HTCは21日(スペイン時間)、Valveと共同開発しているヘッドマウントディスプレイ(HMD)「Vive」を、コンシューマ向けに発売すると発表した。予約は2月29日からで、製品サイトでは予約開始日までのカウントダウンを実施中。「Vive」は、頭部にヘルメットのように装着するHMD。両手に持つ2つのコントローラで操作し、360度で再生されるVR映像を楽しめる。今回発売するコンシューマ版は、本体に電話機能を統合。着信/不在着信時のレスポンスや、テキストメッセージの受信、返信などが行え、「バーチャル世界を終了せずに現実世界ともつながることで、両方の"現実"を結び付けられる」としている。3Dゲームといったエンターテインメント用途のほか、教育やデザイン、医療、自動車といったビジネス用途も視野に入れる。発売は2016年4月初頭。価格は799ドル(約90,000円)。販売する国は日本のほか、アメリカ、カナダ、イギリス、、ドイツ、フランス、オーストリア、ベルギー、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、アイスランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、スペイン、スイス、アイルランド、スウェーデン、台湾、中国、オーストラリア、ニュージーランドの24カ国。
2016年02月22日EIZOは、モニター画面と写真プリントを色合わせできるソフトウェア「Quick Color Match(クイックカラーマッチ)」の無償提供を開始した。同ソフトウェアは、モニターで見た写真とプリント時の色合わせ(カラーキャリブレーション)を自動で実現するソフト。モニターの画面の調整を行うだけでなく、写真家の間で広く使われている画像編集ソフト「Adobe Photoshop」やエプソンのプリント補助ソフト「Epson Print Layout」、キヤノンのプリント補助ソフト「Print Studio Pro」と連携し、従来必要だった各ソフトウェアの設定を行うことなく、手軽にモニター画面と写真プリントの色が合う環境を整えることができるという。なお、Quick Color Matchは、2016年2月25日に発売する液晶モニターColorEdge CS2420にもディスクで付属されるとのことだ。
2016年02月22日みなさんはモニター調査に参加したことはありますか? 商品やサービスを試してみて、アンケートに答えるというアレです。ところで、モニター調査っていったい何のためにやっているのでしょうか? 今回は睡眠に関するモニター調査に迫ります。モニター調査とは?モニターとは、ある項目に対して意見や感想を述べる一般消費者や専門家のこと。つまり、モニター調査とは、調べたい項目に関してモニターを募集して、「世間の声」「世間の反応」を知ろうというものです。モニター調査はさまざまな分野で行われていて、商品やサービスだけでなく、自治体や行政が運営に関するリアルな声を聞くために実施することもあります。商品開発の際に行われるモニター調査では、試作品をモニターの方達に使ってもらって、意見を抽出し、改良を重ねて本商品へとブラッシュアップしていくということが行われています。睡眠モニター調査で逮捕!?モニター調査のなかには、睡眠に関するもののもあります。大半のものは言うまでもなく、商品やサービスをより良くするために実施されていますが、なかには良くないことを考える人間も。今年1月のニュースでは、「睡眠時の血圧を調査するアルバイト」という名目で集めた女性に睡眠導入剤が入った酒を飲ませ、わいせつ行為を働いたとして50代の男の判決公判が開かれました。この男はわいせつ行為を撮影し、販売しようとしていたそうで、裁判所は懲役17年(求刑懲役18年)を言い渡しました。睡眠に関する研究・調査は、研究者の方達が真剣に取り組んでいて、困っている人たちを救おうと行っているのに、この行為は被害者の尊厳はもちろんのこと、研究者の努力を踏みにじる許せない行為です。情報を元に睡眠グッズが開発される睡眠の調査は私たちの生活を改善するうえでも欠かせないものです。たとえば、経済協力開発機構(OECD)が行った、加盟各国の平均睡眠時間に関する調査。これを見ると日本人の睡眠時間がほかのOECD諸国と比べても短いことがわかります。この情報はただの数字ではありません。情報を元に、メーカーは安眠グッズを研究・開発する、病院は睡眠障害との関係を調べる、というように、さまざまな分野で有効活用されているのです。日本は5人に1人が不眠で悩む「不眠大国」と呼ばれることがありますが、今後さらなる調査・研究・開発が進めば、全員が快眠を得られるようになる可能性もあります。今後の睡眠モニター調査の結果に要注目です。photo by pixabay
