ダメ出しよりまずほめること!子どもに片付けを促す9つの方法・後編
子どもが自分のモノを片付けられるようになるためには、まずは子どもにとって使いやすい環境を整える必要があります。
整理収納アドバイザーのトノエルが、前編に続いて数々の失敗の末にたどり着いた、子どもの片付けを促す工夫を9つご紹介します。
「集中できるのは10分!子どもに片付けを促す9つの方法・前編」でご紹介した工夫はこちら。
子どもと相談して決める片付けに集中できる時間に合わせて、おもちゃの量を決める散らかりやすい場所に収納場所を設置するなるべく簡単な方法で収納する今回は収納術に加えて、子どもにやる気を出させるテクニックをご紹介します。
■ 5.子どもが出し入れしやすい高さにする
肩から腰の高さまでの位置は、手を伸ばしやすく、収納のゴールデンゾーンです。
子どもと大人は背の高さが違うぶん、当然このゴールデンゾーンも違ってきます。
子どもがよく使うモノは、子どもの肩から腰までの位置に収納すると、出し入れしやすくなります。
この位置に収納するモノは、棚に置く、カゴや引出しに入れる、フックに引っ掛けるなど、どんな方法でも扱いやすいはずです。
ITADAKI24 / PIXTA(ピクスタ)
腰から下は、子どもにとっても見えにくく手を伸ばしにくい位置になるので、大きなモノは棚に置く、細かいモノはカゴや引出しに入れる、などして、横や真上から見たときにどこに何があるかわかりやすい工夫が必要です。
肩から上は、子どもにとって手を伸ばしにくい位置になるので、モノを収納するのは子どもの目線の高さまでにしておくのがオススメです。
また、重いモノもこの高さに置くのがオススメです。
重いモノを持ちあげるのは危険なので、軽いモノをそっと置くだけ、フックに引っ掛けるだけの収納にしておきましょう。
■ 6.子どもでもわかりやすいラベルにする
どこに何を収納するのか決めたら、子どもにとってわかりやすく表示しておくといいですね。
ラベルを付けるのが一番いいと思います。
子どもによって、文字がわかりやすい子、写真がわかりやすい子、イラストやアイコンがわかりやすい子など、さまざまです。
どういう表示の仕方だったらわかりやすいか、お子さんと一緒に考えてみてくださいね。
■ 7.具体的でポジティブな声掛けをする
子どもへの声掛けは、わかりやすくプラスのイメージの言葉を選びたいですよね。