登下校時の児童の安全を確保するべく、住んでいる地域を班に分け、集団登下校を行う学校があります。小学生の子供2人を育てる、グラハム子(@gura_hamuco)さんは、ある日集団登下校の見守り活動に参加していました。当時、小学1年生の娘さんの班を見送った時、小学6年生の男子がグラハム子さんの前を通ったといいます。「おはよう」と声をかけたグラハム子さんに対し、恥ずかしいのか、小さな声で素っ気なく挨拶をした男子。しかし、重そうな荷物を持つグラハム子さんの娘さんには、高い声で「大丈夫?荷物を持ってあげるよ」と話しかけてくれたのです!「1年生にはそんな声を出しちゃうんだ?」と、6年生男子の優しい言動に、思わずときめいたグラハム子さん。一連の出来事を漫画にし、Xに投稿すると、「典型的なシャイで優しい男の子!」「分かるよ~!恥ずかしい年頃だよね」「これはニヤニヤしてしまう」と、多くの人から共感を集めました。子供たちの何気ないやり取りは、時に大人の心を温めてくれるものかもしれませんね。grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2024年07月27日未就学児や1年生から始めた子もいれば、4年生からサッカーを始めた子もいるチーム。技術差があるけど一緒に練習しても大丈夫?レベル差で分けて、基礎から教えたほうがいいの?という質問をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上のあらゆる年代の子どもたちを指導してきた池上正さんが、レベル差のあるチームでみんながうまくなる方法を、具体的な練習メニューとともにお伝えします。(取材・文島沢優子)親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ケンカやいさかいが絶えないチーム、真面目な子に迷惑がかかるから解決したいけど、どうすればいい?<お父さんコーチからの質問>初めまして。今年の2月からサッカーの指導者(見習い)をはじめた者です。(指導年代:U-10)同じような質問がこれまでもあったと思いますが、改めて教えて欲しいです。1年生からサッカーをしている子と4年生から始めた子では実力差があるのですが、どういう練習方法がいいですか?練習でサッカー経験の長い子と短い子を混ぜてもよいものですか?レベル別にグループ分けをして、歴の短い子たちに基礎から教えた方が良いのでしょうか?また個人によりやる気の差があるのですが、小学生のやる気を上げられる練習方法もお願いします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。皆さんがおっしゃるところの「実力差」は主に止める蹴るという足元の技術かと思われます。でも、私はその技術のあるなしにかかわらず、戦術的な練習をしてもらいます。講習会などで「技術がないのにそんな練習をしていいの?」といった意見は多く聞かれます。よって、そこに来た子どもたちに「今から試合するよ」と言うと「え?試合するの?」と不思議そうな顔をします。■技術=止める、蹴るだけではないサッカーの成り立ちを理解させる練習をして対面パスをしたり、コーンドリブルをして足元がうまくならないと試合をしてはいけないと思い込んでいるようにも見えます。大人から「うまくなるためには練習しろ」と言われるので、そのためには止める・蹴るができないといけない。技術をそんなふうにとらえているようです。どうかそのような考え方をやめてください。低学年からでもサッカーの成り立ちを理解するために、ゲームや2対1などオープンスキルの練習をたくさんやらせてください。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■仲間に「教える」というのも学びになる初心者の子どもには、先にサッカーを始めていてある程度できる子たちが教えてあげればいいのです。うまくいかない仲間をどう助けるか。そんなことを考えて工夫するのも大きな学びになります。例えば、初心者の子がボールを止められなかったら、ミスしたその子を責めるのではなく、パスしたほうの子にも「名前を呼んだり、パスするよって言ってあげるとやりやすくなるね」と大人がアドバイスしてください。また、4年生くらいならばレベル分けせずにやったほうがいいでしょう。5年生ならば高学年とやることもあるので、時には分けてやる必要はあるかもしれません。いずれにしても、子どもたち個々のプライドもあるのでそこを考慮して大人は動きましょう。■楽しくなることが最優先!トレーニング中の様子をよく観察しようモチベーションアップについては、最初は外発的な動機付けからスタートしてもいいでしょう。楽しくなることを最優先します。提案したトレーニングが楽しそうかどうかをよく観察してください。そして楽しくなるのはどうしたらいいか?を考え続けることです。とはいえ、どの子でも楽しめる万能な練習はありません。ほとんどの場合、その練習がはまる子、はまらない子に分かれます。はまるトレーニングが多くなっていくと、「やりたくない」という子は減ります。半分以上の子が楽しんでくれれば、最初はそうでもなかった子どもたちもつられて一緒にやるようになります。■考案した練習メニューがはまらないときには......それでも、そうじゃない子は出てくるので、そういった子どもとどう向き合うかが課題になります。まずはそういう子たちに気づいてあげましょう。コーチが「あまり楽しくないかな?じゃあ、メニューちょっと変えてみよう」とか「やり方をもう少しやさしくするね」と提案してください。そうすることで「コーチは自分を見てくれている」という信頼感にもつながります。■全員が参加できて楽しめる、結果的に上達する練習メニュー例その逆で、練習がうまくいかなかったり、子どもが楽しめず集中できないと「やる気がない!」などと子どものせいにする指導者は少なくありません。どうかベクトルを自分に向けて工夫してください。工夫のひとつは、勝ち負けがあるメニューにして、そこにペナルティをつけることです。例えばあとで入ってきた子どもたちがシュートを入れると10点にする。あるいは、その子たちからパスをもらってゴールを決めたら10点にする。遅れて入ったためまだ力が追い付いていない子どもたちを主役にします。そうすれば孤立することなく、一緒に楽しめます。パスがたくさん集まるため、そういった子どもたちの練習になり結果的に上達します。このように、あるルールでやったとき、子たちがどう考えてくるか。そこを観察します。じゃあ次はこんなふうにしてみるけど、どうかな?と、子どもたちに提案し意見を聞きます。より全員が参加できて、全員がより楽しくなるかたちを追求するのです。■日本サッカー協会が伝えている「練習のオーガナイズ」とは以前、小学校の巡回指導の際にサッカー経験のある男子はゴールしても0点で、サッカー経験のない女子が決めたら2点という設定にしました。すると得点にならないのに、サッカークラブに通っている子どもたちが終始自分たちだけでサッカーをし続けました。他の子どもはほぼコートに立っているだけでした。そんなときは、さらにまたルールを変えます。「じゃあ、次はこんなルールにしたら君達はどう考えますか?」と問いかけます。若干ストレートな表現になりますが、子どもたちを困らせるような提案をする。それが、サッカー協会が皆さんに伝えている「練習のオーガナイズ」です。私の練習を見に来られた方々が「めちゃめちゃカオスな時間ですね」と感想を述べられます。何が起きてるかわからない。でも、確実にサッカーをしている、と。とはいえ、そもそもサッカーの試合はカオスになります。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■中学生でも鳥かごでダイレクトの指示が入ると動き方がわからなくなる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)先日、私が指導する中学生に5対2の鳥かごをしてもらいました。5人は移動しながら、動きながらパスを回してもらいます。途中で私が「はい、ダイレクトで回して」と伝えると、全くできなくなりました。集めて「どうしましたか?」と聞いたら、「難しい」と首をひねっています。5人が動くから、ごちゃごちゃになって「どこに行けばいいかわからない」と言います。そこで、「相手が上手くもらえるところを探してみよう」と伝えました。もうひとつ「最初からできなくて当たり前だから。できなくていいんだよ。こんなときどうしようかなって考えることが一番大切なんだよ」と伝えました。考えてやってみたけどうまくいかなかった。相手に何度も取られる。でも、そこで投げ出さず、失敗を繰り返さなくてはうまくならないのです。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2024年07月26日5年生より弱い6年生。前の監督がこの子たちの年代の時にちゃんと育成してくれなかったので、下の学年でやることを6年生の今やってる。6年生のレベルが全体的に低くて、5年生を出さないと勝てない。優しくて仲の良い6年生全員を出してほしいけど、最後の試合まで半年しかなくて勝てない状況に焦る......。というお母さんからの悩み。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとにアドバイスを送ります。(文:島沢優子(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<チームメイトに「いらない」と言われる発達障害の息子。いじめだと思うが親が口を挟んじゃいけないのか問題<サッカーママからの相談>ら1年位誘われて入り、約1年になります。6年生は全部で9人しかいません。 一人は故障で長期休んでおります。現在息子はCBをしております。体幹やキック力もありゴールキックも任されており足も学年1速いので活躍しております。 息子はこれでいいのですが、チームに幾つか問題がありまして。それは、6年生が5年生より弱いということです。6年生だけだと勝てません。混合チームだと6年生で4名がベンチ組です。最後の大会まで半年なのに。聞いた話だと、今の5、6年生が4、5年生の時に監督がサボってろくな練習や試合が全く出来ないまま6年生になったそうです。なので全体的なレベルがだいぶ低いのです。監督が変わって少しずつ強くなってきたのですが、問題は6年生のみだと勝てないことです。要はこのまま思い出を作るのにサッカーをするのか? それか、勝てるチームを目指すのか? 監督としては6年生で編成する方針らしいのですが、正直チーム強化が間に合うのか微妙なところです。 ベンチ組が育たないので試合では5年生が出てきます。4、5年生の時の事は子どもたちの責任ではないので、試合に出れないのは可哀想な気もするのです。 優しくてみんな凄く仲良しなので全員試合に出て欲しいのです。最近になって6年生だけの試合も組んでくれるのですがやはり負けてしまいます。もうあと半年しかないのにこの状況に内心焦っております。今月くらいから各ポジションの動き方や裏への走り方、スペースの作り方などに取り掛かった位です。下の学年で学ぶことを今やっているのは前監督の責任です。(保護者が色々と訴えても変わらなかったようです)今の監督に変わってからもの凄く情熱的に、時に厳しく時に優しく育てて貰っているのですが、なんせいきなり実力主義に変わったので正直子ども達に酷な気がしております。ただみんな練習がキツイやら長いやら文句は言ってますが、基本的には楽しんでいるようです。