2016年02月22日マウスコンピューターは18日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、フルHD(1,920×1,080ドット)解像度の21.5型液晶ディスプレイ「ProLite E2282HD」を発売した。価格はオープンで、直販価格は21,800円。疲労の原因となるブルーライトを低減する「Blue Light Reducer」機能を搭載。低減の度合いが異なる3パターンを用意し、用途や好みに合わせて選択できる。加えて、ちらつき(フリッカー)を抑えるフリッカーフリーLEDバックライトにより、目の負担を軽減する。また、映画やゲームなど、コンテンツにより最適な画質を選択できるi-Style Color機能や、表示や色温度の調整機能、消費電力を削減する「ECO モード」機能なども利用できる。主な仕様は、液晶パネルが非光沢(ノングレア)のTN方式、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1(ACR時12,000,000:1)、応答速度が5ms、視野角が上下80度・左右85度。リフレッシュレートは最大75Hz。映像入力インタフェースは、HDCP対応DVI-D、D-subの計2系統。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW505×D193×H382.5mm、重量は2.9kg。
2016年02月18日三菱電機は2月17日、空中に映像を表示できるディスプレイを開発したと発表した。同社は2015年度より、宇都宮大学工学研究科 山本裕紹 准教授とともに、空中に映像を表示する共同研究を行っていた。同ディスプレイでは、スクリーンと対にして、ビームスプリッターと再帰性反射シートを配置することにより、スクリーンの映像の光がビームスプリッターで反射され、この光が再帰性反射シートで反射されると、光が空中に再収束するという原理を応用。人の目には、再収束した光が視認できるため、映像が空中に浮かんでいるように見える。今回、スクリーンとビームスプリッターおよび再帰性反射シートの配置から、空中映像のサイズや空中映像が見える範囲を求める光学シミュレーション技術を開発し、ビームスプリッターから映像中心部が1メートル以上離れた空中に、幅886mm×高さ1120mmの空中映像表示を実現した。また、物理的な手がかりのない空中に目の焦点を合わせることに慣れていない人にとって、空中映像の表示位置がわかりにくいという課題があったが、今回、入力映像を空中映像領域と左右のガイド映像領域に分割し、3つの領域の映像がシームレスに繋がるように表示できるシステムを開発したことで、空中映像の位置をより明確化することが可能となった。同社は同技術について、人型サイズの映像を使った遠隔コミュニケーション用途から公共性の高い表示まで、幅広い分野での近未来的な映像表現を実現するものであると説明している。
2016年02月17日サンコーは16日、寝ながら使えるディスプレイゴーグル「ウェアラブルHDMIモニター」を発売した。価格は19,800円(税込)。ウェアラブルHDMIモニターは、頭に装着して使用するディスプレイゴーグル。HDMI出力機器と接続し、内部ディスプレイに映像を表示できる。映像入力解像度は1080p / 1080i / 720pに対応している。ディスプレイゴーグルのアイカップは深めに設計されており、メガネを付けたままでも装着可能。装着すると、80型のスクリーンを3mの位置に置いて見るような状況を体験できる。バッテリー駆動時間は、ビデオ再生時で約5時間、充電時間は約3~4時間。本体に音声出力用のヘッドホンジャックのほか、ディスプレイの明るさや音量を調整するボタンを装備している。本体サイズはW196×D160×H110mm、重量は394g。
2016年02月17日米Googleは2月9日(現地時間)、「AdWords」など自社のディスプレイ広告をHTML5のみとする方針を発表した。これは以前から推進してきたHTML5の利用をさらに進めるための策で、Flashで作成したディスプレイ広告の表示を段階的に終了する。Googleの新たな方針によると、6月30日以降に「AdWords」「DoubleClick Digital Marketing」でFlashで構築したディスプレイ広告をアップロードできなくなる。その後、2017年1月2日には、「Google Display Network」と「DoubleClick」でのFlashベースのディスプレイ広告の表示を終了する。これに合わせて、Googleは現在Flashでディスプレイ広告を作成している広告主に対し、HTML5への移行を呼びかけている。AdWordsの顧客に対しては、HTML5に容易に変換するツールを提供している。HTML5を推進する理由として、「さまざまな画面を通じて最大限のオーディエンスにリーチできる」とGoogleはメリットを説明している。Flashは過去に深刻な脆弱性が報告されており、セキュリティ上のメリットもありそうだ。なお、Flashを使って構築した動画広告は今回の方針の影響は受けないとしている。
2016年02月12日日本エイサーは10日、ゲーミングブランド「Predator」シリーズから、35型湾曲画面の液晶ディスプレイ「Predator Z35bmiphz」を発表した。2月19日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は150,000円前後(税別)。「2000R」という緩やかな曲面を描く35型のゲーミング液晶ディスプレイで、アスペクト比は21:9のシネスコサイズ、解像度は2,560×1,080ドットだ。液晶パネルには、非光沢(ノングレア)タイプのVAパネルを採用している。NVIDIA G-SYNCテクノロジーや最大200Hzのリフレッシュレートをサポートし、9W+9Wの内蔵スピーカーはDTS Soundに対応。ゲームや映像の暗いシーンで視認性を高める「Dark Boost」機能は、効き具合を3段階で調整可能だ。また、画面のちらつきを抑制するフリッカー・レス機能、ブルーライトを低減するフィルター機能を備える。そのほか主な仕様は、輝度が300カンデラ/平方メートル、コントラスト比(通常)が3,000:1、視野角が水平垂直とも178度、GtGの応答速度が4ms、色域がsRGBを100%カバー。スケーリング機能は、フルスクリーン拡大、アスペクト比を固定した拡大の2種類。映像入力インタフェースはHDMI 1.4とDisplayPort 1.2で、USB 3.0×4ポートのハブ機能を搭載している。スタンド機能は、下5度/上25度のチルト、最大130mmの高さ調節。本体サイズはW844.4×D299.9×H684.5mm、重量は12.65kg、対応VESAマウントは100mmとなる。
