熊川哲也が英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして活躍後、Kバレエ カンパニーを設立したのは1999年のこと。古典作品を独自の視点で演出した作品群のほか、稀有なダンサーである熊川の審美眼によって創り出される意欲作も、Kバレエの魅力だ。2014年にはオペラ原作の『カルメン』、2017年には台本や音楽などすべての構成を担当した『クレオパトラ』を世界初演。毎日芸術賞特別賞を受賞するなど、高い評価を得ている。そして今年、カンパニー創立20周年を迎えた熊川が次に挑戦するのは、オペラ『蝶々夫人』の全幕バレエ化だ。都内で行われた制作発表に足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は明治時代、開国間もない頃の日本で展開する。長崎の武家に生まれたバタフライ〔蝶々〕(矢内千夏、中村祥子、成田紗弥のトリプルキャスト)は、家が没落したことで、今では遊女見習いとして遊郭にいた。その頃、海軍士官としてアメリカから赴任してきたピンカートン(宮尾俊太郎、山本雅也、堀内將平のトリプルキャスト)は、たまたま訪れた遊郭でバタフライと出会う。可憐な一輪の花を思わせるバタフライに惹かれ、ピンカートンは港を見下ろす邸宅に彼女を住まわせることにする。ピンカートンに一生を捧げるものと信じて、嫁入り道具や父の形見の短刀を携えやってきたバタフライだったが……。会見では熊川と矢内、中村、成田、そしてピンカートン役のほか本作では振付補佐も務める宮尾が登壇。 和と洋が融合する新たなバレエの舞台を、今まさに制作中という熊川は、「自分自身に“必ず成功する!”と言い聞かせているところ」と笑わせながらも、「非常に悩みましたね」とクリエイティブの苦労を明かす。「我々ダンサーは“アウト”(身体や脚を常に開くバレエの基本)にするという西洋の伝統を受け継いできたわけで、対照的な日本の“イン”の動きを同時にするのは、やはり難しい。なので、日本的な要素はスピリットなものに込めようと思っています」と熊川は語る。その“イン”の象徴ともいえるバタフライ役の矢内は、昨年プリンシパルに昇格したばかり。「日本人だからこそ感じ取れる心情はあると思うので、そこを大切に演じたいです」と真剣な面持ちだ。一方、同じバタフライ役でも、ベルリン国立バレエ団やハンガリー国立バレエ団でプリンシパルの経験を持ち、スケールの大きさが魅力の中村。「自分と一致する部分があまりないので大変ですね」と笑いつつ、熊川の振付には「いつも感銘を受けています」と新たな挑戦を楽しんでいる様子だ。また注目のホープ、成田は「国籍や身分の違いも超える愛を、ステップや音楽に乗せて演じられたら」と初々しく語った。「バタフライが物語でどう見えるかを考え、客席からブーイングが起きるほどのピンカートンにできれば」と話す宮尾ともども、意気込みは充分。Kバレエならではの『マダム・バタフライ』の誕生を、今から楽しみに待ちたい。9月27日(金)から29日(日)までオーチャードホール、10月10日(木)から14日(月・祝)まで東京文化会館大ホールにて上演。取材・文/佐藤さくら
2019年08月01日リーボック(Reebok)とヴィクトリア・ベッカム(Victoria Beckham)がコラボレーション。ユニセックスで着用できる「リーボック × ヴィクトリア・ベッカム」が、2019年7月25日(木)より順次発売される。ダンス&エクササイズ着想のユニセックスウェア2度目のコラボレーションとなる「リーボック × ヴィクトリア・ベッカム」では、第1弾をさらに進化させたユニセックスで着用できるストリートウェア・コレクションを展開。インスピレーション源は、ヴィクトリアが日々行っているストイックなエクササイズと、ダンサーとしての経験だ。スポーツウェアのエッセンスと、トレンド感、80年代~90年代のムードをミックスして、アパレル・シューズ・アクセサリーをデザインした。アースカラー×ネオンカラーキーカラーはアースカラー。カーキやネイビーなどのミリタリーカラーに、スモーキーなピンクを組み合わせた。また、旬なネオンカラーをアクセントにプラスオン。落ち着きのあるアースカラーに、パキっとしたネオンイエローをマッチさせて、躍動的な要素をプラスした。ネオンカラーのスニーカーコレクションのメインとなるシューズは、リーボックが90年代に発売したランニングシューズ「ボルトン(Bolton)」をベースに、アレンジしたもの。シューレースにネオンカラーを大胆に起用して、プレイフルなデザインに仕上げている。オーバーサイズアウターアウターウェアは、バリエーション豊富なラインナップ。ウインドブレーカー、ボンバークルーネック、アノラックを取り揃えた。80年代から90年代初頭にかけてのファッションへのオマージュとなっていて、ブランドロゴとグラフィックを印象的に使用している。ユニセックス仕様のオーバーサイズもポイントだ。バレエ着想のダンススカートまた、バレエからのインスピレーションのもと、アンダーウェアやアパレルをデザインした。ブラジャーはフィット感があり素肌感覚で纏える、ストレスフリーな仕様。繊細な素材で仕上げたオフショルダーのトップスや、エアリーなダンススカートも揃っている。【詳細】「リーボック × ヴィクトリア・ベッカム」発売日:2019年7月25日(木)より順次発売取扱い店舗:バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)銀座店、三越伊勢丹新宿店、ヌビアン(NUBIAN)<アイテム例>・RBK VB ダンス スカート 14,040円(税込)・RBK VB ボルトン ソックロー 30,240円(税込)・RBK VB アノラック 54,000円(税込)・RBK VB オーバーサイズ ボンバー ジャケット 70,200円(税込)【問い合わせ先】リーボック アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033※電話受付 平日 9:30~18:00
2019年07月28日現代のバレエ界において“レジェンド”という言葉がもっとも相応しいダンサー、アレッサンドラ・フェリとロベルト・ボッレ。彼らが9人のゲストたちと展開する〈フェリ、ボッレ&フレンズ〉。その開幕を前に、ふたりに公演の見どころを聞いた。【チケット情報はこちら】ふたりは今回、Aプロで上演されるアシュトン振付『マルグリットとアルマン』で共演。オペラ「椿姫」と同じ、デュマ・フィスの小説を原作とした35分ほどの作品だ。「私の大好きなバレエなの。これより先に、ジョン・ノイマイヤーが振付けた『椿姫』でもマルグリットを踊っているけれど、おかげでアシュトンのマルグリットでも、そのキャラクターの陰影を心の底から理解して演じることができているわ」と話すフェリ。ボッレは、彼女が演じる高級娼婦マルグリットに恋する純粋な青年、アルマンを踊る。「非常に密度の濃いバレエです。この作品を核に、いくつもの宝石をちりばめるようにしてプログラムを組みました」と話す。その美しい容姿から、イタリアの貴公子と呼ばれてきた彼だが、長く芸術監督を務める〈ボッレ&フレンズ〉の初の日本公演となる今回、実に対照的なふたつのプログラムを組んできた。「いっぽうのBプロは、(ジョン・ノイマイヤーが芸術監督を務める)ハンブルク・バレエ団のダンサーたちも参加して、敬愛するジョンにオマージュを捧げるプログラムに。僕が踊る『オルフェウス』は彼が僕に振付けてくれた作品だし、アレクサンドル・リアブコとは、ジョンが振付家ベジャールの70歳の誕生日に捧げた『作品100~モーリスのために』を踊ります」(ボッレ)。フェリも、「今回は私たちが80歳を迎えたジョンへのお祝いと、感謝の気持ちを込めたいわ。私も『バーンスタイン組曲』でハンブルクの彼らと共演し、また、私にとって極めて特別な作品、『フラトレス』を踊ります」。イタリアの伝説的女優、エレオノーラ・ドゥーゼを題材とし、フェリのために創作されたバレエ『ドゥーゼ』、その第2幕に配された場面だ。「瞑想的で、スピリチュアルな作品です。それは死後の世界であり、すべてがゆるやかに進む、まるで禅の庭のような美しさです」(フェリ)『ロミオとジュリエット』や『マノン』などのドラマティックな役柄で一世を風靡したフェリ。44歳で1度引退するも50歳で見事に復帰、多くの人々を魅了し続ける彼女の、まさに新境地だ。ボッレも、「Aプロ、Bプロと全く違う世界をお見せすることになるから、両プログラムとも観ていただかなきゃ、損ですよ!」と笑顔を見せた。公演は7月31日(水)~8月4日(日)、東京・文京シビックホールにて。チケットは発売中。取材・文;加藤智子
