ルーティンになりがちな日々のくらし。もの選びも"なんとなく"や"とりあえず"になりがちだけれど、ママが子どもや夫、家族、自分のために日々行う小さなセレクトを限られた時間のなかでじっくりちゃんとセレクトできるコツをお伝えします。家に帰ることが楽しくなるインテリアや、家事がスムーズになるお役立ちアイテム、便利なお掃除グッズ、将来を見据えたお金についてなど、ママが助かる、時短になる情報を提供します。 (19240/20900)
結婚祝いは気持ちだから、何をもらってもうれしいもの――というのが建前だが、本音はどうなのだろうか。今回は、マイナビニュース会員の既婚者100人に「最高にうれしかった結婚祝いのプレゼント」を教えてもらった。Q.「結婚祝い」でもらったプレゼントで「最高にうれしい」と思ったものはありますか?はい 45%いいえ 55%Q.それはどんなプレゼントでしたか? 「最高にうれしい」と思ったのはどうしてですか?■現金・「お金。好きなものが買えるので」(30歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「お金。かさばらないから」(29歳女性/北海道/医療・福祉/専門職)・「現金、お金が一番助かるから」(31歳女性/神奈川県/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「現金。使い道が自由だしお返ししやすいから」(28歳女性/福岡県/金融・証券/営業職)■商品券・「商品券。自分たちの好きな物が買えるから」(33歳女性/東京都/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「商品券。どんなものより、自分で使い道を決められるのは助かった」(31歳女性/東京都/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)・「商品券が一番使えた」(33歳女性/大阪府/医療・福祉/専門職)・「商品券・ビール券」(50歳以上/男性/東京都/その他/その他)■カタログギフト・「カタログギフト。自分で選べる。」(43歳男性/宮城県/建設・土木/営業職)・「カタログギフト……選ぶ楽しみがある」(50歳以上/男性/愛知県/不動産/経営・コンサルタント系)■「ほしい」と伝えたもの・「自分がほしいと思った実用的なものをもらうとうれしい。前もってだいたいの予算を伝えてくれたので、要望もしやすかった」(29歳女性/兵庫県/その他/その他)・「リクエストを聞いてもらった実用的なもの。新生活準備に追われている時だったので、助かった」(28歳男性/兵庫県/食品・飲料/営業職)■キッチングッズ・「食器など使えるもの」(35歳女性/東京都/不動産/専門職)・「箸」(46歳男性/神奈川県/食品・飲料/事務系専門職)・「変わったフライパン。使い勝手がいいと先輩主婦にもらったが、本当に使いやすくて便利」(30歳女性/群馬県/機械・精密機器/事務系専門職)・「バカラのグラス。そんな高級なグラスは自分で購入しないから」(33歳女性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「ホームベーカリー」(32歳女性/山形県/医療・福祉/専門職)・「集めていたロールストランドの食器」(33歳女性/埼玉県/情報・IT/事務系専門職)■ふたりの名前・顔入り・「自分たちの写真入りのワイン。二人ともお酒が好きだから」(29歳女性/埼玉県/人材派遣・人材紹介/営業職)・「親戚の子供が書いてくれた私たち2人の似顔絵」(32歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「自分の名前入りのお皿」(25歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)■その他・「好きなブランドのタオルケット」(28歳女性/滋賀県/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・「フェザーケット。とても実用的でした」(49歳女性/新潟県/その他/その他)・「生地のいいタオル」(27歳男性/千葉県/医療・福祉/事務系専門職)・「デジカメ。当時、まだ高かったころで、自分で買うまではいかなかったので」(50歳以上/男性/神奈川県/電機/技術職)・「座椅子。自分が指定してもらって今でも使っているので」(32歳女性/愛知県/食品・飲料/事務系専門職)・「おむつケーキ。かわいくて」(38歳男性/千葉県/情報・IT/営業職)・「最高ではないが、デザイン的に良い置き時計」(50歳以上/男性/兵庫県/商社・卸/事務系専門職)・「友人作のウエディングドレス」(32歳女性/神奈川県/学校・教育関連/販売職・サービス系)・「なんでもうれしかった」(24歳男性/兵庫県/マスコミ・広告/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など))圧倒的に多かった回答が「現金」。次いで「商品券」だった。そのほか、もらう側が「『ほしい』と伝えたもの」「キッチングッズ」など、実用的なものが多く選ばれた。「正直いらないと思った結婚祝いのプレゼント」を聞いたときに票を集めた「食器」「名前入りのもの」などは、こちらのアンケートでも多数挙がった。やはり何がうれしいかは人それぞれのようだ。調査時期: 2014年12月5日調査対象: マイナビニュース会員(既婚者限定)調査数: 100人調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年01月09日シュロニガージャパンは1月9日、極細同軸ケーブル用全自動電線加工装置「CoaxCenter 6000」を発売すると発表した。同軸ケーブルとは、電気信号が流れる芯線を中心として、周囲を樹脂製の絶縁体、金属を網目状に組み込んだ外部誘導体、樹脂製の保護被覆で覆った多層構造の電線のこと。電気製品においては、末端に端子を取り付けたハーネス製品として利用され、ハーネスの加工には、ケーブルの測長・切断・ストリップ工程などが必要となる。これまでは各工程に特化した装置を作業者が順番に操作して製造していた。CoaxCenter 6000は、測長から品質検査の工程までを全自動で処理することができるほか、圧着ステーション装置を組み合わせることで、端子の取り付け工程までを全自動化することも可能。同装置は、保護被覆を含めた外径6.5mm以下の同軸ケーブルの加工に向けて開発されたもので、1時間あたり約1300本のケーブルを加工する能力を持つ。標準構成のCoaxCenter 6000には、測長、切断、搬送機能に加え、ケーブルをストリップするロータリーユニット2台と画像検査装置2台が含まれている。価格は基本構成で1200万円、端末処理を追加した拡張構成で1500万円程度で、発売初年度は日本国内で20台の販売を見込んでいるという。同社は1月14日から東京ビッグサイトにて行われる「インターネプコンジャパン」に出展し、同製品の展示紹介を行う予定だ。
2015年01月09日東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは4月2日~6月23日、春のスペシャルイベント「ディズニー・イースター」を開催する。「ディズニー・イースター」は昨年まで東京ディズニーランドで開催していたが、今年からは東京ディズニーシーでも展開し、2つのパークで同時開催する。また、ディズニーホテルやディズニーリゾートラインなど、東京ディズニーリゾート全体でも展開するという。同イベントのテーマは「ひみつのイースターガーデン」。東京ディズニーランドでは期間限定のパレード「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」を公演するほか、ヒントが書かれたマップを見ながら園内に隠されたカラフルなタマゴを探すラリー形式のプログラム「エッグハント・イン・東京ディズニーランド」も昨年に引き続き実施する。今年が初開催となる東京ディズニーシーでは、メディテレーニアンハーバーにてスペシャルショー「ファッショナブル・イースター」を公演する。ディズニーの仲間たちが、4つのテーマポートから集まったアーティストがデザインしたイースターファッションをお披露目するという内容。同プログラムでは今回のスペシャルイベントから導入される新しい陸上ステージも使用し、水上と陸上全体を使ったショーとなる。また、エントランスやメディテレーニアンハーバーでは華やかなデザインのイースターエッグ、アメリカンウォーターフロントのニューヨークエリアではアーティスティックなイースターエッグ、ケープコッドエリアでは手作り感あふれるデコレーションを飾りつけるなど、東京ディズニーシーならではの「ディズニー・イースター」を楽しめるとのこと。他にも、「ディズニーアンバサダーホテル」「東京ディズニーランドホテル」「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」「ディズニーリゾートライン」などでも特別プログラムを開催する。※画像はイメージ(C)Disney
