子育て情報『全体練習前の個人プログラムでケガ予防、プレミアリーグのクラブが実践する個々に合わせた外傷予防策とは』

2020年8月18日 13:45

全体練習前の個人プログラムでケガ予防、プレミアリーグのクラブが実践する個々に合わせた外傷予防策とは

というのも、再開後はフィジカルレベルを戻すために多くのサーキットトレーニングや非対人トレーニングを取り入れていたため、ウォームアップがメインセッションの一部に付け足されたというイメージです。

ウォームアップからサーキットトレーニングまでずっと対人トレーニングが入らなければ選手にとって刺激が足りず、ただ練習時間を延ばすだけのためになってしまいますからね。

従って、やっていること(ウォームアップ内容)自体には大きな変化はなく、時間が短くなったということくらいでしょうか。

――チーム再始動後の選手たちの様子はどうでしたか?

プレーヤーたちはもちろん新型コロナウイルスを意識しているし、それがもたらすものも認識していますが、とにかく早くプレーを再開したい、自分たちの生活を元のものに戻したいと強く願っていました。

以前の彼らはフットボールにコントロールされた環境の中で生活してきました。決められた時間に食事をし、決められた時間に休息していました。それが突然、彼らのルーティーンが取り上げられてしまったのです。もちろんサッカー選手に限らず、多くの人が同じような状況でしょうが、サッカー選手にとっては、それはかなり難しいことです。


明らかに普段よりも家で過ごす時間が長かったですが、その期間を楽しめた人もいれば、難しいと感じた人もいました。誰もが同じような経験をしていると思いますが、とにかく全員プレーできることを楽しみにしていました。

■子どもがケガをした時親が知っておくべきこと

――最後の質問です。U-13の選手がケガをした際に、親が家で選手をサポートするために何かできることはあると思いますか?

その質問はアカデミーレベルの視点で聞いているのか、グラスルーツ的な視点で聞いているのかどちらですか?

――主にグラスルーツ的な視点で聞いています。

難しいですね。はっきり言って専門家の診断次第で、どの様なケガなのか分かっているのであれば、与えられたリハビリプログラムに沿って子どもを(リハビリする上で)サポートしてあげることが重要です。診断されていない場合は、サポートする上で非常に難しいです。 言えることとしては、筋肉の損傷であれば、アイシングをしてあげること、あとは十分に休ませてあげる必要があります。
その後に、ケガをして使わなかった期間に強張ってしまった筋肉をストレッチさせ始める必要があります。

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