2019年07月26日他の追随を許さぬエレガンスで世界のバレエシーンの最高峰であり続けるパリ・オペラ座バレエ団より、エトワール(最高位ダンサー)のドロテ・ジルベールやマチュー・ガニオら、トップダンサー5名が来日して日本初演の2作を披露した『ル・グラン・ガラ』から1年半。新たに3名のオペラ座ダンサーが加わるなど、さらにパワーアップした『ル・グラン・ガラ2019』が、7月23日(火)に文京シビックホール 大ホールで開幕する。まず上演されるAプロは、昨年にはなかったクラシック作品を中心としたガラ公演。ヌレエフ版の『白鳥の湖』『眠れる森の美女』『ライモンダ』に加え、フォーサイスからローラン・プティ、マクミラン、バランシン、プレルジョカージュまでの名作が並ぶ、バレエ初心者でも楽しめること間違いなしのバラエティ豊かなラインナップだ。そしてBプロは、昨年の2作が好評を博した振付家、ジョルジオ・マンチーニが出演ダンサー8名とともに目下創作中の『マリア・カラスへのオマージュ』と、バランシンの『ジュエルズ』より“エメラルド”と“ダイヤモンド”。世界初演の新作と、すでに定評ある作品を続けて観ることができる、こちらも魅力的なプログラムとなっている。日本にいながらにして、世界最高峰のバレエ団の“今”を心ゆくまで堪能できる公演となりそうだ。文:町田麻子
2019年07月23日ロシア・バレエ界の巨匠振付家ボリス・エイフマン率いるエイフマン・バレエが21年ぶりに来日。東京公演を控えた7月17日、在日ロシア大使館にて記者会見が行われ、エイフマンをはじめ、ダンサーのリュボーフィ・アンドレーエワ、オレグ・ガブィシェフ、リリア・リシュクが出席した。【チケット情報はこちら】この日、日本に到着したばかりだというエイフマンは「成田からここに来るまで、車窓を眺めながら昔のことを思い出していました」と感慨深げ。1990年代初頭、祖国が困難に見舞われる中、日本からの招聘に応じ来日を果たしたが「日本での公演は、私たちの選んだ道が間違っていない、正しい道を進んでいるという自信を授かった大切なツアーとなりました」と振り返る。そして、最後の来日公演から20年もの時を経て、再び日本での公演を迎えるがエイフマンは「日本に“戻ってきた”のは私エイフマンだけであり、バレエ団はみなさんがまだ知らない、新たなエイフマン・バレエです」と過去とは切り離された新たなバレエ団であることを強調。「私たちが世界中で受け入れられるその秘密は、肉体を言葉として、人間の心理を表現することができるからです」と語り、“古典”と“モダン”という言葉で比較されがちなエイフマン・バレエのスタイルについても「感じてほしいのは私たちの芸術。モダンでも古典でもなく、すべてを含んだ新しい、私たちのスタイルです」と唯一無二のオリジナリティへの強烈な自負をのぞかせた。今回、トルストイの傑作小説をチャイコフスキーの音楽に乗せて描く『アンナ・カレーニナ』と“考える人”で知られる彫刻家ロダンと彼が愛した女たちの物語『ロダン ~魂を捧げた幻想』が上演される。既に滋賀、静岡での公演が行われたが、ロダンを演じるガブィシェフは「ロダンを踊りながら、聴衆が集中し、ロダンの苦悩を共に受け止めてくれているのを感じました」と嬉しそうに語る。既に8年にわたりこの演目に向き合ってきたが「日本で踊るロダンは、日本人似のロダンになる気がしています(笑)」と語っていた。今回、初来日となるアンドレーエワは、ロダンの弟子であり恋人でもあったカミーユを演じるが、静岡での公演での日本の観客の反応に「温かく受け入れ、理解していただけたことに安堵を覚えました」と笑顔を見せる。改めて、ダンサーとしてエイフマン作品に参加する醍醐味を尋ねると、「新たな演目、役柄に出会うたびにワクワクし、役柄を通して自分さえも気づかなかった自分を発見しています」と力強く語った。そして、ロダンの内縁の妻・ローズを演じるリシュクは作品について「ありふれた伝記ではなく愛憎劇です。いまの時代、CGで何でも作ることができますが、私たちは肉体で素晴らしい彫刻を作ることができ、それは人々の心を動かすのではないかと思います」と語った。東京公演は7月18日(木)~21日(日)まで東京文化会館にて開催。取材・文・撮影:黒豆直樹
2019年07月18日プリティ・バレリーナ(Pretty Ballerinas)の2019年秋冬新作シューズが、2019年8月8日(木)からプリティ・バレリーナ青山店、銀座店、なんば店、梅田店ほかで順次発売される。プリティ・バレリーナとは?プリティ・バレリーナは、バレエシューズ、バレエパンプス、フラットシューズを中心に展開するスペイン発のシューズブランド。1918年スペイン・メノルカ島に誕生したハンドメイドのバレリーナシューズ工房からスタートし、今も変わらず、裁断から縫製までの工程をメルノカ島内の工場で行っている。質感&テイストMIXの新作シューズ2019年秋冬はトラッドの要素とツヤ感のあるミクスチャースタイルを提案。質感やデザインで遊びをきかせながらも、ベーシックカラーにまとめることでデイリーに使いやすいシューズを提案する。グリッター素材で仕上げたポインテッドトゥパンプスは、華やかな仕上がり。中央には、パール付きのブラックリボンを添えて、上品なスタイルに仕上げている。クラシックなポインテッドトゥのバレエシューズは、エナメルレッドでアップデート。艶のあるエナメルシューズは、コーディネートのアクセントになること間違いなし。同じくレッドカラーを用いた、ハートモチーフのフラットシューズもラインナップ。温かみのあるスエード地の上には、キラキラと輝くストーンでハートのモチーフを添えた。アニマル地のシューズも、今季はクラシカルな要素をプラスして落ち着きのある佇まいに。レオパード柄はシックなグレートーンをチョイスして、ボディ中央には大きなボウタイをあしらっている。金刺繍でエンブレム風のモチーフを配したスエードシューズ。ブラック×ゴールドの配色が、トラッドのムードを盛り上げている。中央には、プリティ・バレリーナのブランド名からとった「PB」の文字を添えている。ベルベッド素材にクラシックな花柄プリントを施した「マリリン バートン」も新登場。レッドカラーのパイピングとカーキのリボンが目を引く、秋色カラーのシューズとなっている。また、8月21日(水)から9月10日(火)までは、名古屋三越 栄店で期間限定ショップをオープンし、店頭にて2019-20年秋冬コレクションを発売する。【詳細】プリティ・バレリーナ 2019年秋冬コレクション発売日:2019年8月8日(木)取り扱い店舗:プリティ・バレリーナ青山店、銀座店、なんば店、梅田店、百貨店、セレクトショップほか■期間限定ショップ開催期間:2019年8月21日(水)~9月10日(火)※期間終了後も売り場にて展開会場:名古屋三越 栄店 3F 婦人靴住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目5-1
2019年07月12日ビューティフルシューズ(BEAUTIFUL SHOES)から、2019-20年秋冬コレクションの新作シューズが登場。すっきりフォルムのジップアップブーツ&シングルアイレットの新型LONGZIPBOOTS新型として登場するジップアップブーツ「LONG ZIP BOOTS」は、上質なキップレザーを用いて、すっきりシャープなフォルムに仕上げた1足。イタリア・ラッカーニ(RACCAGNI)社製のファスナーをサイドに配し、着脱しやすい仕様になっている。無駄のないミニマルなデザインとなっているため、長く愛用できそうだ。SINGLEEYELETまた、メンズのフット ザ コーチャー(FOOT THE COACHER)にも同型を展開する新型「SINGLE EYELET」は、アイレットを1つだけ配したシンプルで華奢な短靴。羽根部分のスリットが美しく、凛とした表情を見せる。ダークネイビーのレザーで軽やかな印象にMIDDLECUTSIDEGOREくるぶしでカットしたミドルカットサイドゴアブーツなどは、新色としてダークネイビーが登場。深みのある色味で、ブラックよりもやや軽やかな雰囲気が印象的だ。温かみのあるヘアカーフを配したバレエシューズBALLETSHOES継続で展開している、口周りにゴムを配したバレエシューズは、ヘアカーフを配した秋冬らしいデザインが登場。色はブラック、ブラウン、ベージュを用意する。木目の細かいシープレザーのライニング、低反発クッションを用いたインソールによって、快適な履き心地に仕上げている。秋冬に履けるラムファー付きサンダルSLIPONCLOGS & SINGLEBELTCLOGSインソールにウォーミングなラムファーを配した冬仕様のサンダル「SLIP ON CLOGS」「SINGLE BELT CLOGS」も登場。足先にはゆとりを持たせ、ソールには軽量かつ屈曲性に優れた新素材「I45」を採用。ボリュームのあるフォルムに対して、軽やかな着用感となっている。【詳細】ビューティフルシューズ 2019-20年秋冬コレクション 新作シューズ発売時期:2019年7月下旬~順次■シューズ例・LONGZIPBOOTS 68,000円+税・SINGLEEYELET 57,000円+税・MIDDLECUTSIDEGORE 57,000円+税・SLIPONCLOGS 45,000円+税・SINGLEBELTCLOGS 45,000円+税※シューキーパーは販売無し。【問い合わせ先】GALLERY OF AUTHENTICTEL:03-5808-7515