2015年01月09日ジェーシービーおよび海外業務を行う子会社のジェーシービー・インターナショナル(以下、総称してJCB)は8日、中国の大手商業銀行である中国建設銀行と、1月下旬より、中国で訪日観光客向けのクレジットカードの発行を開始すると発表した。同カードは、プラチナ券種とゴールド券種の2種類を発行。モバイルWiFiルーターレンタル無料サービス(3日間)、日本国内の有名観光スポットの入場料等各種チケット優待など、日本旅行者向けのサービスを充実させている。また、これらの独自サービスに加え、日本国内のホテル(対象約6,000ホテル)予約時の利用額に応じた商品券プレゼントや、対象空港の免税店での割引など、海外発行JCB会員向けのサービスも利用できる。JCBは2005年以来、現地の銀行との提携により、中国の一般消費者向けにJCBカードの発行を推進しており、2014年11月末現在、10行が計約1,044万枚のJCBカードを発行している。同カードの発行は、増加する訪日中国人観光客のニーズを捉え、日本国内での消費活性化に貢献するのが狙いという。中国建設銀行は、中国の四大国有商業銀行の一行。全国に支店ネットワークと強固な顧客基盤を持ち、クレジットカードの発行事業にも注力している。JCBと同行は1995年にJCB加盟店業務について、2010年にJCBカードの発行について提携。以来、同国でのJCBブランドの加盟店基盤や会員基盤拡大に関し協業してきたという。
2015年01月09日トランスウエアは1月8日、企業向け大容量ファイル転送・オンラインストレージ「Active! drive SS」の提供開始を発表した。Active! drive SSは、「安心のセキュリティ」と「すぐに使える」「高品質なのに低価格」をコンセプトに開発。メールでのファイル送信やUSBなどの物理媒体でのやり取りはセキュリティや機能に不安が残ることから、このサービスにより情報漏えい対策やデータの一元管理を支援していくという。セキュリティコントロール機能では、ユーザーごとに権限設定ができるだけではなく、ファイルの受渡期日の設定、ダウンロード回数制限といった設定も可能。また、ファイルの送信経路やデータの共有場所、ユーザーの利用履歴・行動履歴も一元管理できる。信頼性では、SLAによる99.9%の稼働保証を行っており、24時間365日の障害対応サービスも提供する。利用料金は1アカウント月額300円(税別)。容量追加オプションの契約で、ファイル保存期間に制限がない無制限ドライブの利用も可能となる。
2015年01月09日フィギュアの企画・制作・製造・販売を中心に、アニメやゲームの制作、さらにはモータースポーツをはじめとしたレーシング事業と多方面に事業を展開しているグッドスマイルカンパニー。同社を代表するフィギュア「ねんどろいど」シリーズは、アニメやゲーム、実在の人物に至るまで、あらゆるキャラクターを2.5頭身にデフォルメした手のひらサイズのフィギュアとして、2006年の第一弾商品発売以来、高い人気を誇る。フィギュアを一部のオタクが愛でるものから、一般層も楽しめるコンテンツへと成長させ、例えばそれは昨年大ヒットした『アナと雪の女王』のエルサをデフォルメフィギュア化した『ねんどろいど エルサ』など、一昔前の業界ではありえなかったイノベーションが起こっている。そんな「ねんどろいど」シリーズをはじめとするフィギュアの製造工場「楽月工場(通称:ラッキーファクトリー)」が昨年12月、同社としては初めて国内に新設されたことで大きな話題となった。これまでフィギュアの生産を中国で行ってきた同社が、なぜ今このタイミングで国内に工場を新設したのか。フィギュア以外の事業の展望も含め、グッドスマイルカンパニー代表取締役社長・安藝貴範氏に話を伺った。○将来を見据え、鳥取県に工場を新設現在、フィギュアを始めとするホビー商品の生産は、ほぼ100%海外で行われている。特に生産の大半を担っているのは中国だ。これはグッドスマイルカンパニーに限った話ではなく、ホビー業界全体に当てはまる話である。人件費などのコストが日本よりも安く、さらに長く続いていた円高も大きな理由の一つだった。しかし、今後を見据えた時「このまま中国で生産のすべてを続けていていいのかという思いがあった」と安藝社長は話す。「中国には出稼ぎ文化があり、人材が流動的です。特に生産計画を立てられる中間管理職の確保は非常に難しくなっているのが現状。ベトナムやフィリピン、マレーシアなどに工場を新設してリスクを分散する考え方もありますが、最近ではフィギュアの工程が増えて高度化しており、他国に持って行っても効率が落ちる可能性があるのです」また、既存の工程で効率化を突き詰めようとすると、生産技術に関する「イノベーションが起きづらい」という問題もあったという。こうした課題を解決すべく、安藝社長が選んだ次の一手が、国内工場の新設だったのだ。ではなぜ、鳥取県倉吉市だったのだろうか。「色々な場所を検討したのですが、一番熱心に誘致してくれたのが鳥取県倉吉市だったのです。鳥取県はまんが王国を政策として打ち出していて、カルチャーに対して非常に骨太な対応をしてくれます。それと、倉吉市が工場地帯だったことも大きい。周辺の金型屋さんをはじめ材料の調達など、すでにインフラが整っていますし、もともと工場で働いていた方も多く、ポジティブに迎えていただけるのではないかと感じました」すでに、同工場の第一弾商品となる『ねんどろいど 桜ミク Bloomed in Japan』、第二弾商品『figma 馬(茶)(白)』が発表となっている。ユニークなのは、製品をふるさと納税の対象としているところだろう。「日本で生産するとコストがかかるので、いつも通りに売るのは非常に厳しい。そこで知ったのがふるさと納税制度。『桜ミク』はいわば鳥取産ですからね。これなら鳥取県は税収が増えるし、僕らとしては比較的高く県に買っていただけるし、お客さまは安くフィギュアを手に入れることができる。誰も損をせず、皆ハッピーになれると考えました」メディアがこぞって取り上げるなど、センセーショナルなスタートを切った国内工場。しかし一方で工場規模は決して大きくはなく、まだまだ生産のほとんどを海外に頼っているのが現状だという。国内と海外、どちらか片方だけを重視するのではなく、手を取り合ってホビー業界を盛り上げていく。それが安藝社長の描くビジョンだ。○「巻き込まれ型」だからこそ実現した、多様な事業展開「ねんどろいど」のイメージが強いグッドスマイルカンパニーだが、グループ企業全体としてはフィギュア事業だけに留まらず、レーシングチーム運営やアニメ制作、さらにはカフェ運営やアパレルなど、多方面に事業を展開している。最近では、「レッドブル・エアレース」の日本初開催を同社が主催することも発表となった。こうした事業展開の背景にあるのが、安藝社長自身の個性である"巻き込まれ型"という性格だ。「実は何かをやりたいというモチベーションを自分で持ってくるよりも、バックアップの方が性に合っているんです。その結果としていろいろなものに関わらせてもらえるようになってきました。例えば変形するヘッドホンを作ったのは、ロサンゼルスに持っているスタジオで、仲の良いミュージシャンのリンキン・パークと遊んでいたのがきっかけ。彼らがヘッドホンを作りたいと言い出して、じゃあその手伝いをするよ、と。アパレルで靴下を販売することにしたのも、レーシングのチームウェアを一緒にやっているテラソラルというブランドのメンバーと話しているとき、偶然出てきた話からなんです」安藝社長は冗談めかした口調で「巻き込まれ型」と称しているが、もちろん、巻き込まれるのは同社が各パートナーから絶大な信頼を寄せられているからだろう。安藝社長が抱く、エンターテインメントをもっと盛り上げようという熱い思いが、アーティストやパートナー企業にしっかり伝わっているからに他ならない。「グッドスマイルカンパニーは一言でいうと、主体性がない会社(笑)。外から見ると無邪気な感じが漂っているでしょう? でも、実はすごく真面目でストイックなんです。真面目すぎて、何かプロジェクトを任せると、それをちゃんとやろうとしすぎるところもある。だから、どんどん新しいテーマを渡して変化させていく必要があるんです」真面目でストイックで、新しい変化にも柔軟に対応する。それこそが同社の最大の強みかもしれない。2016年に創業15周年を迎えるグッドスマイルカンパニー。記念すべき年に向けて、安藝社長は「そろそろ、グループ全社の力を集結させたプロジェクトをやってもいい時期かも」と意気込む。同社がこれからもエンターテインメントの中心であり続けることは間違いなさそうだ。(C)Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