とりとめのない相談になってしまいましたが、これから保護者としてどう考えると良いのかアドバイス頂けると幸いです。<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。お気持ちを率直につづっていただけているようです。勝つ喜びも味わわせたいけれど、6年生全員で試合をさせてあげたい。そんな親心が文面から伝わってきます。しかしながら、愛情にあふれた親心の表現方法を間違えてしまうと、子どもにとって良くない結果につながりかねません。指導者が交替するなど環境が変わるなか、息子さんを含めチームメイトたちはそこに対応しようとしています。そのそばでお母さんがさまざま意見を言ったり、考えたり、動くことがプラスになるのかどうか。その一点を考えてみましょう。■あなたが焦ってもチームの状況は変わらないそこで私から、いくつかの「そもそも論」をお話させてください。チームがどんなメンバーでどう戦うのかといったことを考えるのは、指導者とプレーする選手たちです。負けが続いて焦っているとのことですが、お母さんが焦ったとて状況は変わりません。いくら子どもを預けている保護者だからといって、このメンバーでこう戦ってくださいと指導陣に意見もできないでしょう。つまり、「そもそも」親の出る幕ではないのです。無論、コーチの指導に暴力性があったり、それが原因で子どもの心身に支障をきたしたりしているのなら、親として抗議するのは当然ですし話し合いが必要でしょう。しかし、ご相談文からはそこまでの緊急性は感じ取れません。しかも子どもたちはサッカーを楽しんでいるようだと書かれています。ここは静かに見守ってあげればいいと思います。親が変われば子どもも変わる!?サッカー少年の親の心得LINEで配信中>>■思い出作りと勝てるチーム、どちらかに絞るものではない次に「このまま思い出を作るのにサッカーをするのか? 勝てるチームを目指すのか?」とありますが、そもそもどちらかに絞るものではありません。子どもは試合に勝ちたくてやっています。6年生全員で出て、どこまでできるか挑戦すればいいと私は思います。6年生全員での出場を「思い出作り」などと形容せず、「みんなで楽しくサッカーできればいいね」と見守ってあげませんか。現在指導している監督さんは「時に厳しく、時に優しく育てて貰っている」とあります。具体的にどんな指導かわかりませんが、アメとムチのような古い指導でなければいいがと少し心配になりました。その監督さんも、お母さんも「そもそも」厳しさの意味をはき違えていないでしょうか。■たくさん指示を与えるより、自分で考えさせるほうが厳しい指導かもしれないサカイクで連載をされている池上正さんがジェフ千葉で中学生チームを指導したときのことです。試合中に保護者から池上さんにこんな声が飛んだそうです。「どうして何も言わないんですか?相手のコーチはたくさん指示を出してますよ」それに対し池上さんは「いや、私は選手が自分で考えてプレーするかどうかを見ています。実は日本一厳しいコーチかもしれませんよ」と答えました。怒鳴ったり指示命令する指導は子どもの自立と成長を阻みますが、多くの大人が怒鳴ったり、叱ったり、煽ったりする態度からしか「厳しさ」をイメージできません。しかし、池上さんは「主体的に取り組まなければ、君は何も獲得できないよ」というメッセージを込めた態度を貫いていました。それこそが真の厳しさだと私は考えます。怒鳴ったり指示を与える言動は、実は甘やかしているのかもしれません。怒って刺激を与えているのですから、それは「世話を焼いている」ことになります。それは時に「過干渉」になります。繰り返しになりますが、過度に干渉する大人は子どもの自立と成長を阻みます。このことは現在、教育界や幼児教育、保育の世界でも少しずつ認識されています。■言葉には魂が宿るもの「ベンチ組」という言い方はやめようご相談文を読むと、お母さんは前の監督を全面的に否定していますね。彼のせいで「ベンチ組が伸びなかった」と書かれています。レギュラーの親御さんがそうではない子どもたちを「ベンチ組」と形容するのは、たとえ本人たちの目の前でなくいてもやめましょう。単なるひとつの言葉ですが、言葉には魂が宿るものです。また、前監督を見たわけではありませんが、もしかしたら楽しくサッカーをさせて子どもたちの伸びしろを残していたのかもしれません。試合の勝ち負けや子どもの出来栄えだけをみるのは、そもそも良いことではありません。まずは親としてボランティアで指導されているコーチへの感謝の気持ちを表すことが、子どもへの良い教育になります。■子どもの輝く姿を見たいあまり、ストレスが溜まっているのでは(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)「とりとめのない相談になってしまいましたが」と書かれているように、お母さん自身、とても揺れているように見えます。わが子は主軸のセンターバック。子どもの輝く姿をみたいあまり、ストレスが溜まっていないでしょうか。6年生だけで出ても試合に勝てる強いチームを期待しているのでしょう。お母さんは「優しくてみんな凄く仲良しなので全員試合に出て欲しい」と願う一方で、6年生だけの試合で負ける姿に「あと半年しかないのに」と焦っています。恐らくどちらも正直なお気持ちでしょう。負けるとお母さんは悔しいようですが、一番悔しいのは子どもたちです。悔しがる子どもたちに「でも、よく頑張ったよ」と結果ではなくプロセスに注目してあげるのが大人の役目です。そういったことを踏まえて、「そもそも」何のために息子さんにサッカーをやらせているのか、ここをあらためて考えてみましょう。そのためにも、半月でもいいので息子さんのサッカーと距離を置くことをお勧めします。落ち着いて「何のために」をじっくり考えてみてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年07月24日ユネスコとの公式関係を有し、様々な青少年教育事業を展開している今夏、公益財団法人 五井平和財団では、7月30日(火)から小学4年生~中学1年生を対象に、世界の課題解決型シミュレーションゲーム「ワールドピースゲーム」を都内で開催します。課題解決型シミュレーションゲーム「ワールドピースゲーム」子どもたちが仮想4カ国や国連機関などのチームに分かれ、自分たちだけの力で世界の様々な課題の解決にチャレンジし、平和のゴールを目指します。正解のない問いに向き合い、仲間と助け合いながら、チーム間で交渉を重ねる試行錯誤を通じて、これからの世界で必要とされる、主体性、発想力、深く考える力を子どもたちに養うことができます。【詳細・お申込はこちらから】 【参加者の声】・自分だけでなく、他者の視点を考えられるようになった。・問題解決の難しさと楽しさを知ることができた。一つでも世界の問題を解決できる人間になりたい。・状況を整理するセンスや能力が身についたような気がする。・受け身の態度から、能動的に行動ができるようになった。・平和は難しいと思っていたけど、対話で少しずつ平和に近づけることがわかった。【ワールドピースゲームとは?】1978年米国の小学校教師だったジョン・ハンター氏が、生徒たちのために考案した世界の課題解決型シミュレーションゲーム(主な対象は小学校高学年から中学生)。ゲームの様子を取材したドキュメンタリー映画の公開やTEDカンファレンスでの登壇で話題となり、これまでにアメリカ、オーストラリア、フランスなど世界34カ国、国内では秋田県大仙市立大曲南中学校、軽井沢風越学園、白馬インターナショナルスクール、三田国際学園などで開催されています。【開催概要】日程 :2024年7月30日(火)~8月3日(土)9:00-12:00対象 :小学4年生~中学1年生会場 :ケイ・インターナショナルスクール東京 本館4階多目的室4(最寄り駅:地下鉄 清澄白河駅)参加費:通常 18,000円きょうだい割・ともだち割 16,000円締切 :7月16日(火)主催 :公益財団法人 五井平和財団協力 :一般社団法人 ワールドピースゲームジャパン、ケイ・インターナショナルスクール東京※5日間連続のプログラムです。原則、5日間参加できる方が対象です。※最少催行人数25人に満たない場合は、開催を中止します。※最終日のみ保護者の見学が可能です。※進行は日本語です。【団体概要】名称 : 公益財団法人 五井平和財団代表者 : 西園寺 裕夫所在地 : 〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第1ビル設立 : 1999年3月事業内容: 公益財団法人 五井平和財団は、持続可能で平和な地球社会の創造を目指し、様々な専門分野が協力し、英知を結集するためのネットワークづくりを推進するとともに、未来を担う青少年の教育事業をはじめ、人々の平和意識を喚起する様々な活動を展開しています。当財団は、国際連合経済社会理事会(ECOSOC)の特殊協議資格およびユネスコとの公式関係を許可されています。URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月28日日本航空株式会社(以下「JAL」)とスプリング・ジャパン株式会社(以下「スプリング・ジャパン」)は、茨城県稲敷市と連携し稲敷市の小学6年生の全生徒を対象に、航空業界への興味や理解を深めてもらうことを目的として、「稲敷市 航空業界学習成田空港見学&周遊フライト体験」を実施します。JALグループのスプリング・ジャパンが運航を担い、JALスカイ成田空港旅客スタッフによる成田空港内の施設見学を実施するほか、周遊フライトでは、機内でJALエンジニアリング整備士とスプリング・ジャパン客室乗務員が飛行機にまつわるクイズを出題するなど、JALグループ各社で連携した周遊チャーター企画を実施します。稲敷市の小学6年生、全生徒を対象にした周遊チャーターを、学校行事の一環として実施するのは初めての試みです。「稲敷市 航空業界学習成田空港見学&周遊フライト体験」概要実施日/学校名:2024年6月24日(月)江戸崎小学校・沼里小学校・新利根小学校・あずま北小学校2024年6月28日(金)高田小学校・桜川小学校・あずま東小学校・あずま西小学校実施内容: 【成田空港見学】・JALスカイ成田空港旅客スタッフによる成田空港見学ガイドツアー: 【周遊フライト】・スプリング・ジャパン機長による、飛行ルート説明・機内アナウンス体験・JALエンジニアリング整備士と、スプリング・ジャパン客室乗務員によるお仕事クイズ・スプリング・ジャパンリラックス体操など使用機材:ボーイング737-800型機(運航会社:スプリング・ジャパン)お仕事クイズ(イメージ)スプリング・ジャパンリラックス体操(イメージ)JALグループは、今後もさまざまなイベントなどを通じて、地域活性化に貢献してまいります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月14日麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)の中学1年生は、6月6日の自分(ゆめ)プロジェクトにおける探究学習の一環で、おもちゃクリエイターの高橋 晋平(たかはししんぺい)氏を招き、「”自分の興味”を組み合わせて作るボードゲーム」というテーマでトップランナーから学ぶ特別講演会を実施します。本校では、生徒が様々な経験をする中で、自分自身を見つめなおし、世界との関わりを探究するため、「探究学習プログラム“MIETAN”」を実施しています。このプログラムは株式会社ミエタの代表取締役である村松 知明(むらまつともあき)氏のご協力のもと行われるものです。