2019年07月04日今年7月、21年ぶりの来日公演が行われるエイフマン・バレエ。その公演を控えた6月2日、上演作品の『アンナ・カレーニナ』『ロダン~魂を捧げた幻想』について、文学、美術の専門家を講師に招いた「エイフマン・バレエ来日記念講演会」が開催された。【チケット情報はこちら】『アンナ・カレーニナ』についての講師は、東京外国語大学教授でロシア文学研究者の沼野恭子。まず小説に登場する3組の家庭の関係性の解説から始まり、冒頭の有名な一文「幸福な家庭はどれもみな似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」を引用。小説では「幸福と不幸」「都会と田舎」「生と死」など対比のコントラストが効いていることを紹介した。また機械文明の象徴として「鉄道」が物語の伏線となっている点など、小説を読み解くヒントを提示し「当時のロシア社会がリアリスティックに、端整な文体で描かれている。読書の快楽を味わうことができる名著」とその魅力を語る。さらに小説とバレエでは描かれ方が違うことに触れ「小説がどのように“アダプテーション”(原作を映画や舞台に脚色、翻案すること)されているかを観るのがもっとも楽しい。バレエという身体言語で文学をどのように表現しているのかも見どころ」と締めくくった。続いて、彫刻家オーギュスト・ロダンの創作魂に迫る『ロダン~魂を捧げた幻想』にちなみ、ロダン・コレクションで知られる静岡県立美術館の上席学芸員、南美幸が登壇。ロダンが一躍有名になった作品「青銅時代」について、そのリアルさが物議を醸したことや、代表作「地獄の門」「カレーの市民」の制作過程について、写真を交えながら解説した。またバレエでも描かれている、妻ローズと助手で恋人のカミーユとの三角関係に言及し、カミーユがロダンとローズを揶揄して描いたデッサンや、3人の関係を表現した彫刻「分別盛り」など、愛憎うごめく作品も紹介。晩年のロダンがニジンスキーの『牧神の午後』を賞賛し、彼をモデルにした彫刻を作っているという話もバレエファンにとって興味深い内容だった。最後にサンクトペテルブルクで『ロダン』を鑑賞し、バレエ団の稽古も見学した舞踊評論家の桜井多佳子が登壇。長身の美しいダンサーたち(ダンサーの採用基準は男性が184cm、女性は173cm以上)がアクロバティックな動きを繰り広げる興奮と、音楽の効果的な使われ方の面白さについて臨場感たっぷりに語った。文学、美術講座としても知識欲を刺激する贅沢な内容の2時間で、バレエファンはもちろん、文学、アート好きにとっても楽しめる公演になることを確信する講演会だった。公演は7月13日(土)に滋賀・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール、7月15日(月)に静岡・グランシップ(静岡)中ホール・大地、7月18日(木)~21日(日)まで東京・東京文化会館にて行われる。取材・文:郡司真紀
2019年06月12日バレエ、カッターシューズの新作が発売2019年5月31日、株式会社チヨダよりオリジナルブランド「cloverleaf(クローバーリーフ)」の新作が3タイプ発売される。定番デザインのフラットバレーシューズである品番CL-1001は、ブラック、ブラック/エナメル、レッド/エナメル、シルバー、ブルー/パイソン、ピンク/パイソンの6色展開。サイズは22.0~25.0cm(ブルー/パイソン、ピンク/パイソンは23.0~24.0cm)となっており、本体価格は3490円。ヒールの高さが3cm、美しく足を演出するバレーシューズである品番CL-1002は、ブラック、ブラック/エナメル、レッド/エナメル、ベージュ/シルバー、グレー/シルバーの5色展開。サイズは22.0~25.0cmとなっており、本体価格は3490円。かかと部分にパットが備わった、フィット感が心地よいカッターシューズの品番CL-1003は、ブラック、ブラック/パイソン、ゴールド/パイソン、シルバー、サックス/スエード、ピンク/スエードの6色展開。サイズは22.0~25.0cm(サックス/スエード、ピンク/スエードは23.0~24.0cm)となっており、本体価格は2890円。全国のシュープラザ、東京靴流通センター、靴チヨダ、CHIYODA HAKI-GOKOCHI、クローバーリーフ、公式オンラインショップにて販売される。嬉しい機能が備わった万能アイテム今回発売される品番CL-1001、品番CL-1002、品番CL-1003には抗菌防臭加工クッションインソールが備わっており、衛生面が気になる女性には嬉しい仕様となっている。また、バレエシューズタイプの品番CL-1001、品番CL-1002には足にフィットするよう、つま先部分のリボンに工夫が施されている。キャッチコピーである「ふらっとふんわりちょうどいい」を再現したバレエ、カッターシューズは、コーディネートに合わせて何足もそろえたくなる万能アイテムだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社チヨダのニュースリリース
2019年05月30日キレイ目さもありながら、程よく力の抜けたムードを演出してくれるフラットシューズ。春らしいカラーを足元に置くことで、コーディネートをフワッと軽い印象にしてくれます。今回は、そんな春っぽさ満点のフラットシューズをご紹介します。 素肌が覗くカットワークで足元から女性らしさを mio notis – カットワークパンプス (パープル) ¥10,584(税込)繊細なカットワークが上品なパンプス。素肌が覗くデザインが女性らしさたっぷり! 時よりキラッと光るさり気ないスタッズも上品なアクセントとなっています。淡いパープルは今年のトレンドカラーでもあるので、チェックしておきましょう。 爽やかなイエローをコーデの主役にLe Talon GRISE × 竹下玲奈さんコラボ – ポインテッドバレエ ¥10,584(税込)パイピングのパープルが効いたイエローパンプス。爽やかなカラー配色が目を惹くデザインなので、シンプルなファッションに合わせてコーディネートの主役にしたい一足です! こだわりのバレエシューズでコーデに差を付ける Porselli – バレエシューズ ¥31,320(税込)デザインが似てしまうバレエシューズは、品質で差を付けたい所。こちらのバレエシューズは、全ての工程が手作業で行なわれているこだわりのアイテム!春先のコーディネートにマッチする一足です。 可愛いくもスタイリッシュなトゥデザインLe Talon – ポインテッドカットワークフラット ¥9,504(税込)今年大注目のカットワークパンプスは、取り入れるだけで今年らしさをプラスしてくれるアイテム。ポインテッドトゥが女性らしい印象で、可愛らしくもスタイリッシュなムードを演出してくれます。 トレンドのメタリックはシューズで取り入れて mio notis – ソフトカッター (ゴールド) ¥9,936(税込)今年トレンドのメタリック小物。ピンクゴールドのパンプスで取り入れると、たちまちオシャレなアクセントに!少し深めのカッティングで、周りとも差の付く一足です。 明るめカラーのフラットパンプスは、履きやすさもあり手軽に春っぽさを取り入れられるアイテム。春の着こなしにピッタリなフラットパンプスで、シーズンライクなコーディネートを楽しみましょう。 text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ イベントに大活躍。パーティーやお呼ばれに着たいワンピース特集 ※ ラフなのにキレイ見え。大人も取り入れやすい「サロペット」 ※ 絶対買いなトレンドのクリアバッグは「大人ブラウン」が正解!