2015年01月09日FacebookのMark Zuckerberg氏の今年の抱負は「2週間に1冊は本を読む」だ。ちなみに、ここ数年の同氏の新年の抱負は以下のとおり。2010年:中国語を学ぶ。2011年:自分で処理した肉だけを食べる。2012年:コーディング再び。2013年:Facebook社員以外で、毎日新しい人と知り合う。2014年:お礼メッセージを毎日送る。昨年は中国での質疑応答を中国語だけでこなしてみせ、2010年の抱負を真面目に実行していたことを証明した。今年も読み始めた本を公開する「A Year of Books」というコミュニティページを用意。「本を読む時間を作るためにメディア・ダイエットを進める」とやる気満々だ。A Year of Booksには数日で22万超の「いいね!」が付いたので、Zuckerberg氏の読書にはたくさんの人が興味津々のようだ。筆者も「いいね!」を付けた。新年の抱負として読書は珍しいものではないが、Zuckerberg氏が読書を勧めるというのはおかしな話でもある。だって、Facebookも人々を本から遠ざけているメディアの1つであり、同氏がメディア・ダイエットと言うと「Facebookを使う時間を減らす」と言っているように聞こえるからだ。Zuckerberg氏は単純にもっと本を読んで知識を広げたくて読書を選んだのだろう。しかし、ソーシャルとライフスタイルは切って切れない関係であり、Zuckerberg氏のメディアダイエット宣言は、筆者に昨年から新たなソーシャルメディアを目指し始めた"Facebookの変化"を連想させる。○Facebookが若者離れを気にしない理由FacebookがデスクトップPCで使うSNSだった頃、FacebookはユーザーをFacebookにログインさせ、より多くの友達と結びつき、なるべく長い時間をFacebookで過ごさせようとしていた。それは今も変わらないが、モバイルに軸足を移してからは以前ほど重要なことではなくなってきている。それはFacebookのアクティブユーザーが13億人を超え、「世界中の人をFacebookユーザーに」を目指しながらも現実的にはそろそろ十分と思っている……からではない。PCの時代とモバイルでは、人々とインターネットの関係が違ってきているからだ。Webの世界をあちら側、現実の世界をこちら側とする表現があるが、デスクトップPC時代とモバイル時代のWebの最も大きな違いは、このあちら側とこちら側の境があいまいになっていることだろう。例えば、タクシーが必要な時、Uberを使うとスマートフォン内のあちら側の世界で近くにいるUberドライバーを確認でき、そのうちの1台を選ぶと、すぐにこちら側の世界でUberの車がやってくる。米Amazonが昨年末に開始したPrime Nowも好例の1つだ。スマートフォンのPrime Nowアプリで購入した商品が、1時間以内にユーザーの元に届く。オンラインストアが近所にあるようだ。PC時代はWebを活用するためにユーザーがPCの前に座る必要があり、それがあちらとこちらの距離を隔てていた。でも、スマートフォンは常にユーザーと共にあり、ユーザーの生活をモニターできるセンサーも備えるから、開発者のアイデア次第で私たちの生活とWebの世界を融合できる。UberやPrime Nowはソーシャルネットワークではないが、私たちの生活にWebを溶け込ませる。PCの前に座って日々の生活を投稿するよりも、Webが深く私たちの生活に関わっているように感じるのは筆者だけではないだろう。そうしたなか、Facebookはどのように変わろうとしているのか。このことについて知りたければ、昨年Facebookの開発者会議「f8」の後にFast Companyで公開されたAustin Carr氏のレポート「Facebook’s plan to own your phone」を読むことをオススメする。タイトルだけで判断するとFacebookのスマートフォン戦略に思えるが、モバイルに軸足を置き始めたFacebookが5年後、10年後を見通してどこに向かおうとしているかが見えてくる。「匿名を条件に取材を受けたFacebook関係者の1人は『新しいFacebookは以前のFacebookとはまったく異なる』と断言した。これまでのソーシャルネットワークにとらわれている人々に対し、『よく調べてみることだ。私たちはすでに異なる世界にいるのだ』と述べた」(Facebook’s plan to own your phone)Facebookは昨年のf8で、モバイルアプリ間の連係を可能にするオープンなクロスプラットフォームソリューション「App Links」を発表した。例えば、App Linksにより、映画を紹介するアプリから直接チケットを購入できるアプリを開き、購入後に紹介アプリに戻ってくることが可能になる。また、昨年4月にモバイルアプリが必要とする主要な機能を提供するモバイルバックエンドサービス(MBaaS)「Parse」を買収している。iOSとAndroid、2つのプラットフォームが市場を占めるモバイルアプリによるモバイルWebの時代は、米国においてAOLがインターネットだった頃に似ている。そんなプラットフォームに支配されるモバイルの時代にFacebookは「クロスプラットフォームのためのプラットフォーム」になろうとしている。これはFacebookというソーシャルネットワーキングサービスから多くの人たちがイメージするソーシャルとは異なる。でも、それがモバイルの時代にFacebookが築こうとしているものなのだ。相似例として、AmazonのAmazon Web Services(AWS)が挙げられる。「Web 2.0」がバズワードになり始めた10年前、Webスタートアップを行うには自前でバックエンドとスタッフを整えなければならなかった。しかし、AWSの登場によって、そんな苦労からWebスタートアップは解放された。Amazonがクラウドサービス事業に乗り出した当時、投資家からは「本業に専念すべし」と厳しく批判されたが、しゃにむに荒野を開拓し続けてきた結果、AWSが優良事業に成長しただけではなく、社会のクラウドへのシフトが加速し、本業におけるAmazonの地位も盤石になった。ParseやApp Linkを仕掛けるFacebookもアプリ・エコノミーにおいて同様のチャンスを追い求めているのだろう。「Facebookが今、野望に向けて取り組んでいるのは、ユーザーをFacebookにログインさせたり、その機能を使って長い時間を過ごさせたりすることではない。外部の開発者に、これらのツールを採用させることに目標達成のすべてがかかっている」(Facebook’s plan to own your phone)Facebookは1月28日に2014年10月-12月期決算を発表する。おそらく、昨年の決算発表の時と同じように、Q&Aで若い層のFacebook離れに関する質問が出てくるだろう。でも、それは「今のティーンエージャーはコカコーラではなく、モンスターエナジーを好む」と言ってるようなものだ。モンスターエナジーを製造するMonster Beverageは南カリフォルニアの小規模な清涼飲料メーカーだった。それが今や、世界中でモンスターエナジーを販売できるのは、Coca-Colaが大株主であり、流通パートナーになっているからだ。コカコーラは今の若者に受けるような飲み物ではないが、The Coca-Cola Companyは今も清涼飲料市場の進化を支えている。Facebookが目指しているのはThe Coca-Cola Companyのようなソーシャルメディアの帝国であり、その未来を左右するのは"若いFacebookユーザーの拡大"ではなく、アプリ・エコノミーに浸透する"パートナーシップの拡大"である。
