【映画『恋妻家宮本』×日本パパ料理協会】「妻に恋する男たち」最終回 ~実証済み! 妻が喜ぶ“恋妻家料理”レシピ~
当時、妊娠中で苦労が絶えなかった妻のために五十嵐パパは一念発起します。
もともと料理は好きだった五十嵐パパですが、そのときばかりは最高のものを食べてもらいたいと、わざわざ築地まで行って食材を選んだそうです。
作ったのは“お雑煮”。シンプルな一品ではありますが、そこには五十嵐パパの愛情が詰まっていました。
関東出身の五十嵐パパは、それまでお雑煮を作るときはカツオだしをひいていたのですが、関西出身の妻を喜ばせようと、昆布だしにチェンジ!
慣れないながらも築地で買ったいい昆布で丁寧にダシをひき、妊娠中の妻を思い、優しいお雑煮を仕上げたのです。
事前に予告されていなかった妻はもちろん喜んで完食。懐かしい味を存分に楽しんでくれたそうです。
<五十嵐パパ流・関西風雑煮のレシピ>
【食材】
・水
・カマボコ
・こんにゃく
・大根
・ごぼう
・新巻鮭(あらまきじゃけ)
・いくら
・お餅
【調味料】
・だし用昆布1枚
・みりん
・醤油
・料理酒
【手順】
1.昆布でダシをひく
2.食材をカット
カマボコは角切り。
こんにゃく、大根は細く板状に切る。新巻鮭もサイコロ状に切る。ごぼうは笹がき。
3.だし汁にカットした食材を投入
しばらく煮たら、みりんと醤油を1対1の割合で入れて、料理酒大さじ4杯を入れ、またしばらく煮る。
4.最後にふかしたお餅を入れていくらをのせて完成
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食材的には五十嵐パパが食べ慣れたものだったそうですが、ダシを変えることで恋妻家料理に。
それまでは主にカレーやシチューを作っていたという五十嵐パパの思いがあふれるこの逸品は、言うなれば“恋妻雑煮”だったのでしょう。
●結婚のきっかけを作ったアクアパッツァ~勝間パパの場合〜
勝間パパは、結婚から4年経った今でもことあるごとに妻からある料理をリクエストされるそうです。
その料理は“アクアパッツァ”。
実はこの料理には二人の思い出が詰まっているのです。
勝間パパが初めて妻に“アクアパッツァ”を作ったのは、結婚する前、まだ付き合い始めたばかりのころでした。その当時は言い合いになることも多く、よくケンカをしていた二人。
あるとき、ケンカをしてお互い連絡を取らない期間がしばらく続き、「もう終わりかなぁ〜」なんて思っていたタイミングで妻から勝間パパに「ご飯作ってうちで食べませんか?」というメッセージが届きました。