3歳は遅い? わが子にベビーカーを“卒業”させるタイミングとコツ
なかなか歩きたがらない“慎重派”のお子さんを育てたママたちは、ベビーカーを卒業させるためにどのような工夫をしたのでしょうか。
『大好きなキャラクターの靴をはかせました 。「一緒に歩こうって言ってるよ〜」と声をかけると、しだいに歩くようになってくれました』(30代女性/5歳男の子のママ)
『ままごと人形と、お人形が乗るベビーカーのセットを買ってあげました。「これからは、あなたがベビーカーを押す番なんだよ」と言うと、嬉しかったようで卒業できました』(30代女性/5歳女の子のママ)
『お散歩コースの途中で、公園や水あそび場、ジュース屋さんなどいくつかの“ごほうびポイント ”を設定しました。
頑張って歩けば、途中の“ごほうびポイント”で遊べたりジュースを買ってもらえたりする。ベビーカーに乗ってしまったら、“ごほうびポイント”はスルーして帰宅する。
このようにプラスの条件付けをしていくことで、「歩くといいことがある」と学ばせました』(40代女性/小学生女の子のママ)
中にはこんなエピソードも。
『下の子が生まれたら、赤ちゃん返りしてベビーカーに乘りたがるようになってしまいました。
困って幼稚園の先生に相談したところ、「満足するまで乗せれば、ちゃんと自分で納得して手放しますよ」とのこと。
言われたとおりにしていたところ、半年くらいしてあっさりと「もう乗らない」と手放しました。最終的には子ども自身が決めること なんじゃないかな』(30代女性/小学生男の子のママ)
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渦中にいるときはなかなか気づきませんが、長い育児生活の中でベビーカーを使えるのはとても短いあいだだけ。
煩わしいことが多く、人目も気になるベビーカーですが、振り返れば懐かしいものなのです。
実際、卒業後もなかなか手放すことができず、ベランダやガレージにそっと眠り続けている……という話もたくさん聞くことができました。
ベビーカーは、かわいい時代の思い出がたくさん詰まっている宝物なんですよね。
●文/パピマミ編集部
●モデル/倉本麻貴(和くん)