2015年01月09日マルジュは1月8日、アイコン型広告ネットワーク「アスタ」で、モバイルアドネットワークを運営する台湾・Vpon.incの日本法人Vpon Japanと業務提携を行うと発表した。アスタは、約2万アプリメディアが参加しているスマートフォンアプリ広告ネットワーク。2014年12月実績で1700社のアプリデベロッパーが参加し、月間200億インプレッションの広告配信を突破している。2013年より海外からのアクセス数が増加し、中でも台湾は全体の5%と最も高い伸びを記録している。マルジュは、成長が著しい台湾アプリマーケットにおいて、Vpon Japanと提携し、アスタに参加する国内アプリデベロッパーへ台湾マーケットの情報提供、収益化、プロモーションなどの支援を両社で連携し提供する。アスタでは、台湾マーケットを皮切りに海外アクセス増加に伴い、「海外プロジェクト推進室」を設置し、国内アプリデベロッパーへ海外アクセスの収益最適化などマーケティング支援を強化していく。
2015年01月09日リクルーティング スタジオは1月8日、月間400万アクセスあるスマートフォンアプリ「名字由来net」とWEBサイト「名字由来net(WEB)」から全国・都道府県別の名字ランキングを発表した。全国順位1位の名字は、全国人数およそ205万5,000人の「佐藤」となった。一方、全国順位3,000位の名字は、全国人数およそ4,700人の「八谷(はちや)」だった。「八谷」姓のルーツは現在の神奈川県である相模国鎌倉八谷とされているが、近年は佐賀県におよそ800人と最も多くみられ、佐賀県での順位は214位だった。2,995位の「澁谷(しぶや)」や2,996位の「田邊(たなべ)」のように、旧字体を用いた名字もランクイン。新字体の「渋谷」は全国におよそ9万8,100人で全国234位、「田辺」は全国におよそ12万8,000人で全国順位は168位となった。全国ランキングで3,000位以内となった名字の有名人としては、2,974位の「福澤(ふくざわ)」姓に「福澤諭吉(ふくざわゆきち)」がいる。「福澤」姓は現在の長野県である信濃国更級郡福沢にルーツがあるとされ、清和源氏村上氏流が知られている。「福澤諭吉」も清和源氏村上氏流の末裔(まつえい)といわれているという。現在も、ルーツとされる長野県での県内順位は647位と、全国順位と比べて上位にランクインしている。また、2,999位には「丸(まる)」がランクインした。同姓の有名人にはプロ野球日本代表に選出された広島東洋カープの「丸佳浩(まるよしひろ)」選手がいる。「丸」姓は現在の千葉県南部である安房国が起源とされ、現在も千葉県には「丸」姓を持つ人がおよそ2,400人住んでいる。これは、全国の「丸」姓を持つ人のおよその50%以上にあたる人数で、千葉県内での順位は420位となっている。丸選手も千葉県の出身とのこと。日本の名字は地名姓がおよそ8割ともいわれており、地域との密接な関わりが全国と都道府県別の順位の違いに表れているという。全国および各都道府県のランキングと名字の詳細は、公式WEBページにて。
2015年01月09日ドリコムとリブセンスは1月8日、共同で学生起業家向けビジネスディスカッション「STARTUP 50 for Students」を開始した。このプログラムは、2013年12月にリブセンスとクックパッドが共同で発足した起業家応援プログラム「STARTUP 50」の学生版。共に学生起業社長であるリブセンスの村上社長とドリコムの内藤社長が、自らの実体験をもとに起業中もしくは起業準備中の現役学生と直接ディスカッションすることで、事業の実現や成長を応援する。対象者は「起業中もしくは起業準備中の学生、国籍・年齢・性別・学歴等不問」としており、事業領域や規模などに制限はない。応募は専用サイトより2月1日までエントリーを受け付ける。両社は、「STARTUP 50 for Students」による学生起業サポートを通じ、これからの日本経済成長や新しい社会創りに貢献していくとしている。
2015年01月09日これまで、DNSキャッシュポイズニング攻撃やDNSサーバーを踏み台にしたDDoS攻撃について個別に説明してきました。今回は連載の最後として、その他の注目すべき攻撃について解説していきます。○DNSサーバーの乗っ取り問題2013年8月に、シリアのアサド大統領を支持するハッカー集団「シリア電子軍」が、Twitterを含む大手WebサイトのDNSサーバーの情報を書き換えて、サービスを停止させるという事件がありました。この事件では、シリア電子軍が直接サイトを狙ったわけではなく、各サイトが利用していたドメイン登録業者(レジストラ)へ不正アクセスを行い、DNSサーバーの情報を書き換えました。シリア電子軍は、2014年11月にも類似した手法を用いて日本も含む大手サイトで共通で利用されていたソーシャル構築サービスを狙い、各サイトに「シリア電子軍」の画像をリダイレクトさせるという事件を起こしています。また、日本レジストリサービスが2014年9月~10月にかけて、国内で複数の「.comサイト」がドメイン名の登録情報を不正に書き換えられた「ドメイン名ハイジャック」の被害を受けたと注意喚起を行いました。このドメイン名ハイジャックもシリア電子軍と同様で、直接攻撃対象のサイトを狙っていません。ドメイン名を運用するための一連の仕組みのどこかで不正を行って、攻撃対象のDNSサーバーの情報を書き換え、さらに悪意のある偽サイトへユーザーを誘導しています。これまでのサイト乗っ取りや偽サイトへの誘導は、「シリア電子軍」のように特定のメッセージを発信することを目的するケースが一般的でした。しかし、ドメイン名ハイジャックのように誘導先の偽のサイトから閲覧者に対してマルウェアを配布するケースなど、悪意を持った攻撃も今後増えてくることでしょう。こうした間接的なDNSサーバーの乗っ取りを防ぐことは困難を極めます。その上でIT担当者は、なりすまし被害により間違った情報をドメイン登録業者に送らないようにセキュリティ対策を万全にすることが求められます。また、一部のドメイン登録業者では、「レジストリロック」という意図しない情報の書き換えを防ぐシステムも利用できます。○トップレベルドメインの名前衝突問題日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は2014年6月、トップレベルドメイン(gTLD)の急増に伴って、DNSにおける「名前衝突」と呼ばれるセキュリティリスクについて注意を呼びかけました。トップレベルドメインとは、DNSの仕組みにおけるドメイン名をドットで区切った際の最後のコードを指します。トップレベルドメインは、世界で共通で登録できる分野別のドメイン「gTLD(ジェネリックトップレベルドメイン)」と、全世界250以上の国や地域に割り当てられる「ccTLD(国コードトップレベルドメイン・日本の場合は「.jp」)」に分けられます。現在、世界のトップレベルドメインを管理するICANNが、企業・組織からの申請を受け、新しいgTLDの追加を進めています。日本でも「.tokyo」や「.みんな」などの新しいドメインが運用開始されました。新しいgTLDは最終的に1000以上追加されるとみられていますが、それに伴って新たに発生した問題が「名前衝突」です。「名前衝突」とは、組織などの閉じられた内部ネットワーク内で運用していた「存在していないと思っていたドメイン(この内々で使われているドメインを勝手gTLDと呼びます)」と、新しいトップレベルドメインが一致し、結果として通信が衝突してしまうという問題です。