子育て情報『6歳までに脳の神経系発達は90%に!? サッカーの時間にできる未就学児におすすめの脳を発達させるメニューはある?』

6歳までに脳の神経系発達は90%に!? サッカーの時間にできる未就学児におすすめの脳を発達させるメニューはある?

足がクロスするような動きの入ったものも3年生くらいからやるといいでしょう。

■遊びの要素はとても重要、「我慢」ではなく楽しくて続けられることを意識して

「遊びの要素」はとても重要です。大阪教育大学の先生で「子どもの遊び」の研究をされていた方が、子どもが本当に楽しいと感じたものはいつまででもやると言われていました。ノコギリで丸太を切ることにハマってしまった子どもは、30分くらい一心不乱で切り続けます。幼児の集中力は、興味関心と関連があります。楽しくなれば、ずっとやります。大人は、小さい子はすぐ飽きてしまうと思いがちですが、彼らは集中力がないわけではありません。

日本人の「集中力をあげる」というイメージですぐに浮かぶのは「我慢・忍耐力・根性」です。
ここを改めなくてはいけません。子どもは楽しいものを提供すれば喜んで取り組みます。

サッカーも、最初に一番楽しいはずの「試合」から入らないから、そんなことが起きるのだと思います。多少気が弱いとか、相手とぶつかりそうになったらやめるといった傾向があっても、試合はこんなことなんだよ、ボールの取りあいがあって、点が入るとうれしいよね、ということが伝えられたら子どもは変わっていきます。

その点で、年齢が下がれば下がるほど、すべてが楽しいものになっている必要があります。指導者も同様の対象です。「あのコーチとやるのは楽しい」という評価が、コーチのありかたにつながってほしいと思います。ところが実際は「楽しい」よりも「勝たせてくれるかどうか」みたいなことがコーチの評価になりがちです。


「積極的にやれ」「逃げるな!」と叱ったりする場面を見ることはまだ多いです。しかしながら、子どもにはそういう面があることを理解しておいてほしいのです。「いま、逃げなかったらどうなると思う?」と問いかけて、解決の方法を子どもと一緒に見つけ出すことが求められます。

■「無理しなくていいよ」と言ってあげることが大事

6歳までに脳の神経系発達は90%に!? サッカーの時間にできる未就学児におすすめの脳を発達させるメニューはある?
(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)

じゃあ、どんな練習だったら、怖くないかな?こんなふうに一度やってみる?と、少し強度を下げたり、違う形でやるメニューを提供してみることで、子どもたちは克服できる。3年生、4年生になって、子どもがぐっと変わったりしませんか?そこまで待ってあげましょう。この子は弱気だと決めつけたり、無理やりやらせる必要はありません。

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