止める、蹴る、運ぶを向上させながら中学以降で活かせる指導。子ども本来の姿と「サッカーを楽しむ」を大事にするYF NARATESOROの指導哲学
当然、ジュニア年代で壁にぶつかったりと挫折することもあると思いますが、早いうちに挫折を経験した選手は立ち上がるのも早いと思います。ジュニアユースに行って頭打ちになったとしても、そこでめげない選手になってもらいたいです。
それは進路選びも同じで、Jクラブの育成組織に行っても思うように結果が出ない選手もいますし、反対にJクラブに行けなくても中学時代に頑張って、高校になるときに、Jクラブに行った子以上の評価を受ける子もいます。
それはユース年代でも同じことなので、サッカーに向き合って努力する姿勢は大事にしてほしいなと思います。
■選手たちは大会が進むにつれ声が出せるようになった
選手のみなさんにも、試合の感想をうかがいました。
後半のプレーが良かったと振り返った竹添大祐くん(中央)(C)新井賢一
背番号5番DF・竹添大祐(たけぞえだいち)
――試合を振り返って、感想をお願いします。
竹添最初に1点決められてしまって、ピンチだったんですけど、後半にクロスからシュートを決めて取り返したので良かったです。
――自身のプレーはどうでしたか?
竹添後半のクロスは良かったけど、前半はそこまで上がれませんでした。後半のプレーは良かったと思います。
個人としての成長だけでなく、チームとしての成長も教えてくれた大田琉維くん(C)新井賢一
背番号9番FW・大田琉維(おおたるい)
――この大会で成長したなと思えるところは?
大田チームで成長したのは、失点しても取り返せるようになったこと。個人では、点が取れるようになったことです。今大会は5点取りました。得意な形はクロスから、ワンタッチ、ツータッチで決めることです。
――好きな選手は?
大田ハーランドです。ゴリゴリのところが好きです。
大会を通じてチームとして声が出るようになったことが成長と語ってくれた金子卓豊くん(C)新井賢一
背番号3番DF・金子卓豊(かねこたくと)
――今大会で成長したところは?
金子大会が始まるまでは、チームとしても自分としても声があまりなかったけど、大会が始まってからは声が出るようになったので、成長したと思います。
――チームの良いところは?
金子個性豊かな人たちがいて、明るいところです。
仲嶋大翔くんはチームの良さを教えてくれました(C)新井賢一
背番号14番FW・仲嶋大翔(なかじまはると)