リビング学習はいつまで効果がある?メリット・デメリット
10連休も終わり、子どもを持つお母さんにとって、学習環境は気になるところですよね。
教育系の雑誌などでは「リビング学習」についてよく特集として取り上げられるので、実際に成績アップに繋がるのか気になることでしょう。
実際「リビング学習」は効果があるのでしょうか?
我が家の中学受験から入学以降まで、リビング学習から子ども部屋学習へと試して考えさせられたことなどについてご紹介します。
■ リビング学習のメリット・デメリットとは?
マハロ / PIXTA(ピクスタ)
「リビング学習は親の目が行き届きやすい」という話を聞いたことがある方は多いでしょう。
朝日新聞出版『AERA with Kids』(2017年春号)の調査では、リビング学習をしている家庭は、調査数全体の8割という結果が出ています。
「リビング学習をしている子どもは、東大へ行く子が多い」という特集を組んだ雑誌や書籍なども出ていて、マイホーム購入時に学習コーナーを作るご家庭も多いようです。
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筆者の家でも、小学校入学時からリビング学習を始めていました。
ただ、専用の学習コーナーは作らず、ダイニングテーブルでさせていました。
「いつもそばにお母さんがいる。誰かがいる」という安心感が生まれます。
家でも学校でも、話し声や生活音はいつもつきまといます。
実際、生活音がよく出るリビングで勉強させることで集中力が身につくというメリットはあると思います。
デメリットとしては、家事で忙しい時に声をかけられるとつい叱りつけて、学習意欲を失わせてしまうこと。
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筆者宅では、小2のときにかけ算がなかなか覚えられず、家事で忙しい時につい叱ったことから、一時期、かなりの勉強嫌いになってしまいました。
また片付けについても、いくら親が工夫しても大事な学校からのプリントを紛失することが多々あったので、子どもに合った学習環境を作ることを考えました。
■ 小学校中学年〜卒業までは悩みながら環境を変えていた
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筆者の子どもについては、地元の公立中学校の環境の悪さから、中学受験に備えて小4のときに中学受験から高校受験まで扱う塾に入塾しました。
専門塾に入ってから、小5の後半から帰宅時間が午後10時半となり、学校と塾の宿題や受験勉強をリビングでしていました。