2016年02月10日マウスコンピューターは2日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、アスペクト比21:9の34型液晶ディスプレイ「ProLite XUB3490WQSU」を発表した。同日から販売開始する。価格はオープンで、直販価格は税込129,800円。3,440×1,440ドット解像度で、21:9の横長画面となる液晶ディスプレイ。sRGBカバー率100%対応のAH-IPSパネルを採用し、鮮明で緻密な表示が可能としている。表示機能は、Picture In Picture(PiP)、Picture By Picture(PbP)に対応し、複数の信号入力を最大4分割表示できる。また、黒レベル調整やカラー調整機能、コンテンツにより最適な画質を選択できるi-Style Color機能、画質調整機能といった表示調整機能も備える。このほかの主な仕様は、視野角が上下左右とも178度、輝度が320cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(標準)、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはHDMI×3(うち1ポートはMHL対応)、DisplayPort×1。3W+3Wのスピーカーを内蔵し、スタンドのチルト角度は上20度、下4度、スイベル角度は各45度、スタンドは130mmの調節が可能。本体サイズはW827.5×D230×H404.5~534.5mm、重量は約8.5kg(スタンド含む)。100mmのVESAマウントに対応する。
2016年02月02日ドスパラは28日、キーボード台付きモニターアーム「DN-13549」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は14,999円(税込)。DN-13549は、立ったままPCを操作するスタンディングワークに適したモニターアームだ。取り付けられるディスプレイは、VESA規格(75mm×75mmか100mm×100mm)のネジ穴を有する13~27インチまでの液晶ディスプレイ。キーボードを取り付ける台も付属している。本体サイズは、ポール長が約41cm、アーム長が約39cm、キーボード台がW67×H23cm。アームの可動域は左右180度、上下45度で、モニターの可動域は左右360度、上下15度となっている。最大荷量は8kg。本体重量は7.8kg。
2016年01月28日マウスコンピューターは28日、ゲーミングPCブランド「G-Tune」より、グラフィックスにAMD Radeon R9 390Xを搭載したPCに、iiyama製24型ディスプレイやゲーム向けマウスとキーボードが付属したセットモデル「NEXTGEAR i650PA3-SP-24」を発売した。価格は税別214,800円。セットとなるiiyama製24型「ProLite GB2488HSU-2」は、144Hzリフレッシュレートに対応したゲーミングディスプレイ。パネルはTNで、5段階のオーバードライブ回路を内蔵し、1msの応答速度を実現する。さらに、AMDのディスプレイ表示技術「FreeSYNC」をサポートし、画面のちらつきやティアリングを軽減するという。また、ゲーミングマウス「G-Tune Laser Mouse」は、8,200DPIのレーザーセンサーを搭載したハイスペック仕様の製品で、マクロの設定が可能な8ボタンや、DPI切替スイッチなどを備える。一方のゲーミングキーボード「G-Tune Mechanical Keyboard」は、Cherryの黒軸メカニカルスイッチを採用。Nキーロールオーバーや1ms高速応答速度、キーの割り当てやマクロの設定などの機能を搭載する。ゲーミングPCの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700K(4.0GHz)、チップセットがIntel Z170、メモリが16GB PC4-17000、ストレージが2TB HDD、グラフィックスがAMD Radeon R9 390X 8GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が700W 80PLUS BRONZE、OSがWindows 10 Home 64bit。