本プログラムでは、自分の心が動いた瞬間等、自身の経験の振り返りを行った上で、生徒自身が自らテーマやルールを決め、「一から作るボードゲーム」に挑戦します。最後には、実際に制作したボードゲームの試遊会も行います。そのため、本講演会では、ボードゲームの開発者として知られる高橋 晋平氏から、おもちゃをつくる際に必要なアイデアの発想術を学び、生徒自身がボードゲームをつくるにあたってポイントとなるアイデアやヒントを学んでいきます。本プログラムの目的は、楽しみながらグループ学習に取り組むことで、探究学習の「入門的な型」を学ぶとともに学びは楽しいという意識を醸成するだけでなく、自身や社会テーマに関する興味・関心を引き出すことにあります。仲間と協働してボードゲームの作成をしていく中で、探究学習の「入門的な型」を身につけ、他者と自分の価値観の違いに気付き、違いを認め、尊重できる人材を育てていきます。本校では「自分(ゆめ)プロジェクト」と呼ばれる独自のテーマ学習カリキュラムがあり、中学1年生の段階では、自分と自然との関係を学び、あらゆる生物を育ててきた大自然の働きを、特に樹木と水から学ぶことを目的としています。今回の探究学習のテーマに「”自分の興味”を組み合わせて作るボードゲーム」を提案した中学1年生の市ノ瀬邦彦(いちのせくにひこ)主任教諭は「自身の過去を研究することが、未来をつくるヒントになることがあります。今回のボードゲーム作成を通じて、探究学習の入門的な型を学ぶだけでなく、自分が経験してきたことを振り返り、自身の新たな可能性を発見してほしいと思っています。」とコメントしています。【探究学習プログラム“MIETAN”について】■日程:2024年6月6日(木),6月20日(木) ※,6月27日(木) ※, 7月11日(木)※■時間:各日 15時20分~16時10分(7時限目)ただし、※印箇所の日程は14時20分~16時10分(6・7時限目)■内容:“自分の興味”に気付く探究学習プログラム■対象:中学1年生 合計 164 名今回の特別講演会の概要・詳細は以下をご確認ください。【トップランナーから学ぶ特別講演会について】■日時:2024年6月6日(木)15時20分~16時10分(7時限目)■内容:“自分の興味”を組み合わせて作るボードゲームについて■対象:中学1年生 合計 164 名■場所:麗澤中学・高等学校 校舎■方法:対面形式■講師:高橋 晋平 氏(おもちゃクリエイター株式会社ウサギ 代表取締役)■講師プロフィール:東北大学工学部/同大学院情報科学研究科 卒業。株式会社バンダイ入社。企画開発した「∞プチプチ」が空前の大ヒット商品に。国内外累計335万個を販売し、第1回日本おもちゃ大賞を受賞。企画・アイデア発想術をまとめ、2013年のTEDxTokyoで話したスピーチは世界中に発信された。おもちゃクリエイターとして自社商品や、クライアントとの共同開発商品など様々な形で商品化を実現させている。講師:高橋 晋平 氏【株式会社ミエタについて】実社会を題材とした探究学習プログラム「MIETAN(ミエタン)」で、医療・地方創生・テクノロジーなど多彩なテーマの第一線で活躍する講師陣と、生徒の「自分事化」を促すファシリテーター、そして学校ニーズや実態に即したカスタムメイド教材で実践的で刺激的な学びを提供します。さらに、探究・進路指導コーディネーターを派遣し、特色教育のカリキュラム策定や、多様化する入試対策など、煩雑化する校務を専門人材がサポートします。株式会社ミエタ公式ホームページはこちら : 【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校公式ホームページはこちら : ● 【プレスリリース】中1探究プロジェクト_「自分の興味」を組み合わせて作るボードゲーム.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年06月05日公益財団法人ノエビアグリーン財団は、小学4年生から中学3年生を対象とし、2025年8月に“日本最後の秘境”と呼ばれる北アルプス「雲ノ平(くものだいら)」完登を目指す「未来につながる環境教室 年間プログラム」の挑戦者を募集します。(応募期間:2024年5月7日(火)~6月17日(月))本企画は、日本人初8,000m峰14座登頂を達成したプロ登山家・竹内洋岳さんプロデュースのもと、1年間で複数回の登山を実施し、最終的に北アルプス「雲ノ平」完登を目指す年間プログラムです。身体的な能力だけでなく、判断力や集中力、困難を乗り越える強い精神力を養うとともに、登山を通して環境保全について考え、自ら行動を起こせる人材を育成することを目的としています。書類選考(一次選考)と2024年9月15日(日)山梨県での日帰り登山(二次選考)により、挑戦者(5名~8名)を決定します。募集要項や注意事項などをご確認の上、ご応募ください。なお、当財団では、ひとり親家庭など、自然体験の機会をつくることが難しいご家庭や児童養護施設、ファミリーホームの子供たちを対象とした、多様な自然体験教室を実施しております。本企画においても、さまざまな環境下の子供たちにご参加いただけるプログラムとして、活動中の食費や宿泊費などの負担のほか、登山用具のサポートをいたします。「雲ノ平」完登を目指す子供たち【雲ノ平とは】所在地は富山県富山市。北アルプスの最奥部、黒部源流域の標高2,600m付近に忽然と広がる溶岩台地。初夏には一面に、高山植物の花が咲き、秋には黄金色の草原に鮮やかな紅葉が彩りをそえ、四季折々の自然を楽しめます。“日本最後の秘境”と呼ばれ、簡単には辿り着けない憧れの地として知られています。日本最後の秘境“雲ノ平”【プロフィール】竹内 洋岳(たけうち ひろたか)1971年生まれ 東京都出身。世界で29人目、日本人では初となる8,000m峰14座登頂を達成したプロ登山家。<メッセージ>山は厳しい。ズルいヤツは来られない。山は公平だ。人のせいにするヤツは来られない。山は自由だ。自分で決断できないヤツは来られない。山ヘ行こう。君なら来られる。-竹内洋岳-プロ登山家・竹内洋岳さん公式サイト : 公式Facebook : 公式Instagram : 公式X(旧Twitter): 【“2023年夏・北アルプス「雲ノ平」完登”総集編ムービー】 2022~2023年の年間プログラムの様子はこちらの動画をご覧ください。1. 年間スケジュールについて下記URLよりご確認ください。資料としても添付しております。 2. 応募について■対象小学4年生~中学3年生 ※2024年4月1日時点の学年■応募方法下記(1)~(3)のご提出をお願いいたします。(1)はWebフォームにて必要事項をご入力ください。(2)(3)につきましては、指定の宛先まで郵送してください。不備があった場合はご応募を受付することができません。また、持参やFAX・e-mailでの送付は受理していませんのでご注意ください。【(1)基本情報】Webフォーム(6月17日(月)入力締切)「お申込みに伴う「ご留意事項」及び「個人情報のお取り扱い」について」をご確認の上、必要事項をご入力ください。●お申込みに伴う「ご留意事項」及び「個人情報のお取り扱い」について ●Webフォーム 【(2)応募用紙<お子さま用>(PDF)】下記URLよりダウンロードしていただき、印刷した書類に必要事項を手書きでご記入ください。また、お子さまのお写真※を添付してください。※直近3ヶ月以内の上半身・無帽のカラー証明写真及びスナップ写真2~3点(応募用紙に添付箇所あり) 【(3)応募用紙<保護者さま用>(PDF)】下記URLよりダウンロードしていただき、印刷した書類に必要事項を手書きでご記入ください。 【(2)(3)の郵送先】(6月17日(月)必着)紛失によるトラブルを避けるため、レターパック郵便や特定記録郵便などで下記宛先までお送りください。また、ご提出いただく(2)(3)の各応募用紙はコピーし、控えを保管いただきますようお願いいたします。〒104-8208 東京都中央区銀座7-6-15 公益財団法人ノエビアグリーン財団 事務局宛TEL:03-5568-3388■応募締切(1)基本情報(Webフォーム):6月17日(月)入力締切(2)応募用紙<お子さま用>・(3)応募用紙<保護者さま用>:6月17日(月)必着※締切日を過ぎてしまった場合は、いかなる理由においても受付することはできません。締切日までに(1)~(3)の書類すべてをご提出いただくようよろしくお願いいたします。■選考方法【一次選考】書類選考【二次選考】一次選考通過者を対象とした山梨県での日帰り登山。9月14日(土)より付近の施設(ノエビアグリーン財団ベースキャンプ)に前泊し、9月15日(日)に日帰り登山を実施予定。※二次選考後に北アルプス「雲ノ平」完登を目指す挑戦者(5名~8名)を決定。■選考結果6月17日(月)の応募締切後、一次選考の結果は7月上旬までにメールにてご連絡いたします。なお、一次選考通過者の方には二次選考(日帰り登山)の詳細ついてご案内いたします。3. 二次選考(日帰り登山)についてホームページに掲載されている募集要項にて内容をご確認ください。 4. 本企画実施について■本企画参加における費用【交通費】「新宿駅」または「東京駅」に集合※し、スタッフとともにプログラム実施場所に向かいます。集合場所「新宿駅」または「東京駅」からの交通費はすべて当財団にて負担します。(集合場所までの往復の交通費は自己負担となります。)※集合場所はプログラム実施場所に応じて「新宿駅」または「東京駅」を予定しています。【その他の費用】二次選考通過者の方において、登山に必要な基本装備(靴、雨具、リュックサック、ヘッドライト)は当財団にて負担します。(一部レンタル対応)また、プログラム中の食費、山小屋等への宿泊費、保険料など本企画実施中に発生する経費は当財団にて負担します。■安全管理体制本企画はプロ登山家・竹内洋岳さんのほか、登山ガイドや登山・トレッキングの経験豊富なスタッフ(女性ガイド・女性スタッフ含む)にて参加者の皆さまの安全を第一に運営いたします。■保険の手配万が一の事態にそなえ、本企画の参加者全員に傷害保険に加入していただきます。(手続きは当財団にて行い、その経費もすべて負担いたします。)■注意事項・二次選考を通過した本企画の挑戦者の方は、すべてのプログラム(説明会やミーティング含む)にご参加いただき、他の挑戦者やスタッフとの交流を図り、チームとして「雲ノ平」完登に向けた準備をいたします。・本企画は旅行ではありません。二次選考を通過した本企画の挑戦者のうち、年間プログラムを通して「雲ノ平」登山に必要な体力や知識等を十分身につけられた方のみが2025年8月に実施予定の「雲ノ平」登山に参加可能です。参加者の皆さまの安全確保の観点から、全員が無条件に「雲ノ平」登山に参加できるとは限らないことを予めご了承ください。また、「雲ノ平」登山の前に実施される各登山においても同様に、状況に応じて参加をお控えいただく場合も想定されますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。・本企画は次に挙げるいずれかの理由によって中止となる場合があることを予めご了承ください。(1) 登山予定地域での大規模災害、事故等の発生により、本企画の継続が困難であると主催者が判断した場合(2) 感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合5. 