この名前衝突が起こると、内部ネットワークの通信が外部との通信に置き換えられて、DNSサービスが停止し、意図した相手との通信ができなくなったり、意図しない相手と通信をしてしまい、情報漏えいを引き起こす可能性があります。こうした名前衝突の問題を回避するためには、企業のネットワーク管理者が内部利用目的のドメイン名を使わずに、公開されたドメイン名を利用するよう、ネットワークの設定やシステムを修正することが求められます。また、エンドユーザーがプライベートなネットワーク内で内部目的用に勝手gTLDを使用していたり、ネットワーク機器でもアクセス誘導目的で勝手gTLDが利用されていることもあるため、ISP事業者やネットワーク機器のベンダーも注意する必要があります。○DNS ソフトウェアの脆弱性を突く攻撃BINDというDNSサーバーを実装、運用するための有名なソフトウェアがあります。BINDはフリーソフトウェアとしてソースコードが公開されており、世界のDNSサーバーの大半で用いられているとみられています。このBINDは影響力の高い脆弱性がたびたび発見されています。そして、つい先日の2014年12月9日にもBINDを含むDNSソフトウェアにDoS攻撃を引き起こす脆弱性が見つかっています。対策としてはOSなどと同様に、脆弱性が修正された最新バージョンに都度アップデートを行うことです。○DNSサーバーへの攻撃に対抗するにはこれまでの連載で様々なDNS関連の攻撃について解説してきました。いかにDNSサーバーへの攻撃が多彩で影響力が大きいか、分かっていただけたでしょうか。これらの攻撃は、DNSの仕組みにおける多くの脆弱性を利用した、比較的技術レベルが高くない攻撃者であっても容易に攻撃できるものが多く見られます。ただ、危険だからといってDNSを切り捨てるかというと、DNSはインターネットを支える重要なインフラとして既に根付いているため難しいでしょう。これからもDNSを狙った新しい攻撃は次々と出てくると思われます。それを防ぐにはまず、DNSサーバーを管理するネットワーク管理者のみならず、ユーザーにおいてもDNSが狙われやすい仕組みと認識して、日々セキュリティトピックについて目を光らせ、素早く対応することです。また、DNSへの攻撃に対抗するためのセキュリティソリューションを構築することも重要です。DNSを狙った攻撃は次世代ファイアウォールやエンドポイントのセキュリティソリューションでは対応しきれないことが多いため、DNSに特化したセキュリティソリューションや、DNS関連の攻撃も防ぐことができるソリューションを利用することが求められます。また、DNSソフトウェアの最新のバージョンアップに保つことも重要です。商用DNSベンダーの中には、DNSのセキュリティ機能を独自に提供している所もあります。管理がし易く、高度なセキュリティ機能を持った専用アプライアンスを検討しても良いでしょう。繰り返しとなりますが、DNSの情報を扱う各システムにおいては、通常よりもより強固な脆弱性対策・情報漏えい対策が必要となります。○三好 慶太 Infoblox トレーナーSEDNSやDHCP、IPアドレス管理の専用アプライアンスを提供するInfobloxでプリセールス支援とトレーニングを担当するトレーナーSE。航空会社や通信事業者でのプロジェクトマネージャー、外資ストレージベンダーを経て2010年7月より現職。現在は自社のDNSセキュリティ製品を広く知ってもらうべく奔走中。
2015年01月09日村田製作所は1月8日(現地時間)、2016サイズの車載用水晶振動子「XRCGB-F-A」シリーズを発表した。同製品は、既存の水晶振動子にはない独自のパッケージ技術を用い、品質や量産性、コストパフォーマンスに優れている。さらに、水晶素子の設計を最適化することで自動車の一般的な動作温度範囲の-40~+125℃における周波数温度安定性を最小で-/+35ppmにまで縮めることに成功し、Ethernetなどの次世代車載LANや画像処理ECUにも対応できるようになった。また、車載電装部品の信頼性試験規格であるAEC-Q200に準拠し、RoHS/ELV指令にも対応している。なお、同製品はすでに1月より富山村田製作所にて量産を開始している。
2015年01月09日○GPUのメモリシステムGPUがCPUに比べて高い性能を持つ理由は、CPUと比較して多数の演算器を持ち、それらを並列に動作させているためである。しかし、そのためには、多数の演算器にデータを供給し、多数の演算結果を書き込めるメモリが必要である。例えばXeon E5 2697 v3 CPUの場合は、4チャネルのメモリチャネルを持ち、使用できるメモリはDDR4-1600/1866/2133となっている。メモリチャネルは8バイト幅であるので、最大では8バイト×4チャネル×2133MHz=68.265GB/sのメモリバンド幅となる。一方、NVIDIAのTesla K40 GPUでは、288GB/sと4.2倍のメモリバンド幅を持っている。このように、多数の演算器を動作させるために必要なメモリバンド幅を確保しているわけである。○GDDR5 DRAM高性能のGPUでは、この高いメモリバンド幅を実現するために、DDR3/4のようなCPU用のDRAMではなく、GDDR5というDRAMを使っている。DDR3/4系のDRAMのデータピンのデータ転送速度は、典型的には1.333Gbit/s~2.4Gbit/s程度である。一方、GDDR5 DRAMではデータピンあたり7Gbit/sの速度でデータ転送するものが使われている。このように、GDDR5 DRAMはデータピンあたりのデータ伝送速度がDDR3/4 DRAMの3~4倍であるので、それだけ高いメモリバンド幅が得られる。また、GDDR5 DRAMは1チップで32bit幅のデータを読み書きできるので、4bit、または8bitのデータ幅のDDR3/4 DRAMより少ないメモリチップ数で必要なビット幅を実現することができる。CPUのメモリチャネルは4チャネル合計で256bit幅であるが、ハイエンドのGPUは12~16個のGDDR5 DRAMを使って384~512bitと、CPUに比べて1.5~2倍のデータ幅を持っている。この3~4倍の転送速度の違いと、1.5~2倍のデータ幅の積で、GPUの高いメモリバンド幅が実現されている。なお、DDR3 DRAMでは、データのタイミングを揃えるため、CPUとDRAMの間の配線長を全データビットで同じにする必要があるが、GDDR5 DRAMではデータレートが速い分、等長配線の誤差の許容度が小さくなってしまう。このためGDDR5 DRAMでは、配線長の違いを補正するトレーニング機構が組み込まれている。また、ビット幅が広いので、出力のドライバの消費電力が問題となる。このため、Pseudo Open Darinという出力がHighの時には電力消費が小さくなる回路形式を使い、出力にDBI(Data Bus Inversion)という信号を追加している。出力にLowが多い時には、DBI信号を立てて、データをすべて反転して伝送する。こうすると、Low状態の出力の数が減り、消費電力を減らすことができるように工夫されている。これらのトレーニングやバス状態の反転機能は、DDR4 DRAMにも採用されている。GDDR5 DRAMの方が性能が高いなら、CPUもDDR3/4ではなく、GDDR5 DRAMを使えば良いと思うかも知れないが、そう上手くはいかない。GDDR5 DRAMは最高7Gbit/sという高速でデータを伝送するので、GPUとの間の配線を短くし、GPUとGDDR5メモリの接続は1対1に限定され、コネクタを使うことも難しい。つまり、GDDR5 DRAMはGPUを取り囲むように近傍に配置し、GPUのメモリチャネルのピンとDGGR5 DRAMのピンを1対1で短い配線で繋ぐという実装に限定される。ハイエンドのGPUで、12個のGDDR5 DRAMを使うと、4バイト(32bit)×12チップ×7Gbit/s=336GB/sのバンド幅が得られるが、各チップの容量が4Gbitの場合は4Gbit×12/8=6GBのメモリ容量に限定されてしまい、それ以上のメモリをGPUに接続することはできない。一方、CPUの場合は、各メモリチャネルに3枚程度のDIMMを接続することができる。そしてDIMMには8個の4Gbit DRAMが搭載されているとすると、DIMMの容量は4GBである。これが4チャネルあるので、4GB×3DIMM×4チャネル=48GBのメモリを接続できる。もっとメモリが必要な場合は、DIMMの裏面も使って16個のメモリチップを搭載した製品や8Gbit、16Gbitというチップを使って32GBの容量を持つDIMMもあり、このようなDIMMを使えば、32GB×3DIMM×4チャネル=384GBという大きなメモリのシステムを作ることもできる。データベースの処理やビッグデータの処理では、大量のデータをメモリ上に展開して、速度の遅いハードディスクへのアクセスを減らして処理性能を上げるのが一般的となっている。また、科学技術計算でも大きなメモリ領域を必要とするものがある。このような用途では、GDDR5ではダメで、DDR3/4系のDRAMが必要になる。
