家族でエンジョイ! お正月に欠かせない物事の意味と楽しみ方
こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。
今回は、お正月が近いということで、それに関係する物事の意味を知っていただき、それらを家族一緒に楽しんでいただこうと思い、提案させていただきました。
古き良き時代の行事は、いつまで経っても色あせないものです。堅苦しいと考えずに良いところだけを取り入れたら、いつもと違ったお正月が過ごせるのではないでしょうか。
●注連飾り(しめかざり)
昔は、注連縄を神棚や玄関などに飾り、年神様を迎え入れるために行ったとされるものです。
現代では、昆布や水引、海老や橙といった縁起物を飾った注連飾りが主流です。
マンションやアパートでも簡単に設置できるという利点が世に合い、広まりました。
注連飾りは、28日までに飾ります 。29日は、「苦をつく・苦立て」といって縁起が良くないとされており、大晦日は「一夜限り」といって避ける風習があるからです。
●家族での楽しみ方
注連飾りは、玄関に飾りますね。無事故を祈るために車につけることもできます。その際に注連飾りを簡略した“輪飾り”を用いることも多いようです。
しかも輪飾りは、どこに飾ってもいいものです。子ども部屋用は、子どもたちと一緒に作って飾る と、オリジナリティーが出ますし、行事に参加する楽しさを味わうこともできます。
●おせち料理
おせちとは、「御節」と書きます。
元は「御節供」と言い、節句の節日に神様に捧げる供物全体を意味します。
後に、節句の中でも重要な節日である「お正月」の料理に対してその名が残ったのではないかと言われています。
おせち料理は、奇数で料理を詰めていくのが習わしです(三段のお重・5品や7品詰めるなど)。
詰める料理も繁栄や無病息災を願う料理を入れます。たとえば、次のようなものがあります。
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・黒豆:まめに元気(健康)
・数の子:子孫繁栄
・田作り:豊作
・昆布巻き:喜ぶ
・紅白なます:紅白の水引
・きんとん:黄金色の小判
(出典:『non・no生活基本大百科』集英社発行)
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●家族での楽しみ方
奇数で詰めることはそのままにして、家族の好きなものを詰める ようにしてもいいのではないでしょうか。ローストビーフや海老の焼き物を入れるなど、家族が好きなおかず(伊達巻きやかまぼこの他に肉料理中心など)