バーモントカップ優勝の戸塚FCJが、ワーチャレで海外勢との試合で感じた、日本との違い
ジュニアユースになっても使えるようなことを、しっかりと戸塚で実践していきたいと思っています。
――バーモントカップの激闘の影響はあったと感じますか?
正直、思ったより反響がありました。私自身も初めての経験だったので、これほど注目されるのかと痛感しました。選手たちには、フットサルで日本一になったという目で見られるのだから、グラウンド内外での振る舞いを意識するよう伝えました。
■勝ちにこだわりすぎない、やってきたことを表現した先に結果がある
勝ちにこだわるより、やってきたことをうまく表現できれば結果はついてくると選手たちに伝えているそう写真:新井賢一
――フットサルのバーモントカップの監督も、鈴木さんがされていたのでしょうか?
形式上は監督として参加しましたが、戸塚が提携している『RAD Futsal Project』の鳥丸(太作)がアドバイザーとしてベンチに入り、協力してやりました。
――監督として異なる2つの大会を指揮でとって、勝ちにこだわってやってきたこの1、2週間という感じだったのでしょうか?
そうですね。勝ちにこだわるというより、自分たちがやってきたことをうまく表現できれば、その先に結果がついてくるという話を選手たちにしています。勝ちにこだわりすぎず、自分たちがやってきたことが、次に繋がっていくと思っています。
■世界を経験できたことはプラス
――ワールドチャレンジは世界に挑戦する大会ですが、海外チームと試合をした感想を聞かせてください。
ありがたいことに、ミャンマーのチームとインドネシアのチームと対戦させていただきました。日本では経験できない球際の激しさや勝負への意欲、身体能力の違いなど、世界のチームはまた違うんだなと感じました。日本だけでなく世界を経験できたことは、僕自身もそうですし、選手にとってもプラスになると思います。
――今後に向けて、意気込みをお願いします。
9月にフジパンカップの関東大会があるので、世界を相手に経験したことを、トレーニングやトレーニングマッチに活かしていきたいです。そして、サッカーでも全日に出場できるように、(埼玉県は)激戦区ですが頑張ります。
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