半数が間違えてる? チャイルドシートの正しい選び方&取り付け方
購入したチャイルドシートが必ずマイカーに取り付けられるとはかぎりません。
チャイルドシートメーカーが出している適合表を確認したり、お店で実際に確認したりしてから購入しましょう。
●知らない人は要チェック! 『ISO‐FIX(アイソフィックス』
「アイソフィックス?上の子のときには聞いたこともない」という方もいらっしゃると思います。
チャイルドシートは、ママ一人の力では取り付けるのが大変!という方が多いのではないでしょうか。
従来のチャイルドシートは、自動車のシートベルトを使用して座席に固定する方法でした。
そのため、力が必要で、しかも取り付けが複雑であるためミスユース(誤使用)が頻発していました。
現に、警視庁と日本自動車連盟(JAF)の調査によると、54.5%の人がチャイルドシートを正しく取り付けられていませんでした(チャイルドシート使用状況全国調査・2015年)。
そこで、今後、活躍が期待されるのが『ISO‐FIX(共通取付具)』です。
ISO‐FIXは、車の座席に取り付けられているISOバーに、チャイルドシート側のコネクターを接続させるものです。取り付けが簡単で、ミスユースが少ない とされています。
2012年7月以降に発売された乗用車(乗車定員10人未満)にはISO‐FIXが装備されています。この時期以降に自動車を購入された方は、ぜひ、検討したいアイテムですね。
●チャイルドシートの取り付け方・使用のポイント
ISO‐FIX対応チャイルドシートではない方はもちろんですが、「うちはISO‐FIX!」という方もベルトの状態や買い替え時期など、気を付けなければならない点がいくつかあります。
まずは、いずれのタイプのものも、後部座席に取り付けましょう。交通事故のとき、エアバッグが開くと非常に危険です。
特に、乳児用(後ろ向き)のものについては、必ず後部座席に取り付けましょう。
そして、取扱説明書に従い、力を加えても動かないように(目安は3cm以内 )しっかりと固定しましょう。
●乳児用のポイント
●>(1)背もたれが45度になっているか(後ろ向きタイプ)
体のつくりが未発達な赤ちゃんを衝撃から守るための黄金角度です。
●>(2)腰ベルト
腰ベルトとは、車のシートベルトの腰にかかる部分です。これが、たるまないようにしましょう!
●>(3)