公益財団法人ノエビアグリーン財団概要設立日 : 2013年3月21日(公益財団法人移行日:2013年12月3日)所在地 : 東京都中央区銀座7-6-15事業目的: 環境及びスポーツ並びに児童・青少年の健全な育成に関する事業を行い、地球環境の保全及びスポーツの普及と発展並びに未来を担う児童・青少年の育成を通じ、豊かな社会の形成に寄与すること。事業内容: (1) 環境活動の普及と啓蒙(2) 環境活動団体及びスポーツ団体等への助成(3) 各種スポーツの普及と選手育成の支援(4) 児童・青少年の健全育成支援(5) その他この法人の目的を達成するために必要な事業紹介VTR : ノエビアグリーン財団紹介VTR(約9分間) <お問い合わせ>公益財団法人ノエビアグリーン財団 事務局〒104-8208 東京都中央区銀座7-6-15TEL : 03-5568-3388 9:00~17:30(土日祝日・年末年始除く)FAX : 03-5568-0441E-mail : info@noevirgreen.or.jp ホームページ: Facebook : Instagram : YouTube : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年05月07日麗澤中学・高等学校(千葉県柏市/校長:櫻井讓)の高校1年生は、5月2日(木)から計6回にわたり、総合的な学習(探究)の時間において、株式会社ガイアックスの吉川佳佑(よしかわけいすけ)氏を招き、起業をテーマにした探究学習プログラムを実施します。本プログラムは、若者層を対象とした起業家育成プログラムを提供する株式会社ガイアックスが、特定非営利活動法人ETIC.(以下エティック)と連携した探究学習プログラムとなっています。プログラム終了後は、エティックが東京都からの委託を受けて実施するビジネスプランコンテスト「TOKYO STARTUP GATEWAY」にエントリーします。進歩の速い情報化、グローバル化がすすむ今日の社会情勢において、自分自身のスキルを磨きながらその力を最大限発揮し、予測困難なVUCA時代に未来を切り開いていくことができる市民形成を目指していくことが求められています。学校教育という場において、主体的に社会課題解決に取り組み、社会の変化に対応していくことができる生徒を育てていくことが肝要です。本プログラムの目的は、生徒が自らの興味・関心、専門性から課題を発見し、創造したビジネスアイディアを形にするプロトタイプ制作について学び、実際に開発を目指していくことです。本企画は、生徒一人ひとりが自分とは何者かを探究し、自分のスキルと社会を結びつけながら、社会実装できるように工夫がなされています。毎回の講義における課題設定から、社会で流通する商品やサービスのもととなるストーリーラインを知り、どのような状況の中で、そのような価値がうまれてきたのかを理解することで、生徒自身のアントレプレナーシップ(起業家精神)を育むことが期待されています。今回の探究プロジェクトを通して、アントレプレナーシップ(起業家精神)の知識や理解を得ることはもちろんのこと、これらに加え、多種多様な企業や職業について知り、社会について考えることができます。このように、自分が今生きている現代社会の仕組みについて知り、考えることは、高校生である生徒自身がどのような進路開拓をおこなっていくのかを考える際に不可欠な要素となります。本校では、「自分(ゆめ)プロジェクト」と呼ばれる独自のテーマ学習カリキュラムがあり、高校1年生の段階では、自分の興味・関心を深め、進路につなげるための学習をおこなっています。自分を見つめ、進路について考える機会は、日々の学習の中でうまれます。生徒が近い将来を見据えた際、社会の一構成員としてどのように新たな価値を生み出していくのかを考えながら、学校全体で支援していく必要があります。本校で探究推進チームリーダーを務める瀧村尚也(たきむらなおや)教諭は「今回のプログラムでは、単にアイディアを考えるだけでなく、身近な社会課題から課題を設定し、中高生ならではの視点で新しい価値を生み出し、社会実装にいたるまでチャレンジをしていきます。この探究学習を自分ごととして捉えることで、自分の将来就きたい職業や進路などのキャリアについても考えるきっかけとしてほしいと願っています」とコメントしています。本校では、今回の探究学習プログラムをはじめ、今後も生徒のキャリアや進路支援をおこなっていくための環境を整えてまいります。今回の探究学習プログラムの概要・詳細は以下をご確認ください。【「ETIC. × 起業ゼミ」探究学習プログラム】■日程:2024年5月2日(木), 5月9日(木), 5月23日(木), 5月30日(木), 6月6日(木), 6月20日(木)■時間:上記日程すべて14:20~15:10 (6時限目)■内容:アントレプレナーシップ(起業家精神)の知識理解及び起業をテーマにした探究学習プログラム■対象:高校1年生合計265名■場所:麗澤中学・高等学校校舎■講師:吉川佳佑氏(株式会社ガイアックススタートアップスタジオ事業部起業家教育事業責任者)株式会社ガイアックスの吉川 佳佑 氏による過去の他校での授業の様子【株式会社ガイアックスについて】「人と人をつなげる」をミッションに掲げるスタートアップスタジオ。スタートアップスタジオとは、社内外のイノベーターに対してあらゆる支援を提供し、同時多発的に新しい事業や企業を生み出す仕組みのこと。ガイアックスでは特に、ソーシャルメディアやシェアリングエコノミー、web3・DAOの3領域を中心に新規事業を生み出し、より良い社会の実現を目指しています。■今回実施の探究学習プログラムについて起業をテーマにした探究学習プログラム。参加者は興味・関心のある領域で自ら課題を設定し、情報収集・ビジネスモデル構築・プロトタイプ開発に挑戦。最後は起業家や投資家などの前でプレゼンやビジコンへのエントリーも行い、プログラムを通じて他者と協力しながら課題を解決し、考えたアイディアを形にする力を養う。【麗澤中学・高等学校について】麗澤中学・高等学校は昭和10年、 創立者の廣池千九郎(法学博士)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパス(千葉県柏市光ヶ丘)に開塾したことから始まります。2015年には中高一貫コースの「叡智コース」を新設。グローバル社会の中で、冷静かつ客観的に物事の本質を見抜き、複雑な諸問題を解決していく総合的な人間力である「叡智」を携えた真のリーダーを育成するため、開校以来、蓄積してきた研究成果と実績を活かし、さらに麗澤らしい教育活動を展開していきます。麗澤中学・高等学校公式ホームページはこちら : ●【プレスリリース】高校1年(4年)アントレプレナーシップを育む探究学習プログラムを実施.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月25日未来のスターを発掘するオーディションイベント「スタースカウト総選挙2023 in Winter」のグランプリが、応募総数29,652名の中から大阪府の小学六年生12歳の小西 美結(みゆ)さんに決定いたしました。グランプリ 小西 美結さん美結さんは、同時にミクチャ賞も受賞。ライブ配信においても「人の心」を掴むことができる彼女が3か月以上にわたるオーディションを有終の美で結んだ!準グランプリ 千原 祐来さん準グランプリ 尾留川 陽(びるかわ はる)さん準グランプリ 上 千原 祐来(ゆら)9歳 小学生3年生 大阪府出身準グランプリ 下 尾留川 陽(びるかわ はる)16歳 高校1年生 愛知県出身努力してできないことをできるようにしてきたという尾留川さん、パフォーマンス審査では堂々とダンスを披露し、大手事務所の新人開発担当の目線をくぎ付けにしました。千原さんはこれまで、水泳や体操など体を動かすことが大好きで、今は洋服などを季節に合わせて考えるのが楽しくなってきたとのこと、今後は小学生向けファッション誌ニコプチの専属モデルを目指したいとのことで、2022年in Summerの同じく準グランプリの山本 初華(やまもと いちか)さんのように千原さんの姿を雑誌やテレビで見かける日も近い!花咲 暖さんと成瀬 瑠南さんトークショー「スタースカウト総選挙(略称:スタ選)」は、芸能界を目指す「未来のスター」を発掘するオーディションイベントとなり、30社以上の大手芸能事務所が参加しドラフト型で所属が決定します。今回で12回目の開催となり、これまでに数多くのスタ選ファイナリストが大手芸能事務所に所属しています。例年12月に行われる冬のスタ選が今回は1月に開催!そのため、2023inWinterと称し、今年2024年度も2度の開催が予定されています。今回、2020年度のグランプリ、花崎 暖(はなさき のん)さんと同年準グランプリの成瀬 瑠南(なるせ るな)さんが登壇され、スタ選での受賞後にどのように世界が変わったのかトークショーが行われました。花崎さんは2024年2月9日公開の映画「レディ加賀」において主演小芝風花さんの少女期を演じ、成瀬さんは2023年12月17日まで放送されていた朝日放送のABCドラマ「たとえあなたを忘れても」に出演、今回のスタ選の出場者にとって貴重なエピソードを語ってくれました。今回のスタ選出場者も、どの事務所に所属をするのか?今後の活躍が期待されます。次回の開催は夏となり、既にエントリー受付が開始、既に数多くの応募者がエントリーしています。3rdステージ 質疑応答の様子2024年1月28日(日)TakaraOsakaでファイナルステージが開催今回から初の試みとなる、プロダクションからの投票で2ndステージへの進出54名。2ndステージでは特技を披露していただきました。グランプリの小西 美結さんは特技のダンスを披露。その中から、さらに投票で11名に絞られ3rdステージへ進出。3rdステージでの審査は質疑応答となりました。芸能界において目指したいジャンルとその理由など、緊張しながらステージで答えているファイナリストの今後が楽しみです。授賞式の後は、プロダクションとの面談が行われました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月30日日能研関西は2024年4月より、小学1年生・2年生を対象とした新コース「Nexuss(ネクサス)」を「西宮北口駅第2教室」(所在地:兵庫県西宮市)と「岡本校」(所在地:兵庫県神戸市東灘区)で開講いたします。(初年度は1年生のみ。2年生は2025年4月開講。)個々人に寄り添った密度の高い指導最難関中学の受験状況は、昨今の中学受験ブームも相まって入試難度は高止まり、問題傾向もより深い思考力・確かな記述力・高度かつ正確な作業力を求められるものになっています。「Nexuss(ネクサス)」ではそれらの最難関中学の受験状況・入試問題傾向を踏まえ、学習の先取り=進度を追い求めるのではなく、深度=より深い正確な知識の理解と柔軟な応用力を身につけて骨太な学力を身につけられるように、まずは絶対的な学習環境として「少人数制」最大8名の定員を設定いたします。少人数での学習環境を作ったうえで、授業内での直接の働きかけによって「自己肯定感」の育成、自発的な学習習慣「自ら学ぶチカラ」を身につけていく「アウトプット重視」の授業進行、毎授業後に授業に対する一言感想文を書く時間「今日の振り返り」、教科学習で知的好奇心を醸成する探求学習「クエストタイム」の月1回実施、と既存の大手進学塾とは違う全く新しい、個々人に寄り添った密度の高い指導で低学年のお子様に特化したコースとなります。知的好奇心を醸成する探求学習「少人数制」最大8名の定員【無料体験キャンペーン 概要】2024年の4月開講までに、毎月1回の授業+入会テスト+説明会がセットになったイベント「まるごと!!