2015年01月09日マンハッタンに住む20代女子を等身大に描いた「GIRLS」が話題です。主人公は金も美貌もない、恋愛も仕事もうまくいかない女の子。これまでのゴージャスなヒロイン像とは正反対の、リアルを通り越して「直視できない痛々しさ」が共感を呼び、世界中で注目されています。●どんなストーリー?舞台はマンハッタン、主人公は出版社でインターンをしながらエッセイストを目指すハンナ。自分に甘く、ネガティブで自己嫌悪ばかりしているぽっちゃり女子。微妙な変態男・アダムにセフレ扱いを受けながら、ズルズルと関係を引きずっています。ある日両親からの仕送りを止められ、職場でも正社員になれず仕事を失ったハンナ。ストーリーはそこに3人の女友達が加わり、4人の恋模様や挫折、葛藤がユーモラスに描かれていきます。<ほかの登場人物>・マーニー:ハンナのルームメイトでアートギャラリー勤務。他人に厳しく融通がきかない真面目美人。・ジェッサ:ハンナとマーニーの友人。定職につかず恋愛や今を奔放に楽しむ、現代のヒッピー。・ショシャンナ:ジェッサの従姉妹で大学生。世間知らずで恋に恋するバージンお嬢様。●これまでのドラマとここが違う!・全然華やかじゃない「SATC」「ゴシップガール」のように、リッチで美しい女性たちがハイブランドファッションで登場…そんな憧れ感ゼロ!登場人物たちは、(マーニーを除き)美人揃いとも言えず、スタイリングも古着やH&M、TOP SHOPなどのファストファッションが中心。美男美女がワンサカ登場するきらびやかな恋愛ドラマとは異なりますが、逆にその親近感、安心感が新鮮に映ります。・主人公がカッコ悪い「GIRLS」の魅力は、なんと言ってもハンナの「カッコ悪さ」。仕事や恋愛が上手くいかず、どうしようもない自己嫌悪に陥ったり、そこから這い上がろうともがく姿はリアルすぎて、痛すぎて、切ないほど共感!さらに、劇中で主人公ハンナは脱ぎまくるのですが、そのだらしない体型(彼女のコンプレックスでもある)にも注目。本国でも「ハンナの体型キツイわ」「いや、普通こんなもんでしょ」と議論が分かれるようです。実際にはハリウッド女優並みのスレンダー女性は少ないわけで、より一層このドラマをリアルにしています。・過激なシーン連発「GIRLS」を制作しているのは「SATC」と同じHBOというケーブルテレビ放送局。やはり過激なシーンをブチ込んできています。ハンナとアダムのアブノーマルなシーンやマーニーの欲情シーンなど、地上波では当然NG! なシーンがてんこもり。元彼がゲイだった、職場のオヤジがおさわりしてくる…といった生々しいエピソードもあり、それらを通して彼女たちの気持ちに共感できるのも魅力です。●主演のレナ・ダナムがスゴイ!主人公ハンナを演じるレナ・ダナムは1986年生まれ。「GIRLS」の原案・脚本・監督・プロデュースを自分で担当し、2013年ゴールデン・グローブ賞“テレビシリーズ ミュージカル・コメディ部門”で作品賞と女優賞をダブル受賞しました。彼女が2010年に発表したインディペンデント映画で、そのほとばしる才能が注目され始め、中でもアメリカコメディ界の大物ジャド・アパトウの支持がキャリアの転機となりました。「GIRLS」の放映が決まった時も、「彼が注目する20代無名女性クリエイターって一体…?!」と話題になったそうです。20代女子の今を描く「GIRLS」。主人公のハンナだけでなく、クリエイター・レナの今後にも注目ですね! ★GIRLS(英語版DVD)
2015年01月09日マイクロアドの連結子会社となるMicroAd Singapore Pte.Ltd.は1月8日、ベトナムやインドネシア、フィリピン、タイなど東南アジアを中心にアドネットワークを提供するAmbient Digital Group(Ambient Digital)への出資を発表した。マイクロアドとAmbient Digitalは、2012年11月に合弁会社「MicroAd Vietnam」を設立。マイクロアドが提供するディスプレイ広告の統合管理プラットフォーム「MicroAd BLADE」と、Ambient Digitalが提供するアドネットワークとの接続を行い、ベトナムのディスプレイ広告市場でマーケットシェアを伸ばしてきた。その後、2013年にシンガポール、2014年にフィリピンにて合弁会社を設立し、東南アジアのディスプレイ広告市場の拡大に努めている。Ambient Digitalは、シンガポールを本社とし、毎月7000万人の東南アジアに属するインターネットユーザーにリーチし、20億以上のPVを保有するアドネットワーク企業。マイクロアドは、東南アジアのビジネス展開におけるスピードを重視し同社に出資を実施したという。これにより、MicroAd BLADEの東南アジアでのマーケットシェア拡大を目指す。
2015年01月09日Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)は1月8日、オンラインバンキングシステムとその利用者に重大な被害を及ぼすマルウェア「Chthonic(ソニック)」を発見し、公表した。Chthonicは悪名高いトロイの木馬「Zeus」が進化したもので、これまでに15か国150以上の銀行と20の決済システムへの攻撃が判明。感染したコンピューターからオンラインバンキングに必要な認証情報を盗み出すだけでなく、感染したコンピューターを遠隔操作し、不正に金銭取引を実行できる。主な攻撃はWebインジェクションを利用するもので、感染したコンピューターのブラウザーで金融機関の正規のページがロードされる際に、Chthonicのコードや画像を埋め込み、利用者が入力するログインIDやパスワード、ワンタイムパスワード、暗証番号などの認証情報を盗み取る。主な標的は、英国、スペイン、米国、ロシア、日本、イタリアの金融機関となっている。コンピューターの感染には、Microsoft Officeの脆弱性「CVE-2014-1761」を悪用した、RTF形式のコードを含むDOCファイルが利用されており、メールに添付されたこのファイルを実行するとバックドアを作成。その後、msiexec.exeプロセスに悪質コードが埋め込まれ、多数の悪質モジュールがコンピューターにインストールされる。これまでにKaspersky Labが確認したモジュールは、WebインジェクションやWebフォームの改ざん、コンピューターのシステム情報の収集、保存されたパスワードの搾取、キーボード入力の記録、リモートアクセスの有効化、Webカメラやマイクを使った動画撮影や録音を行うものなどがある。日本では、銀行の正規のページに掲載されているセキュリティ警告メッセージを非表示にし、攻撃者が利用者の口座から不正に金銭取引を行うためのスクリプトを埋め込む例を確認している。また、あるロシアの銀行の例では、感染したコンピューターのユーザーがオンラインバンキングのページを開くと、Chthonicによって埋め込まれたiframeにより、銀行の正規のページと同サイズのフィッシングページが表示されるようになっていた。これまでのところ、攻撃された金融機関がドメインやWebページの構造を改良したことで、ChthonicがWebインジェクション攻撃に使用するコードの大半は機能しなくなっている。Kaspersky Lab製品では、Chthonicを「Trojan-Banker.Win32.Chthonic」として検知する。