2016年01月28日マウスコンピューターは27日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、AMVA方式のパネルを搭載した23.8型ワイド「ProLite XB2481HSU」を発売した。価格はオープンで、参考価格は税込31,800円。上下左右178度の広視野角が特徴のAMVAパネルを採用。16,777,216色24bit Trueカラーの表示色や12,000,000:1の高コントラスト(Advanced Contrast Ratio機能利用時)により、引き締まった"黒"の表現や、色ムラのない画像表現を実現するという。解像度は1,920×1,080ドットのフルHD、輝度が250カンデラ/平方メートル、コントラスト比3000:1(ACR時12,000,000:1)、応答速度が4ms(GtoG)、リフレッシュレートが75Hz。動画視聴やゲームといった用途ごとのプリセットを備えたiiyama独自の「i-StyleColor」や、色温度を含めた画質調整機能、消費電力を削減する「ECOモード」といった機能を備える。また、最大130mmの高さ調節、最大27度のチルト、90度のピボットとスウィーベルに対応した「パーフェクトスタンド」を搭載する。映像入力インタフェースは、HDMI×1、HDCP対応DVI-D×1、D-sub×1の計3系統。USB 2.0ハブ×2ポートと、2W+2Wのスピーカーを内蔵している。音声入力は3.5mmステレオミニジャック、音声出力としてヘッドホン端子を持つ。本体サイズはW565.5×D230×H386.5~516.5mm、重量は5.6kg。
2016年01月27日英ARMはこのほど、4K表示に対応したモバイルディスプレイプロセッサ「Mali-DP650」を発表した。ハイエンド向けのタブレットをはじめとするモバイルデバイスが、フルHD(1,920×1,080ドット)を超える高解像度をサポートしつつあるなか、Mali-DP650ではWQXGA(2,560×1,600ドット)やWQHD(2,560×1,440ドット)といった2.5Kフォーマットの表示に最適化したという。また、割り込み管理のI/O MMUのMMU-500と効率的に接続し、60fpsでの4K表示にも対応するとしている。このほか、可変リフレッシュレートにより、パネルの消費電力を削減し、バッテリ寿命を延長するという。
2016年01月26日ドコモ・ヘルスケアはこのほど、女性を対象としたヘルスツーリズム「沖縄で"からだのリズム"を整える3日間」のモニター参加者の募集を開始した。ツアー開催日は3月4日~6日。同ツアーは、管理栄養士・小島美和子氏監修のもと、「体内時計を整えてマイナス5歳の自分に」をコンセプトにプランニングした。「旅行」という非日常的な中で、小島氏がひとりひとりに合わせたアドバイスを実施。運動や食事などの生活習慣の改善を目指すプログラムを通じて、「からだのリズムを整える」きっかけを提供するという。参加者は、リストバンド型活動量計「ムーヴバンド2」で歩数や睡眠などのからだデータを計測。ツアー参加前から参加後にかけ、身体の状態がどう変化したのかを見ながら、ひとりひとりに合わせたアドバイスを行っていく。また、食事は小島氏監修のメニューや、沖縄の地元食材を利用したものを提供。1日3食のバランスの良い食事を提供することで、短期間で食生活の改善を目指すという。同ツアーの開催場所は沖縄県読谷村。宿泊場所は、ホテル日航アリビラ -ヨミタンリゾート沖縄。価格はトライアル特別価格で1人6万8,800円(2人1部屋利用時の費用で、往復飛行機、宿泊2泊、朝食2回・夕食1回を含む)。1人1部屋利用の場合は、1万3,000円の追加料金が必要。現地での昼食代・アクティビティ代6,800円も別途かかる。参加申し込みについては、募集サイトで詳細を案内している。募集期間は2月26日の18時まで。応募人数は10名で、定員になり次第、受付終了となる。※価格はすべて税込
2016年01月25日サンワサプライは21日、液晶ディスプレイを設置可能な机上台「100-MR113M」と「100-MR114M」を発売した。直販サイト「サンワダイレクト」での価格は、100-MR113Mが5,074円、100-MR114Mが5,537円(いずれも税別)。100-MR113Mと100-MR114Mは、上面に液晶ディスプレイを、下部にキーボードを収納できる木目柄の机上台。エッジ部分は丸みを持たせ、安全に配慮している。前面の左側には電源コンセントを2口、右側には3ポートのUSB 2.0ハブを装備。フレームの裏には滑り止め付きクッション材を使用している。耐荷重は7kg。電源ケーブル長は1.8m、USBケーブル長は1.5mとなっている。USBハブの供給電流は全ポート合計で400mA。対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10、Mac OS X 10.0以降。100-MR113MのサイズはW500×D200×H80mmで、重量は約1.52kg。100-MR114MのサイズはW660×D279×H95mmで、重量は約2.5kg。