ネクサス!!」の実施、入会手続き済みの方に限定した「プレ授業」の実施を予定しています。「まるごと!!ネクサス!!」のお申し込み、各種お問い合わせ・ご相談については、ホームページ内の申込フォームより簡単にお手続きいただけます。■日能研関西 低学年コース Nexuss(ネクサス) 【開講教室概要】教室名 : 西宮北口駅第2教室所在地 : 〒663-8204 兵庫県西宮市高松町3番34号 パセオ・エスタシオン3F教室名 : 日能研岡本校所在地 : 〒658-0072 兵庫県神戸市東灘区岡本1-8-22 岡本スタービル2F■問い合わせ先日能研関西 西宮北口駅第2教室〒663-8204 兵庫県西宮市高松町3番34号 パセオ・エスタシオン3FTEL:0798-31-1135[受付時間]火~金 14:00~19:00/土 13:00~18:00(日月はお休みです)「自ら学ぶチカラ」を育てます■会社概要株式会社 日能研関西〒650-0033 神戸市中央区江戸町94-2 ファーストプレイスユニオンビル 7FTEL: 078-321-5050URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年01月11日小学校入学直後から始まった「行き渋り」現在小学6年生のわが家の長女『姉子』は、赤ちゃんの頃から繊細なところはあったものの、幼稚園の時は楽しく園生活を送っていました。そして、いざ小学校に入学!「さあ、きっとこのまま楽しく小学校に通うはずだし、私も幼稚園の送り迎えから解放されるぞー!」と思っていました。最初の頃は、保護者や先生に見守られて集団で登下校して楽しそうにしていた姉子。しかし、入学から1週間ほど経つと、朝泣き出すようになり、登校前に腹痛や頭痛を訴えるようになりました。Upload By スパ山けれども、一旦登校してしまえば、そのまま学校で過ごして帰ってくるので、朝の登校は私がつき添い、校門まで先生に迎えに来てもらうという形になりました。当時はほぼワンオペ育児だったので、下のきょうだいたちの送迎もあり、姉子を送ったらすぐに家に戻らなければならず、校門で泣いている姉子を先生に半ば強引にお願いして帰ることもありました。第一子だし、まだ1年生だから「最初はこんなもんだろう」と、私は楽観的に思っていました。それが2学期になり、3学期になり……、もう他の同級生は一人で登下校するのがへっちゃらになっているというのに、姉子の行き渋りはずっと変わりませんでした。親としては放っておくわけにもいかないので、なだめたりすかしたり、あの手この手で登校させようと必死でした。ある日突然始まった「チックの症状」Upload By スパ山ある日突然、姉子が目をキョロキョロ動かすようになりました。さらに、まるで何かに引っ張られるように首を振るようになりました。それを見た私は、学生の頃に児童発達関係の専攻をしていた経験から、「あ、チックだ」と思いました。チックは癖のようなもので、幼児期から青年期にかけて現れる子がわりと多い症状だそう。原因など解明されていないことも多くありますが、決して育て方が悪いとか、愛情不足などではないと言われています。姉子本人も、出したくて出しているわけでもないので、止めることもできません。指摘すると悪化することもあるらしいので、「やめなさい」「またやってるよ」など言わず、そっと『あたたかい無視』をすることでほとんどの場合、自然におさまっていくと習いました。でも、いくら知識があったとしても、わが子にチックが出たとなるとやはり不安だったので、念のため、かかりつけ医に診てもらおうと思い、姉子に気づかれないように気をつけつつ、チックの様子を動画に撮っておきました。そして予防接種のついでに動画を見てもらうと、「チックが出やすい年齢だし、そのうちおさまるので指摘せず見守っていい」と、お医者さんからもアドバイスをいただき、待つことにしました。学校の先生方にも姉子のチックの症状について伝え、配慮していただきました。低学年だったからなのか、クラスメイトから指摘されることもなく、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返したものの、姉子のチック症状は1年ほどで完全に出なくなりました。小学生になって初めての個人懇談で「発達検査」を薦められるUpload By スパ山姉子にチックの症状が出始めた頃とほぼ同じ時期に、小学生になって初めての個人懇談会がありました。その時に初めて担任の先生から姉子の学校での様子を聞いた私。それは、「本当に姉子のことなのか?」と、耳を疑いたくなるようなことばかりでした。例えば、「名前を呼ばれた人からプリントを取りに行く」のような全体指示が伝わりにくく、呼ばれていないのに取りに行ってしまい、別に叱られていないのに、嗚咽が止まらないほど大泣きしたり、ほとんどのテストが白紙だったり、授業中に教室から飛び出して校舎の外で泣いていたなど……。行き渋りはあったものの、登校さえしてしまえば、一日学校で過ごして下校できていたので、何も問題なく学校生活を送っているものだと私は思っていました。そして担任の先生から「発達検査(WISC)を受けてみてはどうでしょうか」と言われ、そこで初めて姉子にも発達障害があるのかもしれないと思いました(2歳下の弟のハジュがすでに発達障害の診断を受けていた)。まさに寝耳に水。いや、寝耳に氷水くらいの衝撃でした。正直なところ「あ、この子もか」と目の前が真っ暗になりました。発達検査で凸凹が分かった!Upload By スパ山すぐに発達支援センターへ相談に行き、2年生になってすぐWISCを受けました。発達支援センターはすでに弟が通っている所で、姉子も何度か付き添って行ったことがあるので、心理士さんも弟の担当をしてくれている顔見知りの方にお願いしました。姉子が私と離れることを激しく嫌がったので、発達検査に同席させてもらいました。姉子は緊張がとても強く、一つの質問に3分~4分ほど黙って考えこんでしまうので、だいたい90分程度だと言われていた検査に2時間半もかかってしまい、終わったときにはぐったりしていました(それに根気よく付き合ってくれた心理士さんには感謝しかありません……)。結果はかなり凸凹があり、知的能力についてはボーダーかどうかギリギリのところ。しかし、検査中の緊張の強さから正確に判断できないとのことで、しばらく様子を見ることになりました。検査の結果や検査中の姉子を見て、今まで本人は相当しんどい思いをしてきたことが分かりました。私は姉子に申し訳ない気持ちでいっぱいで、今まで気づかなかった自分をすごく責めました。行き渋りやチックは姉子から出ていたSOSだったことにやっと気づくことができたのです。そして、発達検査を受けたことで姉子の特性や困り事を知ることができたので、「上手にサポートできれば学校生活も楽しめるかもしれない」と、淡い期待を抱いていた頃、コロナ禍が始まってしまったのです……。コロナの影響でさらに大変な事態になってしまったわが家。そのお話は別の機会に書きたいと思います。執筆/スパ山(監修:初川先生より)姉子ちゃんの小学校入学した後のエピソードをありがとうございます。幼稚園保育園から小学校という場に変わり、朝校門や児童玄関で泣いてしまうお子さんは結構いらっしゃいます。保護者が玄関などまで送っても泣いてしまい保護者と別れがたいお子さんに対して、保護者が笑顔で去りながら先生方にお子さんを託すという方法はよく取られる方法です。それで朝の会や1時間目頃までに気持ちが切り替わり教室へ入れる、活動に参加できるのであればよいかなと思います。それ以降まで涙が止まらない場合などは別のやり方も検討してみるのもよいでしょう。そうして学校というものに慣れていくことが新入生の時期には通過するプロセスではあります。チックに関しては、どういう時にチックが出やすいか観察してみるのは有効です。家でも学校でも出るのか、緊張したときだけなのか、逆にリラックスしたときにでるのかなどです。いずれにせよ、何らかストレスが過度にかかっているのではないかなと気を配りながら、チック自体はスパ山さんがされたように本人には指摘せず、見守るのみにしていく。そうした対応が一般的です。頑張りすぎているサインかもしれないと思って生活を見直してみたり、先生に学校での様子を聞いてみたりするのもよいでしょう。個人懇談会にて、学校での姉子ちゃんの苦戦する様子を知ったとのこと。だいぶ驚かれたことと思います。学校、集団生活、一斉での指示理解、決められた活動に取り組むという設定……そうしたものの何かにつまずきが見られた、あるいはとても苦手としているということでしょう。帰宅するとほっとして、学校でのいろいろを良くも悪くも周囲に感じさせないという面もあったのでしょう。気になることがある場合(行き渋りもそうですし、そもそも幼少期の様子から学校や集団生活の中での苦戦が想定される場合など)は、連絡帳や電話などで、お子さんの学校での様子を(懇談会を待たずして)聞いてみてもいいですし、先生のほうで気になることがあったら教えてほしいと頼んでおくのも一つです。発達検査によって分かること・分からないことありますが、まずはざっくりとした知的レベルや得意不得意に関して客観的に掴むには有効です。検査受検にあたっても、姉子ちゃんの抵抗はなかなかのものだったのですね。新奇場面(新しく、珍しい場面)への苦手さ、見通しのつかなさなどが強いとなかなか検査者と二人きりで検査室に入れないことがあります。それでも検査の公平性を保つためにも基本的には保護者とは分離して実施できるよう、最大限工夫するのですが、なかなか難しかったからか保護者が同席した形での実施になったということですね。こうした場合は少数で、基本的にはお子さん一人で受検するものになります。そうした緊張の強さ、そしてなかなかに熟考・長考したというところで、分かっているのに答えられなかった可能性などが浮上するため、全体として参考値扱いになったのではと想像します。ただ、指示を聞いて、期待される回答や言動を取るということや初めての環境で良く知らない人と、というところの掛け合わせでかなり困難が生じやすいことがよく分かり、ということは学校生活もなかなかにしんどい思いをしながら過ごしている可能性が想定されたということですね。家庭での生活が姉子ちゃんにとって安心安全で、そこまでの不適応を家庭の中では出さずにやってこられたからこそ、学校のような集団の場では苦手さが重なっていたけれど家庭からは見えにくかったのでしょう。気づいてあげられなかったという後悔の思いも語られていますが、ただ、「家庭では楽しそうに過ごしていたんだよね」というところは姉子ちゃんにとって過ごしやすい環境を提供できていたからこそでもあります。行き渋りやチックがSOSであったのはそうかもしれませんが、気づくのに遅すぎることはありません。気づいてからの対応が大事です。検査の結果や検査時の様子もふまえて、学校での支援や家庭でのサポートが姉子ちゃんに合ったもので充実してゆくといいなと思いました。前の記事はこちら(コラム内の障害名表記について)コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。神経発達症発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。知的発達症知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。論理的思考、問題解決、計画、抽象的思考、判断、などの知的能力の困難性、そのことによる生活面の適応困難によって特徴づけられます。程度に応じて軽度、中等度、重度に分類されます。ASD(自閉スペクトラム症)自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていたものがまとめて表現されるようになりました。ASDはAutism Spectrum Disorderの略。