2015年01月09日慶應義塾大学は1月8日、廃シリコン粉末を主原料に、特定条件下でのレーザー焼結技術を用いた多孔質の複合厚膜の創製に成功したと発表した。同成果は同大学理工学部機械工学科の閻 紀旺 教授の研究グループによるもので、1月5日に応用物理学会のレター誌「Applied Physics Express」のオンライン版で公開された。電気自動車やスマートハウスなどの増加に伴いリチウムイオン電池の高容量化が求められる中、従来の炭素電極の代わりとして、高容量化の見込まれるシリコン電極に関する研究が進められているが、高コストや電池寿命の低下などが課題となっている。現在、半導体デバイスや太陽電池の生産において大量に発生するシリコン粉末は不純物を含むため、産業廃棄物として廃棄されている。同研究では、この廃シリコン粉末を再利用してリチウムイオン電池負極を製造することを目的に、レーザー焼結技術を用いて銅箔表面への厚膜創製を目指した。さまざまな条件でレーザー焼結実験を行った結果、シリコンとカーボンナノファイバーとの強固な結合が得られ、ネットワーク構造を有する多孔質複合膜の形成に成功。また、レーザー焼結プロセスの高速化によって、成膜効率や生産コストの課題を克服することに成功したという。シリコン負極はリチウムイオインを吸蔵すると約3倍の体積膨張が発生し、充放電を繰り返すと膨張収縮により電極の割れや集電体からの離脱が起こり、導電経路が崩壊してしまい電池寿命の低下につながることが知られている。同研究では、多孔質厚膜を用いて体積の膨張を吸収・緩和すると同時にカーボンナノファイバーのネットワーク構造を膜内へ形成させることで膜の割れを防ぎ、電池の長寿命化を可能とした。同研究グループは、今後は開発した多孔質複合厚膜をリチウムイオン電池負極として使用する際の電気化学特性について研究を進め、同技術の実用化に向けて開発を進めていくとしている。
2015年01月09日グリーンハウスは1月8日、ポータブルDVD/BDプレーヤーを車のヘッドレストに取り付けるキット「GH-CHRA」シリーズを発表した。発売は1月上旬で、価格はオープン。同社のショッピングサイト「グリーンハウスストア」での販売価格は1,480円(税込)。GH-CHRAシリーズは、手持ちのポータブルDVD/BDプレーヤーを車載タイプにするためのホルダー。GH-CHRAシリーズを使用することで、ポータブルDVD/BDプレーヤーをヘッドレストに取り付けられ、後部座席で映画などを楽しめる。サイズは7型用(GH-CHRA7)、9型用(GH-CHRA9)、10型用(GH-CHRA10)の3タイプ。サイズと重量は、7型用がW230×D50×H175mm/130g、9型用がW270×D50×H195mm/150g、10型用がW270×D50×H210mm/160g。対応確認済み製品は同社の「GHV-PDV761ST」シリーズや「GHV-PDV900」シリーズなど。そのほか、画面を表向きにして折りたためるスイーベル機構を持つポータブルDVD/BDプレーヤーに対応する。詳細は同社のWebページを参照のこと。
2015年01月09日MM総研は1月7日、「法人ユーザーにおける携帯電/スマートデバイスの導入配布状況・ニーズに関する調査(2014年度版)」を実施し、その結果を発表した。調査は、従業員数100人以上の大手・中小企業および学校・医療福祉法人の総務部門を対象とし、500社(500人)の回答を得られた。また、比較用として従業員数10人以上100人未満の中小企業244社(244人)にも調査を実施している。調査方法はWebアンケートで、期間は11月7日~12日。アンケート結果によると、スマートフォンの導入企業の割合は、本格導入が前年調査(2013年9月~10月に実施)から2.5%増加の22.4%となり、テスト・部分導入を含めた導入企業は、1.3%増の31.4%、検討中は5.1%減の10.6%に縮小した。一方で、法人向けのフィーチャーホンの需要も高く、3年後の稼働台数は54%残る見通しとなっている。法人名義の携帯電話・PHS、スマートフォンのいずれかを現在、従業員や役員などに「配布している」企業は71.2%、「配布していない」企業は28.8%だった。スマートフォン絞り込むと、配布している企業は「本格的に導入済み」が22.4%で、「テストまたは部分導入済み(9.0%)」を合わせて全体では31.4%であった。一方、配布している企業のうち、導入を「準備中(1.4%)」、「検討中(10.6%)」とした企業は12.0%で、「まだ考えていない」が25.4%、「必要なし」が31.2%だった。スマートフォンを導入する企業の割合は昨年の1.3%増に留まり、市場でのスマートフォンの勢いからすると伸びが少なく、予想外の結果となった。また、導入予備軍となる「準備中」は、1.4%で変わらなかったが、「検討中」の割合は前回から5.1%縮小しており、今後も増加ペースが落ちていくこと、テスト・部分導入の裾野の急激な広がりは期待できないことがわかった。従業員配賦率(総従業員数に占める携帯電話・PHS、スマートフォン配布台数の割合)の推移を現在・1年後・3年後で比較すると、現在が22.4%で、1年後には25.1%、3年後には27.3%まで拡大する見通し。スマートフォンの配布率のみに絞り込むと、現在は平均5.8%、1年後には9.7%、3年後には12.5%と増加する見通し。また、携帯電話・PHSを含めた端末全体におけるスマートフォンの比率も着実に拡大しており、現在の26%から、1年後に39%、3年後に46%となる見通しとなっている。タブレット端末の従業員配賦率は、現在が平均2.6%で、1年後は4.3%、3年後に6.2%と増加する見通し。増加の推移は、スマートフォンの半分程度であった。現在のところ、「本格的に導入利用済み」が12.2%で。「テストまたは部分導入利用済み」の7.8%を合わせても20%に留まっている。一方で配布していない企業のうち、導入を「準備中」(2.8%)と「検討中」(14.8%)を合わせた導入予備軍が17.6%で、「まだ考えていない」が28.8%、「必要なし」が33.6%だった。「検討中」の割合は、スマートフォンよりも高く、タブレット端末のほうが今後もテスト・部分導入の傾向が強いことがわかった。
2015年01月09日2014年年末、中国で「Gmailにアクセスできない」という声が上がった。もともと中国ではGmailがつながりにくい状況が度々起きていたが、2014年末から2015年1月9日現在に至るまで、「本格的に使用不能になったか」と思われる不調ぶりが続いている。中国の人々はどのようにこれをとらえているのか。中国版ツイッターのウェイボーをのぞいてみた。○国家が僕の無駄遣いを止めてくれた!「僕は始め、支付宝(アリペイ、インターネット上の決済システム)の登録アドレスをYahoo! メールにしていた。ところがYahoo! メールが使えなくなったので、Gmailにした。すると今度はGmailが使えなくなってしまった。それで分かった。国が僕の貧しさを知って、無駄遣いしないようにしてくれているのだ。感謝!」この投稿から分かるように、突然これまで使用していたメールが使えなくなったのはGmailが初めてではない。2013年にはYahoo! チャイナのメールが中国国内で使用できなくなっている。YouTubeのように中国ではアクセスできないウェブサイトもある。だが、多少アクセスできないページがあったところで生活に支障はないが、メールとなると一大事だ。彼のように決済システムが使えなくなるかもしれないし、大事な連絡先が分からなくなってしまうかもしれない。「学校の連絡にGmailを使ってたよ、どうしよう! 」と慌てる人々の中には、時に感情的に文句を付ける人もいる。「そんなに外国のメールサービスが気にくわないんだったら、インターネットなんてやめて鎖国すればいい」と言い捨てている人は、よっぽど面倒な目にあったのだろう。○外国のメールサービスはカッコつけの使うもの!?今回の件については、「外国企業が中国の法律を守らなかったのが悪い。Googleは傲慢(ごうまん)だった」とこの措置を肯定する人々もいるし、「Gmailやfacebookを使わなくても、中国には代替品がたくさんある。外国ブランドを使っている人なんて、それがカッコいいと思っているだけだ」とこれまでGmailを使用していた人をこき下ろす人もいる。確かに中国にはツイッターがなければウェイボーがあるというように、代替品がそろっている。せめて事前に使用できなくなる旨が連絡されていれば、激しい言葉で文句を言い立てる人も少なかったのではないだろうかと思うのは浅薄だろうか。※本文と写真は関係ありません