2016年01月21日日本エイサーは21日、34型で湾曲タイプのゲーミング液晶ディスプレイ「X34bmiphz」を発表した。NVIDIA G-SYNCテクノロジーに対応しており、リフレッシュレートは最大83Hzとなる。1月22日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は150,000円前後(税別)。X34bmiphzは、画面が3800Rという緩やかな曲線を描く湾曲タイプの34型ウルトラワイド液晶ディスプレイ。IPSノングレア(非光沢)の液晶パネルを採用し、解像度が3,400×1,440ドット、アスペクト比が21:9というシネスコサイズの画面だ。ゼロ・フレームデザインという狭額ベゼル設計を採用しており、広大な横長画面のマルチモニタ環境も見据える。ゲーミング用途を想定していることから、ゲームの各ジャンル向けに最適化した3種類の「Game Viewモード」を搭載。内容は、速い動きのレースゲームに適した「RCGモード」、暗めの映像を鮮明に表示するRTS向けの「RTSモード」、シミュレーションゲーム向けに画質を重視した「SLGモード」だ。加えて、暗いシーンの視認性を3段階で調整可能な「Dark Boost(ダーク・ブースト)」、コントラストを調整して視認性を高める「Adaptive Contrast(アダプティブ・コントラスト)」、FPSゲーム用に画面内への「照準表示」(3種類から選択可)などを備える。スケーリング機能は、フルスクリーン拡大とアスペクト比固定拡大の2種類だ。また、LEDバックライト制御でちらつきを抑えるフリッカーレス・テクノロジー、ブルーライトを80%~50%(4段階)減らすブルーライトフィルターも搭載する。映像入力インタフェースはDisplayPort 1.2とHDMI 1.4の2系統。本体にはDTS Sound対応の7W+7Wステレオスピーカーと、USB 3.0ハブ×4ポートを内蔵する。スタンド機能は下5度/上35度のチルト、最大130mmの高さ調節。対応VESAマウントは100mmだ。そのほか主な仕様は、輝度が300カンデラ/平方メートル、コントラスト比(通常)が1,000:1、視野角が水平172度/垂直178度、GTGの応答速度が4ms、色域がsRGBを100%カバーなど。本体サイズはW825.1×D309×H455.9~585.9mm、重量は約9.96kg。
2016年01月21日クレストとフューチャースタンダードは1月21日、通行人の関心度を記録して店頭ディスプレイの効果を数値化するカメラ「Esasy(エサシー)」を共同開発し、2月1日から受注を開始すると発表した。「Esasy」では、ディスプレイ前を通過する人数や人通りの多い時間帯の検知、ディスプレイを見ているかどうかの検知、ディスプレイ前の滞留時間やディスプレイのどのエリアに関心を持つかなどを画像を元に数値化。これによって様々なディスプレイの効果を測定できるという。ディスプレイへの「正対値」(正面を向いている人の数・位置・距離・時間)をトラッキングし「関心度」として数値化することで、サイン効果を定量的に測定できるほか、時系列データとしてグラフ化することもでき、複数のカメラセンサーを対象物視線上に配置し、複数台から抽出した「関心度」データを集計することで「注目を浴びている対象物(広告物)」を特定することも可能になるという。なお、データはインターネットを介して、CSV形式でサーバーにアップロードされる。「Esasy」には、カメラとWi-Fiドングルがセットになった「Wifiモデル」と、カメラと通信機の「LTEモデル」がある。料金はWifiモデルが導入時128,000円(税別)/台、月額が10,000円/台。LTEモデルが導入時155,000円(税別) /台 、月額が18,000円/台。契約はいずれもリースとなる。
2016年01月21日デルは20日、極薄ベゼルの23.8型ワイド液晶ディスプレイ「U2417H」を発売した。同社の直販サイトでの価格は29,800円(税別)。4辺のベゼル幅が世界最薄(デル調べ)となる23.8型液晶ディスプレイ。上部・左部・右部は5.3mm、下部は8.3mmと薄く、マルチディスプレイ環境を構築した場合にベゼルが目立たなくなっている。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、液晶パネルにはIPSを採用する。色域はsRGBを99%カバー。4ポートのUSB 3.0ハブポートも搭載する。そのほか主な仕様は、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(通常)、応答速度が8ms、ファーストモード時で6ms(ともにGTG)。映像入力インタフェースはHDMI(MHL 2.0)×1、Mini DisplayPort×1、DisplayPort×1で、DisplayPortのデイジーチェーン接続も可能。スタンドではチルト、スイーベル、ピボットが可能で、130mmの高さ調節にも対応。ピボットは右回転でも左回転でもよく、縦画面で2台を並べるデュアルモニタにも適している(ディスプレイの上部同士が中央でくっつく)。本体サイズはW537.6×D188×H355.3~485.3mm、重量は6.3kg(スタンドとケーブル含む)。
2016年01月20日メディアフラッグの子会社で、デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行っているimpactTVは、ホームページ更新情報をモニターにリアルタイム・自動的に表示できる、「ホームページ連動サービス」の提供を開始したと発表した。電車などの交通機関は、駅にモニターを設置し運行状況の情報提供をしているが、そのほとんどが人手(駅員)を介して更新する必要があるという。そこで、同社では駅に設置されている自社製品のデジタルサイネージ「impactTV」に、ホームページで更新された運行情報をリアルタイムで各駅のモニターに表示可能な「ホームページ連動サービス」の開発・提供を開始した。自社の公式ページで更新された遅延情報など、即時性が求められる情報をシステムが自動的(1分毎)に読み込み、各駅のモニターへ配信する。復旧によりホームページ上の情報を修正すると、モニターの表示も通常表示モードへ戻る。駅によって表示させたい線区をあらかじめグルーピングすることもできるという。交通機関での運行情報配信以外にも、病院での予約状況・待ち時間表示、オリンピックやワールドカップなどのリアルタイム速報の表示(スポーツ用品店・スポーツバーなど)、流通店舗でのキャンペーン・商品紹介情報との連動(スーパー・ドラッグストアなど)、投票状況・混雑状況・天候状況などでも利用可能だという。
