公務員が1位!子どもに就いてほしい職業と親の就活支援とは?
しかし母親は「新卒で入社する会社で正社員として長く勤めてほしい」(46.5%)が最多。
一度就職したら定年まで同じ企業で働いて欲しいという”新卒終身雇用”を望む母親の強い気持ちが窺える結果となりました。
まちゃー / PIXTA(ピクスタ)
■ 親たちはどんな「就活支援」をしてる?
最後に、子どもの就職活動の支援を見てみましょう。
リクルートスーツの購入や交通費などの金銭的支援以外で保護者がサポートしているのは、「あまり気を遣わないような雰囲気や環境作り」(45.9%)がトップ。
さらに、父母別で見てみると父親は「企業選びのアドバイス」を支援し、母親は「身だしなみを整える手伝い」を支援。
Fast&Slow / PIXTA(ピクスタ)
それぞれ役割分担ができているように見受けられました。
また、エントリーシートも自己分析も不要だった親世代の就職活動ですが、今や”就職活動=エントリーシート=自己分析”が常識。
風見鶏 / PIXTA(ピクスタ)
自己分析の”自分史”作りのために、保護者たちも支援していることは今の時代の表れと言っていいでしょう。
いかがでしたか?
学生はどうしてもCMに出てくるような誰もが知っている企業に憧れがち。
社会に出たことのない学生の視野は親が思った以上に狭いかもしれません。
筆者は就職活動をスタートする頃、両親から”世間には知られていないけれど業界では有名な企業”、”両親以外の大人と仕事の話をしてみること”など様々なアドバイスを受け大変役に立った記憶があります。就職活動の支援として金銭面の補助や、干渉しないことは必要ですが、”子どもの視野を広げる支援”も重要であると筆者は思います。
【参加】
※就活生の保護者が子どもに働いてほしい企業。1位は圧倒的得票数で「公務員」。2位「トヨタ自動車」、3位「NTT」~「2018年度マイナビ就職活動に対する保護者の意識調査」を発表~
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