2019年05月21日熊川哲也のKバレエがおくる『シンデレラ』は2012年に初演された。誰もが知るシンデレラの物語を、美しさと上質なユーモア溢れる演出で見せる今舞台が5月24日(金)から上演される。その公開リハーサルでは、今シーズンにプリンシパル・ソリストとして入団し、初主演に抜擢されたふたりの稽古シーンがお披露目された。【チケット情報はこちら】シンデレラを演じる成田紗弥は、韓国のユニバーサル・バレエ団から移籍。芯の通った身体と儚げな表情の、健気なシンデレラだ。1幕より『シンデレラと継母たち』の場面では義姉妹(杉山桃子、高橋怜衣)と義母(ルーク・ヘイドン)にこき使われ、働かされる。布、ほうき、鞄、ドレスなど小道具の多いシーンで、段取りが難しい。指導の浅川紫織が「火を焚く時はオーバーに全身を使って小道具を見せて」と示すと、とたんに客席からも見やすくなる。自然な動きを心がけ、物語を繋いでいく浅川の指導を受け、成田は「振付を覚えるのと、表現力をつけるのが大変」とくらいついていく。働かされ耐え忍ぶシンデレラだが、ひとりになると亡き母親の形見を取り出し、幸せだった思い出に浸る。その時間だけは、愛された少女のように軽やかだ。成田の持つ儚さとあいまって、幸せと寂しさを同時に表現する。2幕より披露されたのは『シンデレラと王子のパ・ド・ドゥ』。矢内千夏の明るいシンデレラに対し、高橋裕哉の王子は少し控えめで初々しい。指導する遅沢佑介が高橋に「相手の体重が右肩に乗るまで待って」「ここはシンデレラの動きに自分の動きを重ねて」と、身体の状態を具体的に示していく。ハンガリー国立バレエ団から移籍したばかりの高橋は「的確にステップを押さえていかないと綺麗に見えない」と、演技よりもまずひとつひとつの振りを身体に落とし込んでいく。高橋の身体が安定感を増せば、矢内が輝いて見える。そのシンデレラを見つめて嬉しそうに笑う王子。ふたりの表現がなめらかに重なり合い、恋人たちのうっとりとした場面ができあがっていく。本番にはほかプリンシパルの宮尾俊太郎、中村祥子らが出演。4人のシンデレラと4人の王子によるKバレエ『シンデレラ』は、5月26日(日)まで東京・東京文化会館、5月31日(金)から6月2日(日)まで東京・Bunkamura オーチャードホール、6月4日(火)に静岡・アクトシティ浜松、6月6日(木)に大阪・フェスティバルホールにて上演。熊川独自のアイデアが光る夢のような『シンデレラ』の世界へ誘う。取材・文:河野桃子
2019年05月20日赤ちゃんのよちよち歩きを支えてくれる、ファーストシューズ。娘は生後11カ月ころから少しずつ歩き始めたため、1歳の誕生日プレゼントとしてファーストシューズを贈ることにしました。当初、「大人みたいなデザインの靴を、小さな子が履いている姿ってかわいい!」と思っていた私。しかし結局選んだのは、白とピンクの赤ちゃんらしいデザインでした。その理由を詳しくご紹介します。 大人のようなデザインが好みだけれど…… ファーストシューズをプレゼントしようと決めた日から、どんなデザインがあるのか毎日のようにSNSで情報収集していました。たくさんあるデザインの中から、親である私が目を奪われるのは、大人っぽいデザインばかり。機能性やサイズ感などは後回しにして、デザイン性ばかりに着目していたのです。 そしていざファーストシューズを購入しようと、お店に足を運んだときにやっと気が付きます。候補に挙がっていた靴の底が薄く、サイズすら合っていないことに……。 選んだのはミキハウスのベビーシューズ 歩き始めたばかりの娘は、足の甲が高くて幅も広め。店員さんからは「甲ベルトがマジックテープになっていると調整しやすいですよ」とアドバイスをもらいました。 そこで選んだのは、ミキハウスの「くまちゃんうさちゃんの裏毛パイル素材のベビーファーストシューズ」の白。赤ちゃんらしいデザインで、履いている姿がかわいらしく、そして何より娘の足に合っていたので即決しました。 実際に購入してみた感想 娘も気に入ってくれたようで、靴を履かせるたびにうれしそうに眺めていました。その姿を見られただけでも満足だったのですが、思っていた以上に丈夫だったところも購入してよかったポイントです。半年近くほぼ毎日履かせていたのですが、最後まで形が崩れることはありませんでした。マジックテープ部分も娘が強い力で何度も引っ張っていましたが、一度も補強することなく使い続けられました。 デザインばかりに気を取られていた私ですが、当時の娘はまだよちよち歩きの時期。足の形やサイズが合っていて、歩きやすい工夫がされているかどうかも大切なポイントだと気付かされました。著者:中原愛実2歳の娘を育てている、瀬戸内エリア在住のフリーライター。主に育児メディアや生活メディアでコラム記事を執筆している。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年05月19日ロジェ ヴィヴィエ(Roger Vivier)からブライダルシューズが登場。スワロフスキーのビジュー付きブライダルシューズロジェ ヴィヴィエのブライダルシューズは、晴れの日を華やかに彩る気品あふれる仕上がり。ロジェ ヴィヴィエのアイコニックなスクエアバックルを配した「Broche vivier」は、光沢のあるシルクサテンを使用した。カラーは“サムシングブルー”を想起させるライトブルー。純白のドレスと相性のよい、ホワイトのパンプス「Flower Strass」は、その名の通りフラワーモチーフのビジューで美しく華やかに花嫁を彩る一足。ひとつひとつハンドメイドで仕上げたシューズは、職人の技術が光る繊細なデザインだ。小花柄をボディに使用した「Broche vivier」は、ライトブルーの上で花咲く赤いフラワーが印象的。スワロフスキーのクリスタルは、精巧なシンメトリーでベルサイユ宮殿の庭園からインスパイアされている。淡いベージュでフェミニンに仕上げた「Tres vivier strass」は、スクエアヒールで歩きやすいのがポイント。アッパーからヒールにかけて、フラワー柄を取り入れることで、ロマンティックな雰囲気に仕上がっている。パーフェクトな彼&シューズが見つかる!?新ムービーロジェ ヴィヴィエは、ブライダルシューズをはじめとしたブライダルコレクションに焦点を当てたムービー「Le Casting」を公開。愛と迷い、そして時代を超越するラブストーリーを生み出す、捕まえては消えていくような「愛の化学反応」がテーマになっている。パーフェクトな相手役、パーフェクトなキスを求めるヒロイン。しかし、なかなか理想の相手は見つからず、疲れて眠りについた彼女を待っていたのは、この上なく美しいパーフェクトなシューズを持ったたくさんの男性たち。この夢は現実?彼女が目が覚めた時に待っているものとは…。ムービーでは、恋の模様だけでなく、ロジェ ヴィヴィエのブライダルシューズにもフォーカス。古き良き黄金期の映画の輝きを思わせる、華麗なシューズが登場する。【詳細】ロジェ ヴィヴィエ ブライダルシューズ・Broche vivier 219,000円+税・Broche 203,000円+税・Flower strass(H6.5cm) 210,000円+税・Flower strass(H10cm) 236,000円+税・Strass tres vivier 186,000円+税【問い合わせ先】ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパンTEL:0120-957-940(フリーコール)
2019年05月18日デュッセルドルフとデュースブルグの2か所に本拠地を置くライン・ドイツ・オペラのバレエカンパニー、バレエ・アム・ラインの初来日公演が決定!演目は作曲家・チャイコフスキーの中でも特に有名なバレエ作品である『白鳥の湖』で、9月20日(金)・21日(土)東京・オーチャードホール、9月28日(土)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて上演される。バレエ・アム・ライン「白鳥の湖」チケット情報バレエ・アム・ラインでは、スイス出身の振付家であるマーティン・シュレップァーがチャイコフスキーの原典版音楽(通常バレエに使用されているのは変更、削除、他曲が挿入され、ほぼ30%が原典版と異なる)を使用し、台本は世界中で上演されている“プティパ・イワーノフ改訂版”ではなく改変前のオリジナルを使用。『白鳥の湖』おなじみの白タイツやチュチュを衣装に取り入れず、陰影を際立たせる演劇的要素の強い照明や多国籍なダンサーたちの個性を生かした振付で、これまでにないスタイリッシュで力強くスピード感のある新しい『白鳥の湖』を創り出した。このシュレップァー版『白鳥の湖』は2018年6月、ドイツで世界初演を迎え、その個性的なダンスをはじめ、衣装や照明、美術、そして“古典”と“モダン”を融合させた斬新な演出が話題を呼び、チケットは即日完売、連日観客を熱狂させ大成功を収めた。ヨーロッパで強烈なインパクトを与え続け、いま最も注目されているバレエの革命集団のが創り出す“究極のアート”の世界をぜひ体感してほしい。チケットは5月25日(土)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、東京公演は5月24日(金)23:59まで、兵庫公演は5月23日(木)23:59まで先行先着プリセール実施中。