2016年01月18日マウスコンピューターは18日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、AMD FreeSyncテクノロジーと144Hzのリフレッシュレートに対応した24型「ProLite GB2488HSU-2」、および27型「ProLite GB2788HS」を発売した。楽天市場での直販参考価格(税込)は、前者が41,800円、後者が54,800円。AMD FreeSyncテクノロジーは、画面の書き換えをリフレッシュレートに固定せず、グラフィックスカードの都合よいタイミングで更新することで、カクつきやチラつきがないスムーズな画面表示を行うもの。24型「ProLite GB2488HSU-2」の主な仕様は、液晶パネルが非光沢(ノングレア)のTN方式、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が350カンデラ/平方メートル、コントラスト比が1000:1(ACR時12,000,000:1)、応答速度が5ms、GtoGの応答速度が1ms、視野角が上下160度・左右170度。リフレッシュレートは最大144Hzだが、AMD FreeSyncテクノロジー有効時は最大120Hzとなる。AMD FreeSyncテクノロジーとは別に、LEDバックライトによる画面のチラつきを減らす「フリッカーフリーLEDバックライト技術」を搭載。画面が発するブルーライトを低減する「Blue Light Reducer機能」(3段階)もある。また、アスペクト比固定拡大やドット・バイ・ドット表示、10段階の黒レベル調整なども可能だ。映像入力インタフェースは、HDCP対応DVI-D、DisplayPort、HDMI×2の計4系統。USB 3.0ハブ×2ポートと、3W+3Wのスピーカーを内蔵している。音声入力は3.5mmステレオミニジャック、音声出力としてヘッドホン端子を持つ。スタンド機能は、チルトが下5度/上22度、スウィーベルが左右90度、高さ調節が130mm、ピボット(縦回転)が右90度。VESAマウントは100mmに対応する。本体サイズはW568×D230×H388~518mm、重量は5.6kg。27型「ProLite GB2788HS」の主な仕様は、上記の24型「ProLite GB2488HSU-2」に準ずるが、輝度が300カンデラ/平方メートル、HDMI入力が1つ、スピーカーが2.5W+2.5W、スタンドのチルトが上17度となる(ピボット機能も持たない)。本体サイズはW643.5×D230×H412~542mm、6.9kg。
2016年01月18日マウスコンピューターは15日、iiyamaブランドの業務用15型液晶ディスプレイとして、タッチパネル製品を発売した。設置場所や使い方に応じて選べるように、抵抗膜方式、超音波方式。静電容量方式という3モデルを用意する。価格はオープンで、楽天市場での直販参考価格(税込)は、抵抗膜方式の「ProLite T1531SR-3」が71,788円、超音波方式の「ProLite T1531SAW-3」が76,928円、静電容量方式の「ProLite T1532MSC-B3X」が88,247円。各タッチ方式の主な特徴として、抵抗膜方式は手袋をした手の指やペン入力が可能、超音波方式は高い透過率と精度による安定性、静電容量方式はWindowsおよび10点マルチタッチ対応などが挙げられる。タッチ通信のインタフェースは、RS-232CとUSBの2種類を持つ(ProLite T1532MSC-B3XはUSBのみ)。抵抗膜方式「ProLite T1531SR-3」の主な仕様は、液晶パネルがノングレア(非光沢)のTN方式、解像度が1,024×768ドット、タッチパネル装着時の輝度が260カンデラ/平方メートル、コントラスト比が700:1、視野角が上下80度/左右85度、応答速度が8ms。映像入力インタフェースはD-SubとDVI-Dの2系統で、1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵している。チルト角度は下5度/上90度。VESA 100mmマウントに対応する。消費電力は標準16W、最大20W。本体サイズはW351×D201×H306mm、重量は約4.8kg。対応OSは、Windows XP / Vista / 7、Mac OS 9、Mac OS Xとなる。Windows 8.xとWindows 10では、基本動作のみ確認(一部制限が生じる場合がある)。超音波方式「ProLite T1531SAW-3」は、タッチパネル装着時の輝度が320カンデラ/平方メートル、応答速度が5msとなる以外は、抵抗膜方式「ProLite T1531SR-3」とほぼ共通。静電容量方式「ProLite T1532MSC-B3X」は、タッチパネル装着時の輝度が300カンデラ/平方メートル、応答速度が5ms、本体サイズがW351×D202×H306.5mm、重量が4.5kgとなる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8.x、Mac OS 9、Mac OS Xで、Windows 10は基本動作のみ確認(一部制限が生じる場合がある)。その他の主な仕様は抵抗膜方式「ProLite T1531SR-3」とほぼ共通。
