子育て情報『ワーチャレベスト4。「止める・蹴る」のイメージが強い川崎フロンターレのU-12が実践する「個の育成」』

ワーチャレベスト4。「止める・蹴る」のイメージが強い川崎フロンターレのU-12が実践する「個の育成」

――相手のトリアネーロ町田も強豪で、過去に対戦経験もあると思います。この試合に向けて、どんな準備をしたのでしょうか?

大会前に練習試合を行ったのですが、相手チームのメンバーが変わっていた印象を受け、少し戸惑いはありました。しかし、それ以上に我々のチームが最初うまくプレーできなかったことが課題でした。

――今大会の狙いや課題、目標などは?

子どもたちには「バルセロナと対戦したい」という思いがあったのですが、残念ながらそれは叶いませんでした。(注・バルセロナはラウンド16で敗退)。ただ、次の中国チームとの試合など、日本では経験できないような相手との試合を通じて、彼らが何をできるかを見たいと思います。

ワーチャレベスト4。「止める・蹴る」のイメージが強い川崎フロンターレのU-12が実践する「個の育成」


■フロンターレは「止める・蹴る」のイメージが強いが......

ワーチャレベスト4。「止める・蹴る」のイメージが強い川崎フロンターレのU-12が実践する「個の育成」

川崎フロンターレでは個人の技術向上に力を入れているそう写真:新井賢一

――フロンターレのジュニアは、個人の技術向上を目指して、ボールを扱うトレーニングの割合が多いと聞いています。

フロンターレは「止める・蹴る」のイメージが強いですが、ジュニアではそこはあまり行わず、ドリブルやリフティングなどを取り入れ、ボールを持つ技術など、個人の技術向上に力を入れています。

私は昨年からU-12を担当していますが、三笘薫選手や板倉滉選手を指導していた、玉置(晴一)コーチの教えを受け継いでいます。僕は彼を師匠だと思っているので、それを取り入れてというか、その指導方針がフロンターレらしさだと思っています。個人技はジュニア時代にやることで、十分に身につけられると思っているので、しっかりと取り組んでいきたいと考えています。

――玉置コーチは現在U-18のコーチですが、U-12からU-18まで一貫して技術を重視しつつ、学年が上がるにつれて、チームとしての力も伸ばしていく方針なのでしょうか?
そうですね。U-18の監督である長橋(康弘)も、コーチの玉置、佐原(秀樹)も、ジュニアでの指導経験があります。クラブ全体として、個人の能力をより高めたいという思いがあるので、ジュニアに関しては勝ち負けよりも、個人の育成に重点を置いています。


――成果はいかがですか?

まだまだです。僕は過去に宮代大聖選手などを指導した経験があるのですが、この年代の基準というよりも、フロンターレの基準で比べると、正直なところまだまだだと感じています。

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