2019年05月17日スノーピーク(Snow Peak)とダナー(Danner)のコラボレーションによるトレイルシューズ「ダナー トレイル フィールド プロ(DANNER TRAIL FIELD PRO)」が登場。2019年6月8日(土)よりスノーピーク直営店および全国のスノーピーク取扱店舗にて発売される。“都会と自然を行き来する”という共通したコンセプトを持つスノーピークとダナーのコラボレーションは2018年に続き、今回が2度目。登場する「ダナー トレイル フィールド プロ」は、ダナーのアウトドアラインのシューズ「トレイル フィールド(TRAIL FIELD)」をベースに、つま先部分のパーツやアイレットのカラーを変更するなど、スノーピークらしいアレンジをプラス。赤いアイレットが映える、街でもアウトドアでも目を惹く一足に仕上げた。また、アッパーには防水・透湿性能に優れたゴアテックス、ソールには高いグリップ力と耐摩耗性のビブラムを素材に採用。アクティブなシーンで活躍してくれる高いスペックも魅力だ。【詳細】ダナー トレイル フィールド プロ発売日:2019年6月8日(土)販売店舗:スノーピーク直営店及び全国のスノーピーク取扱店舗価格:28,800円サイズ:メンズ 6H/7/7H/8/8H/9/9H/10/11、レディース 6/6H/7/7H/8
2019年05月12日初めて外を歩くことは、赤ちゃんにとって大冒険。その大冒険をサポートしてくれるファーストシューズですが、わが家は1度選び方を失敗して買い直すはめになりました。結果、わが家の息子の反応が格段に違った、買ってよかったシューズをご紹介します。 軽い気持ちで購入したサンダルは不評最初は夏場ということもあり、「靴よりサンダルがいいよね」と軽い気持ちで1,000円以下のサンダルを購入しました。つかまり立ちをし出したころは特に嫌がる様子はなかったのですが、歩き始めたころからイヤイヤという反応が出てしまい……。 サンダルの間から出ている足の指が気になってずっといじっていたり、サンダルを脱ぎたがるそぶりを見せたりと、購入から2カ月後には履かせて2~3歩進んだだけですぐに嫌がるようになってしまいました。 ばぁばが真剣に探したファーストシューズ 息子がサンダルを嫌がるようになったころ、実家に帰る機会があり母に事情を話すと、「靴はちゃんと選んであげないとダメよ!」と一緒に大手のベビーショップへ靴を探しに行くことになりました。 残念ながらそこでは母の納得する靴がなかったようで、私たちの知らないうちに後日ひとりで気に入っているベビー用品ショップへ探しに行ったそうです。さまざまなお店をハシゴして店員さんに話を聞き、母が納得して選んだのがアシックスの「ファブレ」というファーストシューズでした。 ばぁばが選び抜いたシューズに抜群の反応他にも高機能なシューズは多々あると思いますが、母が買ってくれたこのアシックスのシューズは息子にとても合っていたようです。履かせるときは戸惑っていたのですが、少し進んでみると「歩けている自分が不思議!」という表情をし、そこからは歩くのが楽しくてたまらないのか、こちらが「もう帰ろうよ」と言ってもずっと歩いていました。 そして、玄関でシューズを見つけると外に行きたくて騒ぎ出すので、普段はシューズを隠さなくてはいけないほどでした。靴一つでこんなにも違うのかと、ファーストシューズの大切さを思い知りました。 最適なファーストシューズは赤ちゃんがただ歩きやすいということではなく、歩く楽しさが全然違うのだと知りました。楽しいからこそたくさん歩けますし、いろいろな出会いや発見にもつながるのだと思います。今では息子はこのファーストシューズを自分で持ってきて、散歩をせがんでは外にでかけて好奇心を育てています。 著者:歌 啓子1歳男児の母、転勤族の妻。子育てはフランス流を実践、夫は息子の爪切り以外はすべてこなせる育メン。2018年9月より在宅勤務にて復職し、転居先の地で友達作りに勤しんでいる。 ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年05月04日ファーストシューズ選びは、迷いつつも楽しいもの。第一子のときは、5,000円以上するブランドのスニーカーを購入しましたが、第三子は2,000円台で購入できるIFME(イフミー)のスニーカーにしました! その理由を、こちらの靴の魅力とともにお伝えします。 第三子にして最大の足!わたしには3人の子どもがいますが、第一子のときはブランドのスニーカーをファーストシューズとして購入しました。第二子も、それなりのものを購入。ファーストシューズを履く期間や回数は限られているので、2人のファーストシューズはまだきれいな状態でした。 第三子もちょうど1歳でよちよち歩き始め、いざファーストシューズを購入する時期に。ところが足の大きな第三子はすでに13cmの靴がぴったりの大きさだったのです。 2,000円台で購入できる手軽さも魅力のIFME(イフミー) ファーストシューズは短期間しか履かないことや、最初は履かせるのに手こずることがわかっていたので、あまり高い靴を買う気はありませんでした。かといって、安すぎるペラペラの靴でも心配です。 さらにわが子の足は幅が広め。とあるメーカーの靴だと幅が狭すぎて痛がるようなこともあったため、足の形に合うかどうかも決め手でした。手頃な価格で、足に合った安心できるつくりで、履かせやすい靴を探したところ、それがIFMEだったのです。 バリエーション豊富で安心設計! IFMEの靴は早稲田大学スポーツ科学学術院と産学共同開発されているため、そのしっかりしたつくりは手に取ってみるとすぐにわかりました。 左右色が違うインソールには土踏まず形成のための工夫が施されているほか、履くときに引っ張るための紐がかかと部分についていたり、反射板がついていたりと、納得の安心設計なのです。 特によかったのは、キネティックベルトというベルト部分です。パカッと大きく履き口が開くので履かせやすく、足の甲にフィットするようにベルトを留められるため、脱げる心配もありません。幅も広めで、わが子にはぴったりでした。色・柄・形はかなりバラエティ豊富ですが、何にでも合わせやすそうな黒のレザー風のものを選びました。 本人もIFMEの靴が快適なようで、サイズアップしても、保育園の靴もIFMEと、だいぶお世話になっています。他のメーカーの靴もあるのですが、履かせると嫌がったり脱いでしまったりして、結局自分でIFMEの靴を持ってきて履こうとするくらいです。値段もお手頃なので、とても助かっています。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。 著者:ライター 岩崎未来三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。
2019年04月27日女性らしさと快適な履き心地を同時に実現するバレエシューズ。高さがないのに華やかで、ガーリーなスタイルはもちろん、ハンサムなきれい目コーデにもお似合い。長時間ヒールを履いた後、足をいたわるサブシューズとしても活躍してくれます。かさばらないので、持ち歩いて履き替えてもいいですね。 定番のブラックで、気分はパリジェンヌADAM ET ROPE’ FEMME - メタリックバレエ ¥12,960(税込)まずは定番、エレガントなブラックのバレエシューズ。内側には「保温性・吸汗性・防汚性・速乾性」に優れたやわらかな素材を用い、履き込むほど足になじんでフィット。ベーシックなデザインに甲浅のシルエットが、まるでフランス女優のような飾らない美しさを叶えてくれます。 とにかく使える、スタイリッシュなシルバーPORSELLI - NORMAL VAMP シューズ ¥33,480(税込)毎シーズン即完売、イタリア老舗ブランド『PORSELLI』のバレーシューズ。新色のシルバーは、スタイリングのポイントに最適。シボの入った革素材が大人っぽい一足です。履いていることを忘れてしまいそうな軽い履き心地で、重たくなりがちな今時期の着こなしから重宝します。 ありそうでなかった配色に夢中!Le Talon GRISE × 竹下玲奈さんコラボ - ポインテッドバレエ ¥10,584(税込)ヘルシーかつ個性的なファッションと、小粋なライフスタイルで注目を集めるモデル・竹下玲奈さんとのスペシャルコラボ。パイピングのパープルが効いたイエローは、ありそうでなかったアートな配色。パッと視線を集める、春らしい足もとをつくってくれます。トレンドのポインテッド・トウに、華奢で女性らしい極細のリボンもこだわりのポイント。 フェミニンな透け感を楽しんでSPELTA - メッシュバレエシューズ ¥23,760(税込)大胆なメッシュ使いが新鮮なバレエシューズは、エアリーな素材感がシーズンムードたっぷり。小さなリボンと、かかとのレザー使いも印象的です。素足にペディキュアでセンシャルな雰囲気を演出したり、カラータイツやソックスで遊ぶのもまた乙。涼しげな印象で、夏まで大活躍の予感! 赤エナメルのツヤでいっそう華やかにLe Talon - ポインテッドエナメルバレエ ¥8,424(税込)華やかさのあるエナメル素材で、大人の女性に似合う上品な一足。深みのあるレッドは、エレガントな差し色として、シーズンレスに使える便利なカラーです。ブランド定番のやや甲浅シルエットで、指のまたがのぞく感じが絶妙。インソールに低反発クッションを使用し、足あたりやわらかなのも嬉しいですね。 長時間にわたって足を酷使する1日に、ヒール靴は現実的ではありませんね。そんな時バレエシューズなら、リラックス感のある履き心地に加え、程よい「きちんと感」が付いてきます。幅広い相手に好印象を与えてくれる便利なアイテムです。 text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ 買い逃せない!人気ショップの売れ筋「春コート&リネンアイテム」 ※ ロング丈がトレンド。春ムードを盛り上げる「大人の花柄スカート」 ※ ミリタリー初心者にも◎ 大人っぽく着られる「ショートモッズコート」