2016年01月15日VIPは1月13日、新放送サービス「i-dio」をスマートフォンで受信できる「i-dio Wi-Fiチューナー」の無料モニターを募集開始した。募集人数は50,000名。放送を開始する2016年3月時点で放送エリア内に居住・通勤・通学している16歳以上が対象だ。第1期応募期間は2月29日まで。i-dioは2016年3月に福岡・東京・大阪で放送開始し、その後放送エリアを全国へ拡大していく。地上アナログテレビの放送終了後に空いた周波数帯(VHS-Low帯=99MHz~108MHz)を利用して創設。映像や音声などデジタルデータなら何でも送れる。放送波でデータを送信するため、不特定多数に情報を送れるほか、輻輳(ふくそう。ユーザーのアクセスが集中して混雑すること。通信が途切れがちになる)も発生しにくい。今回、無料モニターを募集するi-dio Wi-Fiチューナーは、i-dioの放送波を受信してWi-Fi波に変換する機器。スマートフォンに無料の専用アプリをインストールすると、i-dioを利用できる。モニター当選者には無償でi-dio Wi-Fiチューナーを貸与。ユーザーに返却の義務はない。i-dio公式サイトから応募し、モニター登録にはDNPソーシャルリンクが運営する「エルネ」への会員登録(無料)が必要となる。
2016年01月13日サンコーはこのほど、デジタルカメラやビデオカメラなどの映像を表示する7型ディスプレイ「バッテリー内蔵極薄HDMI入力7インチ液晶モニター」を発売した。同社の直販サイト「サンコーレアモノショップ」での価格は税込25,800円。本体にHDMI入力端子を搭載し、HDMIケーブルでデジタルカメラやビデオカメラと接続することで、カメラの液晶に出力された映像をそのまま表示し、細部を確認できるようになるという。また、入力出力に対応したコンポジット端子も備え、カメラなどの映像を表示できるほか、出力端子で別のディスプレイやテレビへ同じ映像を出力できる。ディスプレイ解像度は1,280×800ドット。対応解像度は1080p、視野角は170度、コントラスト比は800:1。バッテリ駆動時間は約1.5時間。本体サイズはW170×D129×H19.5mm、重量は344g。取外し可能の遮光フードが付属する。
2016年01月12日セイコーインスツル(SII)の関連会社エスアイアイ・セミコンダクタは1月12日、ウェアラブル機器向けパワーモニタ端子付きLDOレギュレータ「S-1740/S-1741シリーズ」を開発し、サンプル出荷を3月より開始すると発表した。「S-1740/S-1741シリーズ」は、パワーモニタ端子を搭載したLDOレギュレータ。パワーモニタ端子により、分割したバッテリ電圧をアナログ値として出力することができる。外付け抵抗なしで、マイコン側でバッテリ電圧の監視ができ、またバッテリ電圧による機器の動作の切り替えが可能となり、バッテリ寿命の長期化を実現する。また、LDOレギュレータ部は0.35μAの超低消費電流のため、機器全体の消費電流の抑制も可能。さらに、超小型/低背パッケージHSNT-6A(1.2×1.2×0.4mm)に搭載することで、機器の小型化、薄型化にも貢献できるウェアラブル機器に最適なLDOレギュレータだとしている。
2016年01月12日ブラザー工業は7日、業務用のヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter(エアスカウター)」において、防塵・防水・耐衝撃性能に優れたタフコンセプトモデルを開発したことを発表。2016年1月13日~15日の期間、東京ビッグサイトで開催される「第2回 ウェアラブルEXPO」に参考出品する。今回のタフコンセプトモデルは、7月に発売されたヘッドマウントディスプレイ「AiRScouter WD-200A」の防塵・防水・耐衝撃性能を大幅に強化。建設業界など、堅牢性が求められる現場をはじめ、水分や埃が多い屋内外での活用を想定している。防塵防水性能はIP65相当で、使用後は水洗いも可能だ。円筒構造によって耐衝撃性能も高めている。画面の位置を自在に操作できるフレキシブルアームを搭載し、ピント調整用のダイヤルはグローブや手袋を付けたままでも操作しやすいつまみ状に変更。コントロールボックスのボタンも押しやすい大きさとなった。また、ヘルメットにも装着しやすく、ゴーグルや眼鏡をかけていても使用できる。
2016年01月07日日本テキサス・インスルメンツ(日本TI)は1月7日、ホームシアター、業務用や教育用のプロジェクション・ディスプレイ向けに、「0.67インチ4K UHDチップセット」を発表した。「0.67インチ4K UHDチップセット」はデジタル・シネマを上映する全世界の映画館の8割以上での採用実績を持つDLP Cinemaテクノロジーをベースとしており、DMD(デジ タル・マイクロミラー・デバイス)の高速スイッチング動作と、先進のイメージ・プロセシング機能を組み合わせたものとなっている。イメージング・プロセシング機能を内蔵した高速チップを使用していることから、400万枚の微小ミラーで、スクリーン上に800万ピクセルを投射することが可能。個々のミラーは、1秒間に9,000回以上のスイッチング動作が可能で、毎フレームに2個の別個、分離したピクセルをスクリーン上に投射し、4K UHDのフル解像度を提供するとしている。供給開始は今春を予定している。
