子育て情報『新型コロナだけじゃない! 風邪、インフルなど感染症から子どもを守るためにの正しい感染症対策 -日常生活編-』

新型コロナだけじゃない! 風邪、インフルなど感染症から子どもを守るためにの正しい感染症対策 -日常生活編-

新型コロナウイルスの感染予防で、マスクや手洗い、手指消毒などが当たり前になっていますが、人に感染するウィルスは新型コロナウイルスだけではありません。

今回は、国立スポーツ科学センター(JISS)の医師・医学博士で、JFA医学委員会メンバーでもある土肥美智子先生に、ウイルスの予防として日常で気を付けることを伺いました。

正しい感染症対策を学ぶとともに、健やかなサッカーライフを送るための参考にしてみてください。
(取材・文:鈴木智之)

目次

・感染症には常に注意を
・マスクの着用を忘れずに
・手洗い、手指消毒をこまめにしよう
・食事中はなるべく話さず、食べ終えてから話そう
・歯磨きは個別に。歯ブラシを置きっぱなしにしない
・よく寝て、よく食べよう


新型コロナだけじゃない! 風邪、インフルなど感染症から子どもを守るためにの正しい感染症対策 -日常生活編-


■感染症には常に注意を

感染症は新型コロナウイルスだけではありません。インフルエンザや風邪なども、人から人へと感染していくものです。今回流行しているのはコロナウイルスですが、スポーツ医学では、感染症対策は常に行うものと考えています。 急性疾患、いわゆる感染症はコンディションに影響します。日々の生活や合宿、大会に行った時などに、ウイルスや細菌などを他人に感染させないことは、コロナに関わらず意識しておきたいことです。


■マスクの着用を忘れずに

新型コロナウイルスは飛沫感染すると考えられているので、マスクの着用がとても重要なものになります。人と話をした時に、口からの飛沫が相手の目や鼻、口に直接入ったり、手や指に飛沫がついた状態で目、口、鼻に触れることで、感染する可能性が高くなります。あるいは飛沫がテーブルの上に付着したり、パソコンのキーボードやスマートフォンなどにつき、それを他の人が触ってしまうケースも考えられます。飛沫を防ぐために、会話をするときは必ずマスクをしましょう。


■手洗い、手指消毒をこまめにしよう

新型コロナウイルスは目、口、鼻など、顔の粘膜部分から体内に侵入し、感染することが明らかになっています。そこで大切なのが手洗い、手指の消毒です。もし手にウイルスがついたとしても、その手を顔に持って行く前に消毒をし、ウイルスをなくすことができれば、感染する可能性は減少します。手洗いをすることで、汚れもウイルスも落ちます。ウイルスをやっつけるために、石鹸をつけて30秒ほどしっかりと洗いましょう。

新型コロナだけじゃない! 風邪、インフルなど感染症から子どもを守るためにの正しい感染症対策 -日常生活編-


■食事中はなるべく話さず、食べ終えてから話そう

新型コロナウイルスは、飲食の場面で感染しやすいことが明らかになっています。食事中は会話を控え、食べるときは黙って食べる。そして食べ終わったら、マスクをして距離をとり、控え目に会話をすることを心がけましょう。

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