2019年04月24日バレエイベント「上野の森バレエホリデイ2019」の一環として、クイーンのフレディ・マーキュリーに捧げられたバレエ作品「バレエ・フォー・ライフ」の特別野外上映を、東京国立博物館にて、2019年4月26日(金)・27日(土)の2日間で行う。同演目は、クイーンを代表する17の名曲に20世紀最大の振付家モーリス・ベジャールが振付けたダンス・パフォーマンスで、ダンサーたちがお馴染みのヒット曲に合わせてエネルギーに満ち溢れた踊りを披露する。1997年に名門モーリス・ベジャール・バレエ団によって初演された際には、カーテンコールにブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、エルトン・ジョンが登場。「ショウ・マスト・ゴー・オン」をライヴ演奏したという、クイーンお墨付きの作品だ。実はクイーンのフレディ・マーキュリーは、当時バレエタイツを衣裳として着用していたり、英国のバレエ団の舞台に立ったこともあるというエピソードが残っている。作品中にはレザージャケットやバレエタイツを身に着けた“フレディ”も登場するほか、「クイーン・ライヴ!! ウェンブリー1986」や「ライヴ・キラーズ」といった伝説のライヴの音源も交えるなど、さながらコンサート会場と劇場を行き来するような感覚が楽しめる。この作品は90年代に一度映像化されたものの、その後絶版となった「バレエ・フォー・ライフ」は、現在モーリス・ベジャール・バレエ団の公演でしか接する機会のない幻の作品。この機会に、重要文化財である表慶館の前に設置された特別スクリーンで、『ボヘミアン・ラプソディ』のヒットで沸くクイーンとバレエの魅力に触れてみてはいかがだろう。【開催概要】上野の森バレエホリデイ2019 野外シネマ「バレエ・フォー・ライフ」開催日:2019年4月26日(金)・4月27日(土)時間:19:00〜上映開始(20:45 終了見込み)※雨天中止。※18:50〜19:00まで、小田島久恵(音楽ライター)によるプレトークあり。会場:東京国立博物館 表慶館前(東京都台東区上野公園)料金:無料※東京国立博物館の入館料が別途必要※高校生以下、および満18歳未満、満70歳以上は無料。座席:250名※座席が満席となった場合は、芝生や周辺に座る事が可能。【問い合わせ先】NBSチケットセンターTEL:03-3791-8888(平日10:00-18:00/土曜10:00-13:00/日祝休)
2019年04月19日ジェーンマープル(Jane Marple)の2019年春コレクション「I WISH YOU PEACE」から、新作シューズ「Toe ribbon Mary Jane」が登場。2019年3月11日(月)に発売される。新作シューズ「Toe ribbon Mary Jane」は、しなやかな肌触りが魅力の本牛皮“キップレザー”を使用したメリージェーン。キメ細かく、滑らかな表情をみせるレザーは、使い込むほどに艶が増していくタンニンなめし仕上げ。直線状のクールなリボンをポイントに、ウィングチップや、繊細な模様を描くメダリオンをアッパーにあしらうことで、表情豊かに仕上げている。またシューズは、そのヒールも革張り仕上げているというこだわりよう。どの角度から見ても美しいデザインで、凛とした足元を演出してくれる。カラーは、レッドやダークブラウン、ブラック、オフホワイトの全4色がラインナップする。【詳細】ジェーンマープルの新作シューズ「Toe ribbon Mary Jane」発売日:2019年3月11日(月)価格:全4色 各56,800円【問い合わせ先】株式会社セント・メアリ・ミードTEL:03-3468-0232
2019年03月09日キワンダ(Kiwanda)は、シューズライン「ラブ シューズ(LOVE SHOES)」より、新作シューズを2019年3月18日(月)に発売する。また、キワンダ青山店では、3月14日(木)から3月17日(日)まで先行販売会を開催する。ソックス好きのためのシューズコレクション「LOVE SHOES」より登場する新作シューズは、パンプス、サンダル、ミュールの3型。大胆なハートモチーフが目を引く、フェミニンなパンプス「キキ(KiKi)」は、ハートに配したゴールドのスタッズと、安定感のある独自のチャンキーヒールがポイント。ブラックは羊革、オリエントブルーとオールドローズはサテン地で仕立てている。そのサンダルタイプ「ララ(LARA)」はヒールの高さを控えめにしており、大人のカジュアルコーディネートも楽しめる。また、バックストラップミュールの「キティー(KITTY)」は、アッパーのカッティングで足の甲を広く見せて、よりエレガントな足元を実現する。さらに、2018年秋冬シーズンで人気だったクロスストラップのパンプス「リリコ(RIRICO)」も再登場。落ち着きのある上品なスウェードブラックに加えて、パーティーでも活躍しそうなシルバーとパープルが仲間入りする。なお、直営店で開催される先行販売では、アイテム購入者にオリジナル靴袋を、スタンダードのコットンソックスとともにプレゼントする。その他、阪急うめだ本店にて、2019年3月27日(水)から4月9日(火)まで期間限定ショップをオープン。2019年春夏の新作ソックスも揃っているので見逃せない。【詳細】キワンダ「ラブ シューズ」新作一般発売日:2019年3月18日(月)価格:・キキ(22.5~24.5㎝) 28,000円+税・ララ(22~25㎝) 24,000円+税・キティ(22~25㎝) 24,000円+税・リリコ(22~25cm) 24,000円+税■「LOVE SHOES」先行販売会開催日時:2019年3月14日(木)~3月17日(火) 12:00~20:00 ※ただし最終日は18:00まで場所:キワンダキワンダ 青山店住所:東京都渋谷区渋谷4-2-27 ボルテックス青山101※オンラインショップも3月14日(木)より先行販売開始。■期間限定ショップ場所:阪急うめだ本店4F婦人靴下売場期間:2019年3月27日(水)~4月9日(火)【問い合わせ先】キワンダキワンダ 青山店TEL:03-6427-4401
2019年03月07日フィルメランジェ(FilMelange)は、ドイツのシューズブランド・トリッペン(Trippen)の「ハーフ イェン(HALF-YEN)」別注シューズを、2019年3月8日(金)より発売する。ベースとなる「ハーフ イェン」は、ムートンのインソール使用した、温かく履けるスリップオンシューズ。履き心地が良く、長時間の歩行をしっかりサポートしてくれるソールも魅力だ。別注モデルでは、暖かくなる季節に向け、インソールを通常タイプに変更。また、アッパー部分には、世界でも初となるスエード素材を採用した。また、フィルメランジェの直営店ハウス・フィルメランジェ(HOUSE FilMelange)が8周年を迎えるのに併せて、「ハーフイェン」別注モデルお披露目イベントを開催する。【詳細】トリッペン×フィルメランジェ「ハーフ イェン」別注モデル発売日:2019年3月8日(金)カラー:BLACK、SAND BEIGE価格:・レディース 46,000円+税・メンズ 48,000円+税■8周年記念&「ハーフ イェン」別注モデル発売イベント開催期間:2019年3月8日(金)~3月10日(日)営業時間:平日 12:00~20:00/土日祝 11:00~20:00会場:ハウスフィルメランジェTEL:03-6447-1107※一般の参加可能、軽食とドリンクあり。