2016年01月07日ドスパラは12月24日、スマートフォンをセットして使うヘッドマウントディスプレイ「DN-13539」を、同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は1,799円(税込)。フタの内側の吸盤に、3.5インチ~6インチのスマートフォンをセットできるヘッドマウントディスプレイ。ステレオペアの動画 / 画像を表示したスマートフォンをセットすることで、立体映像を楽しめる。スマートフォンが装着されたフタは、スマートフォンが落下しないようマグネットで固定される。「Cardboard」など立体映像鑑賞用のスマートフォンアプリを利用する。スマートフォンをセットするケースの左右には充電ケーブルを通すためのすき間が設けられており、充電しながら映像鑑賞が可能だ。本体は伸縮性ゴムベルトと面テープ(マジックテープの類)で頭に固定する。重量は196g。
2015年12月24日エルメス(HERMES)が16年1月19日まで、銀座メゾンエルメスにてユーモア溢れるウィンドウディスプレイを展開している。晴海通りに面するウィンドウディスプレイを手掛けたのは、建築家の大西麻貴と百田有希。ディスプレイのアートワークは、「もしも建築が生き物のように街のなかを歩くとしたら」という突飛な発想をもとに制作された。まるで小さな建築のようでいて生き物のランドスケープのようでもある、不思議な世界が表現された。なお、12月25日まで、ソニー通りに面した入口前のピロティにはオレンジボックスのツリーのフォトスペースが出現しており、記念撮影をすることも出来るようになっている。こちらのツリーはエルメス御堂筋店にも25日まで設置中。Webサイトでもエルメスのクリスマスを楽しめる。12月8日よりクリスマス限定で、スマートフォンやタブレット、パソコンからクリスマスソングを贈れるスペシャルサイト「旅するオルゴール」を公開中。こちらの特設サイトでは6種類のクリスマスソングから気に入った一曲を選んで、メッセージを添えて大切な人に贈ることが出来るというもの。まるで絵本から出てきたような、どこかユーモアを感じさせる3人のキャラクターが、選んだオルゴールをオレンジの箱に入れて届けてくれる。
2015年12月22日NECディスプレイソリューションズは12月17日、同社のプロジェクタ「ビューライトシリーズ」の新製品として、DLPプロジェクタである「NP-P502HJD」と「NP-P502WJD」を発表した。両機種とも、希望小売価格はオープンプライス、出荷開始予定日は2016年1月27日。国内・海外向けを合わせ、発売後1年間で2機種合計3万台の販売を予定しているとのこと。新製品は、いずれも5000ルーメンの輝度を持ち、パネル解像度はフルHD(1920×1080)またはWXGA(1280×800)。投写画面の位置を上下・左右に調整できる「レンズシフト機構」の装備などにより、設置性を向上させたという。また、無線LANを標準搭載し、ワイヤレスでタブレットなど最大50台の端末と情報共有が可能。付属ソフトを使用すると最大16分割のマルチ画面での表示が可能になるなど、効率的かつ活発な会議や授業環境を提供するとしている。さらに、LANケーブル1本で映像・音声・制御信号を伝送できるHDBaseT入力端子を装備しており、市販のHDBaseT対応の伝送機器を使用して、離れた場所に設置したプロジェクタに高画質映像を投写できるとのこと。最大100mの長距離での配線作業の簡易化や、ケーブル工事などのコスト削減を実現するという。加えて、各端末のWebブラウザを経由して投写中の画面の共有やデータの保存ができる、Webシェアリング機能を搭載。さらに、スマートフォンやタブレットの画面をプロジェクタにワイヤレスでミラーリング投写できるMiracastにも対応。各種端末と連携することで、コミュニケーションの幅を広げることが可能としている。
2015年12月18日Actiontec Electronicsは17日、MiracastおよびIntel WiDiに対応するワイヤレスディスプレイレシーバー「ScreenBeam Pro Premium」を発表した。12月23日から発売する。価格はオープン。本機の映像出力をTVのHDMI入力に接続し、Windows 10やAndroid端末の画面などをワイヤレスで表示。Miracast UIBC(User Input Back Channel)にも対応しており、本体のUSBポートにキーボードやマウスを接続して、直接Windows 10を操作できる。TVとの接続を開始すると自動的にTVの電源をオンにして画面を表示する「ワンタッチプレイ(HDMI-CEC)機能」も搭載。ユーティリティソフトも用意されており、HDMI端子の電源停止時間を最大600秒まで設定できるほか、送信機の画面とTV画面の表示が合わないときの調整機能(15段階)などを搭載する。壁紙やスクリーンセーバーの設定も可能だ。利用には2.4GHz帯か5GHz帯(屋内専用)のIEEE802.11a/b/g/nを使用し、5.1ch音声もサポート。表示解像度は最大1080pまで。本体サイズはW75×D20×H78mm、重量は62.5g。対応OSはWindows 8.1 / 10、Android 4.2~5.0。
2015年12月17日