子育て情報『5年生より弱い6年生。6年だけで戦うか、実力主義でいくのか迷います問題』

5年生より弱い6年生。6年だけで戦うか、実力主義でいくのか迷います問題

(保護者が色々と訴えても変わらなかったようです)

今の監督に変わってからもの凄く情熱的に、時に厳しく時に優しく育てて貰っているのですが、なんせいきなり実力主義に変わったので正直子ども達に酷な気がしております。

ただみんな練習がキツイやら長いやら文句は言ってますが、基本的には楽しんでいるようです。

とりとめのない相談になってしまいましたが、これから保護者としてどう考えると良いのかアドバイス頂けると幸いです。

<島沢さんからの回答>

ご相談いただき、ありがとうございます。

お気持ちを率直につづっていただけているようです。

勝つ喜びも味わわせたいけれど、6年生全員で試合をさせてあげたい。そんな親心が文面から伝わってきます。

しかしながら、愛情にあふれた親心の表現方法を間違えてしまうと、子どもにとって良くない結果につながりかねません。
指導者が交替するなど環境が変わるなか、息子さんを含めチームメイトたちはそこに対応しようとしています。

そのそばでお母さんがさまざま意見を言ったり、考えたり、動くことがプラスになるのかどうか。その一点を考えてみましょう。

■あなたが焦ってもチームの状況は変わらない

そこで私から、いくつかの「そもそも論」をお話させてください。

チームがどんなメンバーでどう戦うのかといったことを考えるのは、指導者とプレーする選手たちです。負けが続いて焦っているとのことですが、お母さんが焦ったとて状況は変わりません。

いくら子どもを預けている保護者だからといって、このメンバーでこう戦ってくださいと指導陣に意見もできないでしょう。つまり、「そもそも」親の出る幕ではないのです。


無論、コーチの指導に暴力性があったり、それが原因で子どもの心身に支障をきたしたりしているのなら、親として抗議するのは当然ですし話し合いが必要でしょう。

しかし、ご相談文からはそこまでの緊急性は感じ取れません。しかも子どもたちはサッカーを楽しんでいるようだと書かれています。ここは静かに見守ってあげればいいと思います。

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■思い出作りと勝てるチーム、どちらかに絞るものではない

次に「このまま思い出を作るのにサッカーをするのか? 勝てるチームを目指すのか?」とありますが、そもそもどちらかに絞るものではありません。

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