2019年03月04日数々の古典バレエ改訂において高い評価を得ている熊川哲也が、2014年に上演したグランド・バレエ『カルメン』。情熱のままに生きるカルメンと彼女に翻弄されて堕ちてゆくドン・ホセの、体温を感じさせるようなドラマチックなステージが絶賛を博した。3度目の上演となる今回は、カルメンに中村祥子と荒井祐子、矢内千夏というプリンシパルのほか、フレッシュなたたずまいのファーストソリスト毛利実沙子を抜擢。対するドン・ホセも熊川、宮尾俊太郎というプリンシパルに加えて、異なる魅力をもつ堀内將平と杉野慧が選ばれた。2月22日、Kバレエカンパニーのスタジオで行われたリハーサルに足を運んだ。【チケット情報はこちら】まずはカルメンとドン・ホセのパドドゥ(男女ふたりの踊り)を、毛利と杉野で。ふたりが酒場で再会するシーンで、指導する遅沢佑介(プリンシパル)が「演者としては気持ちが1番盛り上がる」と言う名場面だ。ドン・ホセは町の竜騎兵の伍長で、本来は真面目な性格。杉野はそんな男がカルメンに抗いがたく惹かれてゆく心情を表現し、毛利もキュートなルックスと安定感のあるテクニックでカルメンを演じる。一方で、遅沢が杉野にある振付のところで脚をしっかりと伸ばすように言うと、たちまちドン・ホセの弾む気持ちがしっかり伝わるように。また毛利には手先の動きを指摘し、カルメンにエレガントさも備えるよう留意。改めて芝居心とそれを形作る踊りの技術が、Kバレエカンパニーの魅力となっていることを実感した。続いてカルメンが荒井に替わり、「リリアス・バスティアの酒場」のシーン。カルメンに酔って絡む隊長スニガ役は、プリンシパル・キャラクターのスチュアート・キャシディだ。カルメンを当たり役のひとつとしている荒井はさすがの華やかさで、アゴをツンと上げた表情と情熱的な踊りがなんとも魅力的。指導を担当する前田真由子(バレエ・ミストレス)は、徐々にクライマックスへと上り詰めてゆく25名ほどの群舞を隅々までチェック。スニガをはじめ周囲の闘牛士やジプシー、衛兵らの踊りの1つひとつがスペインの酒場の空気を醸し出し、その熱気がカルメンとドン・ホセの運命を惑わせていくことがはっきりと伝わるリハーサルとなった。リハーサル後は、それぞれに意気込みを。杉野が「真面目なドン・ホセがどんどん堕ちてゆく、その間(の感情)を埋めるのが難しい」と吐露すると、毛利も「カルメンの性格をしっかり理解して演じたい」とコメント。遅沢の「カルメンやドン・ホセ(のような恋愛)は、ありえること。考えるより感じることで人間性を出していけばいい」との助言に、真剣な表情でうなずいていた。また荒井が「カルメンは“愛している”と“嫌い”がはっきりしていて、それは人が普段押し殺している感情。だから彼女の人生を演じるのは面白いですね」と話すと、キャシディも「僕らダンサーはつい綺麗に立ってしまいがちだけど、スニガ役は酔っ払いをナチュラルに演じなければならない。そこが難しいけどやりがいがあるね」と笑顔。本作ならではの醍醐味を語ってくれた。公演は3月6日(水)より。チケットは発売中。取材・文:佐藤さくら
2019年03月01日おしゃれの基本は足元から! 華やかなシューズを取り入れるだけで、コーディネート全体を垢抜けた印象にすることができます。今回は、おでかけが楽しくなる春カラーパンプスを大特集。とっておきの一足を見つけて、季節の先取りコーデにトライしてみて。 おしゃれ度3割増し!メタリックシューズADAM ET ROPE - メタリックバレエ ¥12,960(税込) 艶やかなメタリックがコーディネートに華を添えてくれるフラットシューズ。淡いパステルカラーのトップスにホワイトのチュールスカートを合わせれば、トレンディーなデートコーデの完成。スカートの下にはレギンスをプラスすると、より今年らしい着こなしに仕上がります。華やかなのに派手すぎない、デイリーに活躍してくれるパンプスです。 ビビッドカラーがスタイリッシュなパンプスADAM ET ROPE - ボロネーゼパンプス ¥11,880(税込)シンプルなコーディネートをグッとおしゃれに仕上げてくれるビビッドカラーパンプスは、この春一足は持っておきたいマストハブアイテム。暗い色が多くなりがちな冬コーデに投入するだけで、一気に春らしい印象に。また、カラフルな柄物ボトムスと合わせてユニークな着こなしを楽しむのも素敵です。バッグやアクセサリーにもシューズと同じビビットなカラーを取り入れると、全体に統一感が出て◎ クラシカルな印象のホワイトローファーDANIEL LEPORI - ビットローファー2 ¥23,760(税込)ゴールドビットがアクセントのこちらのローファーは、ヴィンテージ風アイテムと合わせるのがおすすめ。特に、赤ドットのワンピースや、深緑のタイトスカートなど、深みのあるコーディネートにぴったり。アウターにはチェスターコートを合わせれば、可愛らしいクラシカルコーデに仕上がります。バッグにはラウンドフォルムのボストンバッグをチョイスして、よりレトロな世界観を演出してみて。 オンオフ問わず使えるヌーディーカラーパンプスPELLICO - SP SUEDE POINTED 6.5 NUDE パンプス ¥51,840(税込)脚を綺麗に魅せてくれるヌーディーカラーのパンプスは、オンオフ問わず使える優れもの。ホワイトのテーパードパンツはもちろん、フェミニンなタイトスカートとの相性もばっちり。レース素材のアイテムを選ぶと、より春らしい印象に。アクセサリーにはパール系のものを選ぶと、上品な着こなしが叶います。 日常使いしやすいベージュ系パンプスから、春気分を盛り上げてくれるカラフルパンプスまで、素敵なアイテムが盛りだくさん。足元に華やかさをプラスして、他の人と差をつけてみて。 text : FACY LADY 編集部 【関連記事】 ※ ロング丈がトレンド。春ムード満点な「大人の花柄ワンピース」 ※ 穿くだけでスタイルアップ。足長効果が狙えるハイウエストデニム ※ 春はすぐそこ。ワードローブに追加しておきたい「フレアスカート」
2019年02月25日0歳から活躍はじめてシューズにおすすめソックス一体型ベビーシューズ「Attipas」靴をはいて歩く。大人にとっては当たり前のことも、赤ちゃんたちにとってははじめて。当たり前なんてないんです! 靴をはくことに抵抗を感じる赤ちゃんは意外と多いみたい。よく道に子どもの靴が落ちていたりしませんか? きっと不快感から、ベビーカーに乗っている間に脱いでポイッとしちゃうんでしょうね。今回は、靴嫌いなお子さんをお持ちの方にもぜひ試していただきたいアイテム、ソックス一体型ベビーシューズAttipasです。《 紹介者 》FROM FIRST Museeプロデューサー春名亜美さん読者モデルユニット「JAM」の元メンバーで、現在はアパレルブランド「FROM FIRST Musée」のプロデューサーやママモデルとして活躍。プライベートでは4歳と1歳の男の子のママ。読者モデル時代から支持されるセンスの良さはそのままに、リアルなママ目線も加わったライフスタイルブログ(やインスタグラム(@amiharunaami)が人気です。靴嫌いな子にもおすすめ長男出産の際にお祝いでいただいたAttipasのソックス一体型ベビーシューズ。かなり愛用していました。次男のときも、もちろんはかせました。靴下と一体になっているので、はかせるのがとにかくラク! ちゃんと歩行のサポートになるよう設計されているそうで、子ども自身もはいていてストレスがないようです。「靴は嫌がるけど、これなら靴下みたいだからはいてくれるよ!」と、プレゼントしてくれたママ友が言っていたのですが、まさにその通りでした。まさかの川遊びで大活躍普段のお出掛け時ももちろんですが、たまたま出かけた先に、川遊びができるスポットがあって。そのときに、この靴が大活躍してくれたんです! しっかりとしたラバーソールのおかげで、川底の砂利も痛がりませんでした。しかも、隙間から砂利が入ってくるといったこともなく。ソックス部分から水も抜けるし。まさか、赤ちゃん用のウォーターシューズとして使えるなんて!とビックリしました。洗う際も、ざっと汚れを落としたあと、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗えばOKなのでラクですよ!コーデに合わせてデザインを選べる最近では、出産祝いでお友達によくプレゼントします。デザインが豊富で、その子に合った一足が必ず見つかると思います。靴嫌いで、ポイッポイッとすぐに脱いでしまうお子さんに困っているママに、ぜひ一度試してもらいたいなと思います。Text:Kyoko Isobe