2024年01月08日11月中に公式戦が全部終了した6年生。3月の卒団までチーム練習や対外試合、ちょっとした大会はあるが、これからの時期どんな練習をさせればいい?と悩むお父さんコーチ。ほとんどの子が中学以降もサッカーを続けるから、11人制に移行して困らないような指導をしたらいいの?というご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、悩めるお父さんコーチにアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<技術指導どころじゃない、おとなしく話を聞けない低学年・未就学児に説明不要で楽しめる練習メニューを教えて<お父さんコーチからの質問>池上さんこんにちは。6年生の指導を担当している保護者コーチです。一応街クラブという形ですが、周辺地域の2、3校の子たちが所属しているスポ少のような感じです。この時期は全小予選なども終わり、6年生が出場できる公式戦はすべて終了しています。相談は、これから3月までどのようなことを教えれば良いか、です。公式戦は終了しましたが、3月の卒団までに懇意にしているチームが主催する大会に出場したり、練習試合はやっていくことになっています。6年生はほとんどの子が中学でもサッカー部に入るか、クラブチーム所属でサッカーを続ける予定なのですが、3月までに中学以降のサッカーに対応できるような準備をしたいと思っています。座学でもグラウンドでのトレーニングでもなんでもいいので、何かおすすめの練習方法があれば教えてください。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。ご相談者様のみならず、少年サッカーコーチのみなさんは、公式戦ありきで指導されているようです。また、中学生は高校受験、高校生は大学受験を控えているという名目で、早ければ最高学年の春に「もう現役引退です」と言う選手がいます。これと同じように、小学6年生も引退気分なのでしょうか。そこが少し残念です。■中学のサッカーに対応する準備は小学1年生から始まっている公式戦がなくても彼らのキャリアは続きます。したがって、それまでやってきたことを続ければいいだけです。それまで取り組んできた技術の向上や戦術理解、視野の確保、応用力など、より向上できるよう練習すればいいと思います。いただいた内容に「3月までに中学以降のサッカーに対応できるような準備をしたい」と書かれていますが、中学で対応する準備は小学1年生から始まっています。それを継続すればいいだけです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■必ずしも11人で大きなゴールを使った練習が必要なわけではない6年生の指導者から「中学では8人が11人になるので慣れておかないといけませんか?」「ゴールが大きくなるから慣れさせないとですよね?」という質問をよくいただきます。とはいえ、11人で大きなゴールでやる必要があるかと言えばそうではありません。8人制の試合で、8人がしっかりつながっている。チームとして動ける。そんなふうになっているのなら、問題はありません。中学生になって入ったチームでは、それぞれがそれまでとは違うサッカーを経験することになるでしょう。その際、どう対応したらいいのかを自分で考えトライできる。そういう子に育てておけば良いかと思います。■「じゃあ、誰がディフェンスするの?」と考えるのは中学になってからでいい小学生の間はみんなで守って、みんなで攻めることが重要です。例えば、ディフェンスの子がボランチとワンツーでゴール前に上がっていく。それがいけないことだと誰も思っていない。そんな状態でいいと私は思います。みんなが上がっていくと、途中でボールを奪われてカウンターを受けたときに困ります。そこで初めて「じゃあ、誰がディフェンスするの?」と考えればいいのです。そういったことは中学生で学べばいいのです。そうではなく6年生で中学以降のサッカー、良く言われる「大人のサッカー」をやらせてしまうと、チャンスなのに攻撃参加できない子どもになります。チームがピンチなのに、ただ見ているだけで守備に参加できません。つまりは、しっかりパスをつなぐ。スペースに飛び込んでチャンスをつくる。そんなサッカーを小学生の間にやっておくことです。そうでなければ、中学以降の成長が望めません。■欧州では7歳から17歳まで年齢別で育成指針を提示している欧州では、育成指針を7歳から17歳までの年齢別で、やれるようにしておくべきことが書いてあります。ところが日本はそこが繋がっていません。高校サッカーを見ても、ボールをつなぐチームもあれば、パワープレーを身上とするチームもあり、バラバラです。でも、高校生だからそれでいいとされています。高校生は育成なので、どんなサッカーを目指すかを定めるべきです。「サッカーしてないぞ」オシムさんがよくおっしゃっていた言葉です。それはコミュニケーションがとれておらず、それぞれが自分勝手にプレーしていることを指摘していました。選手がサッカーはこういうものだと認知する、共通認識を持つことが必要です。そこを追求していってほしい。それなのに、大人も子どもも大会が無くなったらすることがないと感じているようです。■7歳から判断を伴うトレーニングをすれば、14歳では「サッカーを知っている」子に(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私のスクールの話をしましょう。私のスクールは2年生がすごく多いです。しかも元気で、練習があまり好きではありません。先日、ミニゲームの合間に20分練習をしました。2人組をつくってドッジボールみたいなコートに、3つの2人組、つまり計6人が入ります。1組はディフェンスになります。中央のライン付近でしか動けない決まりです。そこで二つの2人組がパス交換をします。2年生でも理解できます。取られないよう、うまくパスを通さなくてはいけません。24人いるので4コート作れば同時に行えます。遊びのメニューはネット上でもたくさん見つけられます。私の著書にも載っているので検索してみてください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年11月24日小学校6年生のときの出来事です。私は仲良しのA子とトイレに行きました。先に済ませた私がトイレの外で待っていると、A子が慌てた様子で飛び出してきて……!? 初潮がきた小学校6年生のころの話です。クラスメイトのA子と一緒に帰ろうとしたとき、A子が「トイレに行く」と言うので、私も一緒にトイレへ行きました。 先に終えた私は、手を洗ってから外で待っていました。「A子遅いな〜」と思っていると、A子がトイレから飛び出してきて「どうしよう!? 生理がきちゃった!」と言ったのです。 保健室の先生には言いたくない私は「わ〜! おめでとう!」とA子の初潮を祝いつつ、初潮を迎えていなかった私はまだナプキンを持っていなかったため、「ところでナプキンは持っているの? 私は持ってないよ」と伝えました。するとA子もナプキンを持っていなかったようで困ってしまいました。 放課後で、教室には残っている生徒はもういなかったので、クラスメイトに聞いてみることもできません。そこで私は、「保健室に行って先生にもらおう!」と提案しました。私たちの学校では、「必要な場合は保健室でナプキンがもらえる」というシステムがあったのです。 しかし、A子は「絶対に嫌だ!」と断固拒否。理由を尋ねると、「先生に生理がきたって言うのが恥ずかしい」とのこと。「女の先生だし別に恥ずかしいことじゃなくない?」と言っても、彼女の意思を覆すことはできませんでした。 なんとか乗り切った!しかし、ナプキンが手に入らないからといって生理が止まるわけではありません。このままでは帰宅中に経血が漏れてしまうかもしれません。 どうしようか迷った末、とりあえずトイレットペーパーを何重にも折りたたみ、パンツに敷くことで応急処置をしました。短時間ならナプキンの代わりになるだろうと考えたのです。 そして、A子は足早に家へと帰りました。後日聞いた話だと、A子は帰宅後すぐにお母さんからナプキンをもらえたそうです。 友人の初潮のハプニングに遭遇した私。A子が言っていた「恥ずかしい」の気持ちについて、私はピンときていませんでしたが、「A子のように、女性に対してであっても、生理を打ち明けることが恥ずかしいと感じる人もいるんだな……」と、生理に対していろいろな考えを持つ人がいるのだと学びました。 著者/ココロナナコ作画/まっふ監修/助産師 松田玲子 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
2023年10月19日小学校の遠足は子どもにとって楽しみな行事の1つですよね。今回はそんな遠足に関する切ない体験談を紹介します!4年生の遠足は公園へ娘が体調不良に…6年生の遠足は行けるかな?しかし体調不良で欠席作文に書ける思い出なし!3年連続で遠足に行けなかった娘。ここまで続くと少し気の毒に感じてしまいます。来年は楽しく遠足に参加できるといいですね!原案:愛カツ読者編集:愛カツ編集部
2023年09月25日小学1年生になったばかりの息子さんがいる、なみそ(@omochi_nam01)さん。朝、慌ただしく支度を済ませ、いざ学校へと行こうとすると…手強いトラップが仕掛けられていたのです。「ここを通りたかったら、アタイを抱いてからにしな」そんなセリフをアテレコしたくなる、こちらの写真をご覧ください。ここを通りたかったら、アタイを抱いてからにしな!!! pic.twitter.com/h4dE5WA7B7 — なみそ/ハンズ新宿店5/6迄 (@omochi_nam01) April 18, 2023 玄関で待ち構えていたのは、ラスボス…ではなく、猫ちゃん!まるで、学校へ行こうとする息子さんを通せんぼしているかのようですね。普段から4匹いる愛猫たちと仲のいい息子さん。以前、息子さんが小学校に1匹を連れて行こうとして、なみそさんに止められるといった出来事もありました。登校前の小学1年生に、ツッコミ続出!「待て待て待てい」「笑ってしまった」愛猫のほうも、息子さんが学校に行っている間、離れ離れになることがさびしいのでしょう。出発前に抱っこしてもらうか、はたまたあわよくば一緒に連れて行ってもらおうとしたのかもしれません。投稿には「連れて行けという意志をハッキリと感じ取れますね」「なんてうらやましいトラップ!」「ランドセルに猫を封印するしかない」などの声が上がっていました。ちなみにこの後、息子さんが靴を履いているとほかの2匹もやってきて、玄関が大渋滞になったとか。愛猫たちの熱烈な見送りによって、息子さんはその日1日を元気に過ごせるでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年04月19日小学校最後の参観日。どうやって動けば、二人の子どもを見られるのか思案中です……!■観られるだけでも幸せだけど全部見たい!!!!!!!最後だよ?? 6年間の思い出見たいに決まってるーー!!!なんなら全クラス体育館とかで発表会してくれたらいいのにーーーー。どうやったら効率よく見られるか、今から試行錯誤しています。てか、それ以前に中止にならないでほしい!(コロナ関係で) お願い!!
