。
●公園デビューでつまずいて
公園デビューは、全ての初心者ママにとってちょっとしたイベントです。それが高齢ママだと、こんなギャップに悩まされることもあるようです。
46歳で第3子を出産したY子さんは、ある意味子育てのベテラン。年齢に応じた社会経験もあり、子育てに対して特に迷いや不安は感じていなかったそうです。
ただ、“公園デビュー”という言葉は知っていても、それほど重みのあるもの だとは思ってもみなかったのです。
ある日、近くの公園に足を向けたY子さんとお子さんは、3組の若いママ&子どもと知り合い、一緒に遊びました。
子どもたちはすぐに打ち解けて遊びはじめ、Y子さんも安心してベンチでママとのおしゃべりに混じりました。
ところが、SNSに載せた写真や子育て、ファッションなどの情報に話が移っていくと、「Facebookあります?」「いいえ」「なんだ、じゃあ無理ですね」「LINEは?」「あまり使っていないんです」「連絡もつけられないじゃないですか」。
そんな会話の繰り返しの結果、「あ~、やっぱり……話合わないみたいですね」と一人のママに言われ、あとは蚊帳の外。
『実のところ、Facebookはやっているし、LINEも使っているけれど、初対面の人にすぐ教えるものではないと思った』というY子さん。
年齢差が、SNSの使用頻度ではなく使い方にあらわれたわけです。
それ以来、公園に遊びに行っても特におしゃべりに混じろうとは思わなくなったとのこと。
『子どもの社会性は公園でなくても養えますから』というY子さんは、地域が主催する母子のためのイベントなどに積極的に参加しているそうです。●まとめとして
出産する年齢にルールはないので、ママたちの年の差は当たり前。