思考力やコミュニケーション、「非認知能力」がサッカーで必要な理由 サカイクコーチが伝えるサッカーで非認知能力を伸ばすコツ
サッカーを通じて子どもの成長を後押ししたい保護者のみなさんへ向けて、不定期に行っているサカイクのオンラインセミナーが11月に開催されました。
これまでのべ7000人が参加したサカイクキャンプをはじめ、シンキングサッカースクールで日々子どもたちと接している指導者がこれまで得た知見を提供する場です。
今回のテーマは「非認知能力」。最近よく聞く言葉ですが、この非認知能力がサッカーでも必要な理由、サッカーで伸ばせる理由について説明。サカイクが大切にしている非認知能力=ライフスキルも掛け合わせ、わかりやすく解説しました。
(構成・文:小林博子)
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非日常の中でサッカーを楽しみながら人間的にも成長するサカイクキャンプ
<<わが子の良いところを見つけられない、という保護者におすすめの方法
■サカイクコーチによる保護者セミナー
今回のセミナーには、菊池健太コーチと柏瀬翔太コーチが参加。二人ともシンキングサッカースクールやサカイクキャンプで活躍しています。菊池コーチはサッカーをする子の父としても、子育ての実体験を踏まえつつ、どうして非認知能力がサッカーでも必要なのか、家庭ではどう伸ばすのかをお伝えしました。
質問コーナーでは、小学校の教員免許を持つ柏瀬コーチも参加。今までの知見も踏まえ、アドバイスをしてくれました。
これからの社会を生きるために必要な能力、と紹介されているのは知っていますが、実際「非認知能力」とはどんな能力なのか、どう育てればいいのか。同じような悩みや疑問をお持ちの方はきっと多いはず。
セミナー中にいただいた質問と回答を記事の最後に紹介するので、最後までご覧ください。
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■非認知能力とは?
子育てをしているとたびたび耳にする「非認知能力」というワード。
これからを生きる子どもたちにとって大切な能力だとぼんやりと知りつつ、それがどんなことなのかや、具体的にどうするとその能力を伸ばすことができるのかなどはあまり理解されていないかもしれません。まずは、セミナーの冒頭に非認知能力を2つの概念でご紹介しました。
・生きる土台となる力
・テストなどの数値で測れない能力
テストの点数やスポーツのタイムなどで測ることができるのは「認知能力」