2023年02月25日小学校に入学すると、子供たちは多くの漢字を勉強します。漢字があらわす意味や、ものは知っていても、読み方や書き順をちゃんと学ぶことで、新たな発見や驚きもあることでしょう。松本チンタ(@maruchin07)さんの小学6年生の娘さんは、『穴』という漢字の読み方を知り、衝撃を受けたといいます。『たった一文字の宇宙』漢字ドリルに載っていた、『穴』を指して興奮気味に「何かに気付かない?」と話しかけてきた娘さん。一体何に衝撃を受けたのかというと…。たった一文字の宇宙それは穴 #4コマ漫画 #育児漫画 #育児絵日記 #漢字 #エッセイ漫画 #漫画 #穴 pic.twitter.com/UdQlTokhtn — 丸本チンタ (@maruchin07) October 13, 2022 漢字には、音読みと訓読みの2つがあります。漢字の『穴』の読みとして、多くの場面で使用されるのは『あな』。しかし、訓読みでは『けつ』とも読めるのです。『けつ』と『あな』の2つの読み方をつなぐと、ケツのあな…。それに気付いて興奮気味だった娘さんに、親である松本さんは「はわわわわわ…」と、別の意味で驚いてしまったのでした。「天才か」「つながってしまったのですね」と、多くのコメントが寄せられた娘さんの『気付き』。その内容は置いといて、これをきっかけに漢字を学ぶ楽しさに興味をもってもらえたら、親としては万々歳でしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月30日本当にトイプードル?犬のめるくんと暮らす飼い主(@muuuuuu72)さんは、愛犬の姿にツッコまずにはいられませんでした。個体差はあれど、トイプードルといえば人間が抱えきれるほどの小型犬。飼い主さんの知人の男の子が、めるくんを抱いてみると…。いつも思うけど、本当にトイプー? pic.twitter.com/URDiXBD5RI — むうめる兄弟 (@muuuuuu72) October 10, 2022 どう見ても大きい…!男の子は小学1年生にしては、大きめの身体とのこと。それでも、さらに大きく見えてしまうめるくんの姿を見ると、目の錯覚を起こしてしまいそうですね!トイプードルに見えないほど大きなめるくんの姿に、驚く人が相次いでいます。・本当にトイプードル!?男の子の身体が小さいだけだと信じたい…。・トイプードルじゃなくて、大きなぬいぐるみを抱えているのかと思ってた!・寒い冬に抱きついたら、温まりそう!飼い主さんによると、めるくんは血統書でお墨付きをもらった、れっきとしたトイプードル。大きなトイプードルであるめるくんは、飼い主さんや周囲に日々癒しを与えているでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年10月11日小学1年生の息子さんを育てている、タイトパパ(@GGG31886532)さん。タイトパパさんと息子さんは、2人ともラジコンが大好きなのだそうです。休日には、親子で専用の施設でラジコンを走らせたり、レースに出場したりしています。そんな息子さんが、夏休みの作文のテーマに選んだのは、ラジコン。息子さんが書いたラジコンの魅力についての作文がこちらです。ラジコンが楽しいのは、スピードに乗ってジャンプして、着地がきれいにいった時です。ほかに、大人も子供も、男の人も女の人も関係なく勝負ができる。そして、誰もが楽しめます。息子が夏休みの宿題である作文にて、ラジコンの事を書いていました。そこからの一文です。誰もが楽しめる競技であり、趣味であり遊びであるラジコン。本当に素晴らしい物に出会えたんだなと再確認出来ました。 pic.twitter.com/I3MmkDZXSE — タイトパパ(旧RC夏男です) (@GGG31886532) August 4, 2022 ラジコンを走らせること以外に、誰もが平等に勝負し、楽しめるところが魅力だと感じている息子さん。小学1年生にして、勝負の平等性に面白さを感じるという、着眼点が素敵です!タイトパパさんは、息子さんの作文を読んで「本当に素晴らしいものに出会えたんだなと再確認できた」と想いをつづりました。この投稿には、「感動した」などの声が寄せられています。・お父さんの想いを受け継いで、ラジコンの素晴らしさをみんなに伝えてくれている。感動しました!・『好きこそものの上手なれ』を体現していると思う!・小学1年生で、この作文内容は素晴らしい!ラジコンの魅力が全部ここに書かれています。・子供は本質を見極めることがうまいと思う!趣味のあるべき姿だと共感しました。1つの遊びから、物事や人との付き合い方や、考え方を学んでいる息子さん。勉強をするだけでは学べないことを、ラジコンを通じて経験しているのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2022年08月04日登下校時の児童の安全を確保するべく、集団登下校を行う学校があります。小学生の子供たちを育てる、グラハム子(@gura_hamuco)さんは、ある日登下校の見守り活動に参加していました。小学1年生の娘さんの班を見送った時、小学6年生の男児がグラハム子さんの前を通ったといいます。おばさんは朝からハートウォーミングでしたよ pic.twitter.com/Y4x5IrRxJQ — グラハム子 (@gura_hamuco) July 4, 2022 恥ずかしいのか、小さな声でグラハム子さんに挨拶をした男児。しかし、重そうな荷物を持つグラハム子さんの娘さんには高い声を出し、「荷物を持ってあげる」と話しかけてくれたのです!「1年生にはそんな声を出しちゃうんだ?」と、男児の言動に、キュンとしたグラハム子さん。男児の投稿を漫画にし、Twitterに投稿すると、「優しい」「これはキュンだわ」と、多くの人から共感を集めました。子供の何気ないやり取りは、時に大人の心を温めてくれるものかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月05日子供の頃に書いた手紙やハガキが、大人になってから届いたことはありませんか。例えば、10歳を迎えたことを記念した『2分の1成人式』で、20歳の自分に向けて手紙を書く…といったものが挙げられます。塩見(@_nemurenaiyo)さんの場合、小学6年生の頃に書いたハガキが、大人になってから届きました。そこに書かれていた内容を目にし、塩見さんは懐かしい気持ちになったようです。今、彼氏はいるの?しおんは彼氏いる?大学に行ってる?女子会はやってる?まだアイツのことが好き?いっぱい聞きたいけど、うちら会えるわけがないよね…(笑)会ってみてぇ~!!昔のしおんは楽しすぎて死にそう!昔の夢の『小説家』をあきらめないでね!あきらめたら承知しないわよ!いつまでもアイツのこと好きでいなよ!あと、机の奥を見なよ!6年1組の頃の汐音小学6年生の頃の自分からはがき届いたんだけど一期一会☆みをバシバシ感じる… pic.twitter.com/rmN8pGGjcQ — 塩見 (@_nemurenaiyo) October 7, 2021 ハガキには、当時小学6年生だった塩見さんから、たくさんの質問が書かれていました!恋人の有無や進学、女友達との付き合いについて聞いており、将来に自分が何をしているのかが気になって仕方がないのでしょう。塩見さんによると『アイツ』とは、『多分、青ペンのインクを飲んだ子のこと』と思い当たる人物がいるようです。また、ハガキに書かれていた通り、塩見さんが机の奥を見ると、「当時、真剣に信じていたおまじないをまとめた手紙と、書きかけの小説ネタがあった」とのこと。ハガキだけでなく、机の中にしまっていたモノも出てきて、懐かしさで心がいっぱいになりそうですね。大人になってから、子供の頃に書いたり、使っていたりしたモノを見つけると、懐かしさや新鮮な気持ちを抱くことでしょう。当時のモノが残っている人は、掘り返してみてはいかがでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2022年05月17日どうもこんにちはのばらです。新生活が始まって早いもので1ヵ月。皆さまいかがお過ごしでしょうか。小学6年、4年、年長となった我が家の3姉弟ですが、今回は次女カエの新生活エピソードを聞いてくれませんか?先日、学校の行事予定を見ながらの会話。またある時、長女と次女といっしょにクラスで決める係は何が良いか話していた時のこと。あんなに小さかった娘がもう4年生。小学校生活も折り返し地点なのね…なんて感慨深く思っておりましたが…中身そのまんま珍発言は健在でしたよ。(まだ折り返しちゃいけない気がする)何はともあれ新生活。今日も笑顔の「ただいま」が聞こえるのを母さん楽しみに待ってます。
2022年05月06日多くの失敗を重ねて人は成長していくもの。ちえ(chie0109_11)さんは、高校3年生の時のエピソードをInstagramで明かしました。文化祭の準備中、ちえさんは同級生たちとともに、ちょっとしたミスを連発してしまったといいます。「効率的にしよう」「先を見越して準備しよう」という発想がなかった3人。90人前の『みたらし』を作るため、スプーンで1杯ずつ、みりんと醤油を計っていくという時間がかかりすぎる方法で計量していました!ラストには『鍋のサイズが合わない』というオチまでつき、多くの読者が笑ってしまったようです。・こんな青春、楽しすぎる!いろいろ通り越して愛しいね。・私もその場にいたら同じ失敗をしそう。・「この鍋のサイズ、絶対あかん」って思ったら案の定だった。・高校生時代って、こういうノリだよね。なんでも楽しいし、なんとかなる!数々の失敗も、大人になってから振り返れば『愛しい青春の1ページ』といえる…かもしれません![文・構成/grape編集部]
