正直に言うべき!? 子どもに「サンタはいるか」と聞かれたときの対処法
こんにちは、佐藤理香です。
そろそろクリスマスの時期がやってきますね。子どもに純粋な気持ちを持ってほしいと願う親にとって、クリスマスは夢を与える大切なイベントです。
しかし、そんな親の気持ちとは裏腹に「ママはサンタさんなの?」「○○君がサンタはいないって言ってた」などと、子どもは園や学校でいろいろなことを聞いてきます。
そういうとき、対応に困るというパパママも少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもからサンタクロースの存在について聞かれたときの対応のヒントをご紹介します。
●子どもがサンタを信じなくなる瞬間
アクトインディが実施した『クリスマスに関する調査』によると、4歳~6歳の子どもは9割がサンタの存在を信じている ことがわかりました。一方で、10歳を過ぎるとその割合は3割に激減します。
・「友達が言ってた」
・「本当はママやパパがプレゼントを買ってるという場面をテレビでみた」
・「親が枕元にプレゼントを置くところを見た」
このようなことから、「サンタクロースは本当にいるのだろうか?」と子どもが疑問をもつことが多いようです。
物心がついて言葉が達者になる幼児期は、疑問をもったら親に聞いてくるようになります。子どもへの対応は、家庭によって異なるようです。
●(1)サンタクロースは存在しないと伝える
子どもが疑問をもって聞いてきたら、「実は、サンタクロースはいないんだよ」と正直に伝えるパターンです。
前提として、子どもがサンタの存在に強い疑問をもっていたり、理屈っぽく存在を否定しているなど、存在すると言っても信じてもらえないケースが多いのかもしれません。
これまでのことも含めて正直に話して、素直に謝るという家族もあります 。
いずれにしても、サンタクロースが存在しないと伝える場合は、それまでは“存在する”としていた過去があるので、言葉を補足するといいかもしれませんね。
「小さい子どものときにしか味わえないワクワクを感じて欲しかった」「パパもママも、昔はサンタからプレゼントをもらえると楽しみにしていた良い思い出がある。
同じ思い出を残してあげたかった」など。
子どもを思って、ステキな思い出をつくりたかった という理由を添えてあげれば、より子どもに響くと思います。●(2)サンタクロースは存在すると伝える
これまでサンタの存在を信じてきた子どもの気持ちをくみとり、サンタクロースは存在すると突き通すパターンです。