世間では賛否両論? 子どもを0歳から保育園に入れるメリット5つ
こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。
子どもを保育園へ入園させるかどうか、そこには家庭ごとの“理由”があるものです。
ただ、生まれて数か月以内の0歳児を保育園に預けることに関しては、世間で多くの賛否両論が交わされています。
ここでは、どちらかというと「何も生まれてすぐに預けなくても……」という声が多い0歳の保育園入園について、実際に0歳のわが子を保育園に通わせている、または通わせたことのあるママ4人にうかがった「メリット」をご紹介します。
●(1)親の自由時間が増える
インタビューした4人ともが何らかの形で認めたのが、「親の自由時間が増える」というメリットです。
2歳の女の子を生後3か月から保育園に預けているというTさんは、『産後3か月で職場復帰できたのは、保育園のおかげ』と言います。
10か月の男の子を保育園に通わせているというNさんは、出産を機に仕事を辞めたものの、ステップアップを狙って産後半年で資格取得のための勉強を始める予定だったため、『0歳保育があって本当に助かった』そうです。
他の2人のママも同じように、外で働く、または習い事に通う時間など、自由に使える時間が持てた ことをメリットにあげました。
●(2)子育てを助けてくれる存在
7歳の女の子のママUさんは専業主婦でしたが、娘さんを0歳から幼稚園入園まで保育園に預けたそうです。
その理由を尋ねると、『子育てに自信がなかったから』との答えが返ってきました。
自身が一人っ子、両親とは離れて暮らし、ご主人は出張の多い職業というUさんは、子どもと二人きりでいる時間の長さと孤独感に、生後3か月ごろにはもうノイローゼ気味だったそうです。
『相談相手を探していたときに、保育園の体験入園会に行ったら、保育士さんが何人もの0歳~4歳の子どもたちの相手を上手にこなしているのを見て、「これだ!」と思ったの』
Uさんの場合は、子育てを完全に任せてしまうわけではなく、数時間や半日保育で預けながら、プロの保育士に育児の相談ができた ことが一番のメリットだったというわけです。
●(3)一日のリズムが整いやすい
Uさんはさらに、子どもと二人でいると、お互いの都合で一日のペースがバラバラになり、夜中に起きだした娘の相手をして昼夜が逆転してしまうこともあったと話してくれました。『保育園に入れることで、起きる時間、食べる時間、寝る時間が自然と固定して、イライラが減ったのも、大きなメリットだった』と言います。