2022年04月21日通学路で歩いている1年生と6年生の差がすごかった。改めて子どもの成長の速さを思うのでした。■あっという間にお姉さんに1年生と6年生の差6年生と大人の差どっちも(違う意味で)すごいんだうちの娘たち、家にいるときは「まだまだ子どもだな~」って思うんだけど(身長はあるけど)、学校で見かけると、しっかりお姉さんしてるなって思うんだよね(汗)。保育園年長さんのとき、年少さんや未満児さんの相手してくれてたのを思い出す……。あのときもうちの子大きくなったんだなって思ってたけど……。あれからもう6年も経ったなんてなぁ(涙)。
2022年04月16日ぷ(@DQaka_pupupusun)さんがTwitterに投稿した、3枚の写真が話題です。写っているのは、小学生の息子さんが夏休みの自由課題で作成した、インテリア。早速、その写真をご覧ください。ナンバリングシリーズをプレイするとその時間が欠ける pic.twitter.com/5FeoFxxWJz — ぷ (@DQaka_pupupusun) March 24, 2022 時計の周囲に配置された、棚。棚の上には、人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのソフトが、乗せられています。時計の周りに置かれたソフトをよく見ると、文字盤『1』の場所には、シリーズの1作目が。続けて、2作目、3作目と置かれています。もうお気付きでしょうか…。息子さんが作ったのは、文字盤の代わりに『ドラゴンクエスト』のソフトを置くことで完成する、大きな時計なのです!息子さんは棚を設置するにあたり、このような設計図を描いていたのだとか。棚の配置を考えるにあたり、算数の勉強になったようですね。ちなみに、写真の『7』と『12』の場所にソフトが置かれていないのは、ゲームをプレイ中だからだそうです。すべてそろった写真がコチラ。『ドラゴンクエスト』シリーズのナンバリングタイトルは、2022年3月現在、11作目まで発売中。そのため、文字盤『12』の場所には『ドラゴンクエストヒーローズⅠ』と『ドラゴンクエストヒーローズⅡ』を一緒に置いているのだとか。この投稿には、さまざまな声が寄せられました。・この発想、好きすぎる!・長く続く作品のディスプレイ方法として秀逸。・これ、いいですね!私は『スターウォーズ』シリーズで真似しようかな…!・おしゃれすぎます。僕の家にも欲しい。息子さんが作ったインテリアからは、『ドラゴンクエスト』シリーズへの愛を感じますね![文・構成/grape編集部]
2022年03月25日春は新たな出会いや別れの季節。学校を卒業すると、それぞれ新たな学校や進路に進むことになりますよね。みつ(@mikkun_m)さんの小学6年生になる娘さんは、2022年3月で小学校を卒業。同年4月からは、中学生になります。みつさんは、娘さんが小学1年生の時と、今回卒業を迎える姿を撮影していました。卒業時の姿を入学当初の写真と比較すると、6年間で娘さんが大きく成長したことがよく分かります。6年という時の流れ… pic.twitter.com/eb3ZfdPBUV — みつ®︎ (@mikkun_m) March 17, 2022 1枚目が、小学1年生の頃の娘さん。2枚目が、小学校を卒業する娘さんです。椅子に座り、先生のほうを見つめていた当時小学1年生の娘さんは、これから始まる学校生活にドキドキしているかのよう。6年後、卒業する娘さんは、先生がいる方向を真っ直ぐに見ており、落ち着いているようです。親の多くは、口をそろえて「子供が大きくなるのは早い」といいます。こうして6年が経ち、成長した娘さんを見ると、しみじみと感じますよね。【ネットの声】・たった6年、されど6年。歳月の重みを感じる2枚の写真だ。・見るだけでうるっとくる。こうして子供の成長を目に見えて残しておきたいね。・感動する写真。見たら泣いてしまう。子育ては、食事や寝かしつけ、お弁当の準備など、数えればきりがないほど多くの試練があります。ですが、子供が成長し、親の手を離れるのは時間の問題。娘さんも、今後ますます成長し、あっという間に大人になるのでしょう。今しか目にできない我が子の姿を、写真としておさめておきたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年03月22日ウーマンエキサイトをご覧のみなさん、こんにちは!はなうさです。今回は新シリーズのスタート!長男が春から小学校に上がるタイミングで、ふと自分の小学一年生だった時のことを思い出しました。全5話になります。どうぞ最後までお付き合いください。私が通っていた小学校では毎週火曜の朝に「音楽集会」と呼ばれる全校集会があり、一年生から六年生まで使う「歌の本」という歌詞集がありました。6年使うので無くさないようにと念を押されたその本が、小学一年の冬のある日なくなっていたことに気付きます。 慌てて先生に伝えると、その日は隣の席のきみちゃんという友だちに借りるように言われました。きみちゃんは席も隣同士で、集会の時の背の順でも前後同士の友だちでした。音楽集会が始まると小さな歌詞集を2人で持ちながら歌いました。歌いながら私の歌の本は一体どこに行ってしまったのか考えました。家に持ち帰るのは夏休み・冬休みの時だけ。先週の音楽集会の時はあった。ランドセルに入れた記憶もないければ家で出した記憶もない。けど、今日帰ったら探してみよう。そんなことを考えながらだったので、元々歌が得意じゃなかった私は余計に歌い方が辿々しくなりました。私が近くにいるせいか、歌の得意なきみちゃんもいつもより声が出ていません。早く自分の歌詞集を見つけなきゃ、きみちゃんも思うように歌えない。「歌いづらいよね、ごめんね」歌い終わるまで申し訳ない気持ちでいっぱいでした。音楽集会が終わり、きみちゃんにお礼を言うときみちゃんが持っていた歌詞集を落としました。それを拾おうとした私の目にあるものが飛び込んできます。それは、私の名前が消された上に書かれたきみちゃんの名前でした。次回に続きます
2022年02月24日■前回のあらすじ小学校に入って求められるものも大きくなった長男はストレスを抱えていたかもしれない。その状況を理解し、今親としてできることとは…?■感染症拡大により6月開始となった小学校生活■生活面で問題のあった学校生活が一変…?家での反抗的な態度がまだ少なかった1年生と、2年生の今とで、にぃくんの学校での態度はどう変わったのか。思い当たる点を描き出してみました。1年生の頃は、面談で学習面の意欲的なところを褒めてもらうも、生活面の「気になる点」をたくさん挙げられました。しかし、2年生になるとそれが一変。そして、家での態度は…?次回に続く「中間反抗期という名の成長証明書」(全9話)は21時更新!
2021年12月30日KOU.(kou.yukino)さんは、小学6年生である息子さんの宿題をInstagramに投稿しました。この日、息子さんに与えられた宿題は、漢字ドリル。『拡』『針』の漢字を使って文章を作るという問題に対し、息子さんの秀逸な回答をご覧ください。アベノマスクを再び配布するという情報を拡散する。ぼくが頭がいいのは、教育方針がいいのではなくぼく自身の努力だ。どちらも、ユーモアあふれる、小学6年生とは思えない内容です!息子さんの回答に、先生も思わず「すご…」と、たじたじの様子。3枚目の息子さんの写真からは、「さて、次はどんな回答で先生を楽しませようか」という余裕すら感じられます。ユーモアあふれる回答には、さまざまなコメントが寄せられました。・クセになる名言だわ。・『針』で『教育方針』という言葉を思い付くことがすごい。お見事!・天才かな?ファンになっちゃうわ。子供とは思えない『珍回答』で、先生や周囲の大人を楽しませている息子さん。大人を笑わせることができる文章力は、彼自身が努力してきた結果だといえますね。[文・構成/grape編集部]
2021年12月20日2人の娘さんを育てている、ぐでちち(@gude_chichi)さん。小学1年生の長女は、学校で『生活文』を書く作文の授業があったようです。そこで、娘さんはある傑作を生みだしていました。『どうしよう』と題名が付けられた3枚にもおよぶ作文。その内容をお読みください。クリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大しますクリックすると画像を拡大します長女小1の作文、長いけど読んでやってほしい。親の僕は爆笑した。 pic.twitter.com/oT34BckFFJ — ぐでちちwith7y♀2y♀ (@gude_chichi) March 23, 2021 ほかのクラスメイトは作文を書いているのに、内容が思いつかなくて焦る娘さん。授業の終了時間が迫ってきます。悩んでいるところに先生がやってきて、書いていないことを注意されると、より焦りが増してしまいました。友達に相談した娘さんは、「どうしようって考えているなら、題名は『どうしよう』でいいんじゃないかな」とアドバイスをもらいます。そのため、この作文は『どうしよう』がタイトルになっているのでしょう。先生は、娘さんのこの傑作に花マルをくれました。時折、先生から「想像ね」というコメントが入っているため、この作文の一部は娘さんが想像をして書いたようです。「まるで本当のお話みたいです」と、先生からも絶賛のコメントが記入されていました。【ネットの声】・面白かった!表現がとてもうまい。・小1で起承転結ができている。大人の自分より作文がうまいのではと思う。・最後の一文で、題名の伏線を回収しているのがすごすぎる。・この作文を肯定した先生も素晴らしいし、読んで爆笑したというお父さんのコメントもいい!題名のところをよく見ると、『だいめいなににしよう?』という文字が消された跡がありました。きっと、娘さんは頭の中でいろいろと考えていたのでしょう。小学1年生とは思えない素晴らしい作品に、驚きますね![文・構成/grape編集部]
2021年03月25日