2019年02月13日数々の古典をレパートリーに持ち、多くの観客の心を掴んでいる東京バレエ団が、いま、新たな全幕古典作品『海賊』に取り組んでいる。ダイナミックな技や華やかな群舞にあふれた、見応えあるバレエだ。本番まで約1か月となった2月7日に開催された、公開リハーサル、記者懇親会の模様をレポートする。【チケット情報はこちら】この日は前半の主役を初日キャストの上野水香と柄本弾が、後半を2日目に登場する沖香菜子と秋元康臣が踊り、その他ソリスト役では今回大抜擢を受けた若手団員も大いに存在感をアピール。新作ならではの緊張感と意欲がみなぎる、熱い稽古が展開された。19世紀半ばにパリで誕生した『海賊』はその後、ロシアでマリウス・プティパが手がけた改訂版をもとにした様々なヴァージョンが上演されている。とくに、大スターたちの競演で知られるアメリカン・バレエ・シアター(ABT)の舞台は、映像化されて広く人気を得ているが、今回上演されるのはこれと同じアンナ=マリー・ホームズ振付の『海賊』だ。懇親会には、東京バレエ団で指導中のホームズも出席。ボストン・バレエの芸術監督時代に、ロシアの恩師ナタリア・ドゥジンスカヤから『海賊』の上演機会が少ないことを憂えていると聞かされ、「この作品の権利を買い、ボストン・バレエで上演、その後、世界中で『海賊』を指導しています。当初はもっと長い作品でしたが、ドゥジンスカヤに許しをもらい、少しカットしたり変更を加えたりもしています」と話した。ロシアの偉大なバレエ教師に学んだという共通のバックグラウンドを持ち、ホームズに親しみを感じるという斎藤友佳理芸術監督も、「彼女の『海賊』はシンプルでわかりやすく、ユーモアもあり、私が大切と思うキャラクターの踊りも残している。やるならこれしかないと思いました」と明かす。「それぞれの個性を活かしきる」ことができるかどうかも、作品選びの重要な条件という斎藤。ヒロイン、メドーラ役の上野水香は、「表現の余地のある役。自分なりのメドーラ像を作りたい」、ギュルナーラ役の川島麻実子も「どう捉えて踊るか、先生に意見を伺いながら取り組んできます」。また「男性ダンサーにとって憧れの全幕バレエ!皆で鼓舞し合いながらいい舞台に」と話すのはコンラッド役の柄本弾。その手下のアリ、奴隷商人ランケデムの2役を踊る宮川新大も、「ABTの映像の衝撃は大きかった。2役踊れるのはありがたいこと」と語った。多彩なキャラクターとコール・ド・バレエが活躍する、パワフルで疾走感たっぷりの舞台に期待したい。公演は3月15日(金)から17日(日)まで、東京・東京文化会館にて。チケットは発売中。取材・文:加藤智子
2019年02月13日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)とドクターマーチン(Dr.Martens)のコラボレーションシューズ「ダブルモンクストラップシューズ(DOUBLE MONK STRAP SHOES)」が、2019年1月30日(水)より全国のヨウジヤマモト店舗にて展開される。「ダブルモンクストラップシューズ」は、細い木型を採用し、外羽を2本のストラップで押さえた完全オリジナルデザイン。従来の丸みを帯びたトゥにはない、シャープな印象に仕上がっている。マット調のスムースレザーのアッパーには、マットブラックメッキを施したバックルをあわせた。また、アッパーステッチにはブラック/イエローのダブルステッチ、ソール部分にはブラックのみのステッチを施している。“スモーク”と呼ばれる新カラーのソールも、魅力のひとつだ。なお、サイズはメンズ・ウィメンズともに展開される。【詳細】ダブルモンクストラップシューズ展開時期:2019年1月30日(水)~展開店舗:全国のヨウジヤマモト店舗にて価格:64,000円+税カラー:ブラックサイズ:23/24/25/26/27/28/29【問い合わせ先】ヨウジヤマモト プレスルームTEL:03-5463-1500
2019年01月31日ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)とドクターマーチン(Dr. Martens)のコラボレーションシューズ、「ダブルモンクストラップシューズ(DOUBLE MONK STRAP SHOES)」が、全国のヨウジヤマモト店舗にて発売中。「ダブルモンクストラップシューズ(DOUBLE MONK STRAP SHOES)」6万4,000円すっきりとした細い木型を採用し、外羽を2本のストラップで押さえた完全オリジナルデザインの「ダブルモンクストラップシューズ」。従来の丸みを帯びた形とは違った、ほっそりとした印象のトゥも特徴的。マット調のスムースレザーのアッパーと、マットブラックメッキを施したバックルをあしらった上品な印象の一足に仕上げている。アッパーステッチにはブラック/イエローのダブルステッチ、ソール部分にはブラックのみのステッチを施し、ソールカラーには“スモーク”と呼ばれる新カラーを採用。細かいディテールへのこだわりもさることながら、歩くほどに馴染む履き心地抜群のシューズとなっている。価格は6万4,000円。色はブラックのみで、サイズは23cmから29cmまで1cm刻みでの展開。
2019年01月30日ジミー チュウ(JIMMY CHOO)の2019年春夏コレクションから、新作シューズ&バッグを紹介。新作シューズ「アナベル フラット(ANNABELL FLAT)」は、甲に施した結び目がポイントのスリングバックシューズ。ラズベリーカラーに彩られたチェック柄のフラットシューズが、春夏の足元を華やかに演出してくれそう。「レイン(RAINE)」は、ヴィンテージテイストのスニーカーを、きらきらと輝く装飾で、モダンに進化させた新作スニーカー。カーフレザーを使用した上質なスニーカーに、大粒のグリッター素材で遊び心を加えている。ボリューミーなソールには、「CHOO」のエンボスロゴをあしらった。新作バッグスターキルティング加工を施したのは、「ヘリア ショルダー バッグ(HELIA SHOULDER BAG)」。マイクロスタッズがエレガントな雰囲気を添えている。ブラックのレザーを使用したボディに、シルバーチェーンのショルダーを組み合わせたバッグは、季節を問わずデイリーにもドレスアップシーンにも活躍してくれそうだ。「マリアンヌ ショッパー XL(MARIANNE SHOPPER XL)」は、ジミー チュウのアイコンバッグ「マリアンヌ」に新しく加わるオーバーサイズのビッグトート。パープルとサフランのグラフィカルなチェック柄が目を惹く。ラフィア調ファブリックが、春夏らしい軽やかなムードももたらしてくれる。カイア・ガーバーを起用したシーズンビジュアルなお紹介した新作スニーカー「レイン」や「ヘリア ショルダー バッグ」は、ジミー チュウ2019年春夏シーズンビジュアルにも登場。シンディ・クロフォードを母に持つファッションモデル、カイア・ガーバーを起用したビジュアルは、スティーヴン・マイゼルにより撮影されたもので、コレクションのキーワードである「高潔さ、自信、パワー」が表現されている。【詳細】ジミー チュウ 2019年春夏コレクション 新作シューズ&バッグ展開時期:2019年1月より順次発売開始展開店舗:全国のジミー チュウ直営店、公式オンラインブティックにて展開アイテム例:・アナベル フラット 99,360円(税込)・レイン 106,920円(税込)・ヘリア ショルダー バッグ 303,480円(税込)・マリアンヌ ショッパー XL 226,800円(税込)【問い合わせ先】ジミー チュウTEL:03-5413-1200
2019年01月28日新国立劇場の2019/2020シーズンラインアップ発表記者会見が1月17日に行われ、大原永子舞踊芸術監督が任期最終年を迎える【バレエ&ダンス】部門は『ロメオとジュリエット』『くるみ割り人形』などバレエ6演目、中村恩恵の振付による『ベートーヴェン・ソナタ』などダンス計3演目が上演されることが発表された。【チケット情報はこちら】1999年から新国立劇場バレエ団のバレエ・ミストレスを11年務め、その後、芸術監督補を経て、2014年に芸術監督に就任した大原は、バレエ文化を日本により根付かせるため、従来より「観客動員」「公演内容」「ダンサーの強化」の3項目をテーマに掲げてきた。「“演じる”ということを大事にしてきて、この6シーズン目はその集大成」と語るが、その最終シーズンのオープニングを飾るのは『ロミオとジュリエット』(振付:ケネス・マクミラン)。続いて「海外ではクリスマスの定番となっている」という『くるみ割り人形』がクリスマスシーズンに上演されるが「クラシカルな従来のものと違って、モダンな要素が入って技術的にも難しくなっており、ダンサーとしても挑戦的な“ネオクラシック”となっている」と語る。年が明けて1月の『ニューイヤー・バレエ』に続けて、2月から3月にかけては若き男女の破滅的な恋を描く『マノン』を上演。「純真な『ロメオとジュリエット』と違って悲惨な恋であり、そういうドラマチックな部分をダンサーがどう表現するか?」と期待を寄せる。さらに5月、6月には『ドン・キホーテ』、新国立劇場初演時に大好評を博した『不思議の国のアリス』を上演する。ダンス部門では、中村恩恵×新国立劇場バレエ団による『ベートーヴェン・ソナタ』の再演で幕開け。年が明けて3月の「DANCE to the Future 2020」は遠藤康行をアドヴァイザーに招き「ダンサーだけでなく振付をやりたい人を育てるためのプロジェクトになっている」と語る。そして6月には小野寺修二の構成・演出・振付による『ふしぎの国のアリス』が上演される。さらに「こどものためのバレエ劇場」として2020年8月には、森山開次が振付を務め、日本を題材にしたバレエが制作されることも明らかになった。大原は「(新国立劇場に携わった」この20年、(日本のバレエは)少しずつ成長していると思います。これだけの組織と条件がそろっているのはダンサーにとって、幸せなこと。このまま止まらず成長を続けていける状況になることを望んでいます)と語った。取材・文・撮影:黒豆直樹
2019年01月25日