「他者を感じ、強みを伸ばす貴重なきっかけに」 サッカー以外も身につけるキャンプに保護者が魅力を感じた理由
と即答。
<5つのライフスキル>
考える力
リーダーシップ
感謝の心
チャレンジ
コミュニケーション
「今まで僕がサッカーをするために母ちゃんがやってくれていたことは普通だと思ってたけれど、そうじゃなかった」と知ることができ、道具が揃っているのも当たり前のことじゃなく、家族やコーチに感謝しなくちゃダメだと思ったと言います。
ご自宅でメグル君がご両親に感謝の言葉をかけることはあまりないそうですが、感謝してくれるようになったことは、接する時の態度から感じられるようになったとお母さん。親からではなく、第3者から伝えられることで、難しい年頃にさしかかっている子どもでも素直に受け入れられたのではと分析しています。
時代の変化やコロナ禍もあり、今は「他者を感じること」が昔より難しくなっていると柏瀬コーチは考えています。サッカーを通じて、チームメイトや家族、指導者など関わってくれる"他者"への気づきや優しさを育むことができるのも、サッカーの醍醐味ではないでしょうか。
■2回目の参加は本人も家族も熱望!
サカイクキャンプで仲間と喜び合うメグルくん
初参加を経て大きく成長したメグル君が2回目に参加したのは今年の夏。リピートの理由は、本人が「また行きたい」と強く希望したことが第一ですが、小学2年生の弟のノゾム君を兄と共に参加させてあげたいという家族の思いもあったそうです。
幼いことと、性格的に親と離れて3日間過ごすのはまだ心配なノゾム君でしたが、頼れるお兄ちゃんのメグルとだったら安心して行かせられると考えました。
そうでなくても、2回目には2回目の参加メリットがたくさん。メグル君は「2回目は、1回目に注意されたことに気をつけながら生活したり、学んだことを復習できた」と話してくれました。経験者として、よりリーダーシップを発揮できるシーンも多数あったことも、彼の自信につながったはずです。
■参加を迷う子へのアドバイス「絶対楽しいから参加して!ごはんも美味しい」
最後に、参加検討中の親子に二人からメッセージをいただきました。
「迷うなら参加した方がいい!ダメなら2回目は行かなきゃいいだけ。でもきっと2回目も行きたくなるはずだけど。仲間が全国にたくさんできるし、一緒に食べるごはんはとっても美味しいよ。
サッカーだけじゃなくて、生活面での振り返りの時間もたくさんあって、パワーアップして帰れるよ」