2022年10月3日 20:00
「チームを引っ張っていくんだという意欲が出た」低学年でも3日間で自分に自信がついて、積極的になれたサカイクキャンプの魅力
「サッカーのキャンプには興味があるけれど、まだ低学年の子には早いかな」「キャンプに行って子どもが成長するってどういうこと?」と、キャンプに参加することを躊躇している方も多いと思います。
この夏のサカイクキャンプに参加してくれた矢藤さん親子の生の声を通して、そんな疑問にお答えします。
(取材・文:前田陽子)
サカイクキャンプでトレーニングに励む正太郎くん
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■低学年でも親元を離れて過ごせる
今回サカイクキャンプに参加した矢藤正太郎くんは小学2年生。これまでに近くのいとこの家に泊まりに行ったことはありますが、それ以外で親元を離れての泊まりの経験はありませんでした。
「人見知りもなく、初めての人ともコミュニケーションはとれるタイプだと思っていたので、サカイクキャンプに行かせる上であまり心配はありませんでした」とお父さん。参加することについては何度も本人に確認して、親子ともに納得して送り出しました。
正太郎くんも「サッカーとかスポーツのキャンプに行ったことがなかったから、行きたいと思った」と自分の意志で行くことを決めたそう。
集合場所へはお母さんが送って行ったそうですが、バスの待合場所のかなり手前で「もういいよ」と行ってしまったそう。
小2という年齢を考えると、正太郎くんはとてもしっかりしているようです。
コーチたちによると、子どもたちの中には親御さんと離れたことがさみしくて、最初の夜に泣いてしまう子もいるそうですが、ほとんどの子が翌日からはケロッとしているとコーチたちは言います。そんな経験も子どもの成長につながるのです。
■帰ったときの「楽しかった」の笑顔が充実した時間の証
正太郎くんのサカイクキャンプの感想は「楽しかった」。サッカーの基礎から教えてもらい、練習の時間が楽しくて、参加する前よりキック力が上がり、ボールが飛ぶようになったそう。
お父さんは正太郎くんの「楽しかった」の感想を聞いて、サカイクキャンプに参加させて良かったと感じました。まだ小学2年の正太郎くんには、キャンプの様子や感じたことをうまく言葉にして説明することは難しいところ。「キャンプも楽しかった、練習も楽しかった。
いろいろな経験をしたことがこの一言からわかりました。本当にいい夏休みになりました」