2015年01月09日米AppleのApp Storeの売上額が2015年の最初の1週間(1月1日-7日)に過去最高を記録した。App Storeユーザーがアプリ購入およびアプリ内でのコンテンツ購入に支払った金額が5億ドル近くに達し、1日単位の売上額でも2015年1月1日が過去最高になった。同社はまた、2014年の年間売上額が前年比50%増だったことも明かした。金額は不明だが、2013年の売上額は100億ドルであり、2014年は150億ドル前後と見られている。App Storeでアプリを販売しているアプリ開発者への2014年の支払い額は100億ドルを超えた。これまでの支払い額の累計は250億ドルになる。Appleは昨年のホリデーシーズンに(RED)のパートナー企業としての活動の一環として、収益を世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付する「Apps for (RED)」キャンペーンをApp Storeで行った。すでに今四半期に2,000万ドルを寄付しており、(RED)を通じた寄付の累計が1億ドルを超えた。
2015年01月09日インテリジェンス ビジネスソリューションズ(IBS)は1月8日、エクスチュアと連携した独自の研修プログラムを開発し、Webアナリスト専門人材の育成強化を行うと発表した。研修プログラムは、Web解析サービスを提供するエクスチュアと共同で開発したもので、多様なWeb解析の経験を持つエクスチュアのノウハウをもとに、Web解析における分析手法や課題発見、改善提案などのスキルを体系的に学ぶプログラムとなる。研修は、講義形式のほか、実案件におけるOJT形式を採用。経験豊富なWebアナリストと初級アナリストがチームを組み、実案件での作業を通じたノウハウ継承を行うことで、スピーディかつ実践的な成長を促す。
2015年01月09日ラトックシステムは8日、USB 3.0対応のマルチカードリーダー「REX-MR18」シリーズを発表した。PCケースの5インチベイ内蔵用「REX-MR18」(税別68,000円)と、外付けタイプ「REX-MR18EX」(81,000円)を用意し、いずれも1月中旬から発売する。SDメモリーカードの高速インタフェース規格「UHS-II」に対応している点と、2.5型SATA SSDをそのままスロットインで利用できる点が特徴。搭載するメディアスロットは、SD、UHS-II対応SD、CF(コンパクトフラッシュ)、SxS Pro、SSDという5スロットだ。対応メディアは、SD/SDHC/SDXCカード(UHS-I、UHS-II)、CFカード(CompactFlash c6.0、PIO mode6、UltraDMA mode7)、SxSカード(SxS PRO+、SxS PRO、SxS-1)、SSD(SATA2.5インチ)となっている。本体サイズ/重量は、PCケース内蔵タイプがW146×D150×42mm/約520g、外付けタイプがW192×D274×60mm/約2,150g。なお、UHS-IIのデータ転送速度は最大312MB/s(規格値)だ。UHS-II対応のSDメモリーカードは、従来のSD/SDHC/SDXCメモリーカードとピン配列が異なり、UHS-IIとして動作させるにはUHS-II対応メディアとリーダーが必要となる。ただし下位互換性を持つため、従来と同じSDメモリーカードとしても読み書き可能だ(その場合、SDスピードクラス「10」やUHS-I対応として動作する)。
2015年01月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週金曜日は、代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)が選ぶ書籍を紹介します。■「LUKETH issue1」NORITOほか2013年に車でロードトリップに出た写真家NORITOが編集長を務める旅雑誌「ルークス(LUKETH)」の創刊号。雑誌名は「LUKE」と「EARTH」を足した造語。今号では、写真家・むらいさちが訪れたトルコ、同じく写真家・河野鉄平が訪れたインド、NORITOが訪れたキューバの3ヶ国を特集。全体的に淡い色合いの写真が特徴的で、各国の人々の生活や風景から1日の1コマをリアルに感じる事ができる。読めば読むほど、今すぐ旅に出たくなる1冊だ。【書籍情報】「LUKETH issue1」出版社:ORIZINE著者:NORITO他言語:日本語、英語ソフトカバー/128ページ/213×278mm発刊:2014年価格:1,830円
2015年01月09日昨年12月26日から28日にかけて開催されたフィギュアスケートの全日本選手権。女子では、ここ8年で6度も同大会で優勝したエース・浅田真央選手が不在だったため、誰が勝っても初優勝という中で迎えた試合だった。○新女王に輝いたのは宮原知子群雄割拠の戦いを制し、新女王となったのは関西大学高等部の宮原知子選手。その宮原選手をはじめ、ジュニア選手の勢いが目立った大会は、元選手の目にどのように映ったのだろうか。四大陸選手権4位などの成績を収め、現在は関西大学を拠点にコーチとして活動する元フィギュアスケート選手の澤田亜紀さんに主だった選手を解説してもらった。宮原知子悲願の優勝を果たした宮原選手は、確実性を重視しつつ、持ち前のスタミナをいかした戦略が見事にはまったという。「ショートプログラム(SP)では、3回転-3回転のジャンプコンビネーションがアンダーローテーション(回転不足)判定となり、ジャンプの点数が少し低くなっていました。しかし、フリーでは3回転-3回転を回避し、後半にダブルアクセル-3回転トゥーループのジャンプコンビネーションを2本入れるという作戦に切り替えていました」。体力の落ちる後半に、3回転をセカンドジャンプに入れることはかなりの高難度となる。ただ、宮原選手がそれを非常に簡単そうにこなした点に、澤田さんは注目している。「普段あらゆる場面を想定して練習していることや、『練習の鬼』と呼ばれるほどの練習量が、この結果に結び付いたのではないかと思います。シーズン後半は、日本のエースとして戦うこととなります。練習してきたことが結果につながったことを自信に、シーズン後半も戦い抜いてほしいと思っています」。本郷理華12月のグランプリファイナルに繰り上げで出場した本郷選手。大舞台での経験を糧に、全日本選手権でも2位と活躍した。「持って生まれた長い手足を生かし、ダイナミックな演技を見せてくれました。SPで1位になったことで、フリー直前は緊張をしている様子でした、それでも、フリーでは本郷選手が今、できること行っていた印象です。フリーの選曲『カルメン』も本郷選手に非常に合っており、主人公・カルメンになりきり、見ている側に気迫が伝わるかのような演技でした。グランプリファイナルに出場したことで意識などが変わったのか、『より攻めの姿勢が見えたな』というのが私の印象です」。樋口新葉中学2年生ながら、シニア顔負けの演技を披露して3位に輝いた新星・樋口選手。岡島功治コーチに師事し、今シーズン頭角を現した14歳は、一気にスターダムを駆けのぼる可能性を秘めていそうだ。「ジュニアグランプリファイナルでメダルを獲得した樋口選手は、全日本ジュニア優勝者として推薦での出場になりましたが、SP・フリー共に3位という、素晴らしい結果を残しました。SPでは樋口選手の持ち味を生かしたスピードのある演技を、フリーでは最初のジャンプこそ失敗しましたが、残りの要素をきっちりと行っていました。最終グループでの演技で緊張した面持ちでしたが、ジュニア1年目でこの経験をできたことは、今後を考えると非常に大きかったと思います。フリー終了後には演技内容に満足していなかった様子でしたが、3月の世界ジュニア選手権で悔しさを晴らしてほしいです」。村上佳菜子女子の参加選手の中で唯一五輪の舞台を経験して、年齢的にも次代を担う役が期待されている村上佳菜子選手。だが、SPでは自身の得点源でもある3回転トゥーループの連続ジャンプが回転不足とジャッジされるなど、思ったように得点を伸ばせなかった。「村上選手は、今シーズンは苦しい戦いが続いています。全日本では素晴らしい演技でしたが、結果につながらず、悔しい思いをしたことと思います。昨シーズンに上位にいた選手が出場していないことで、『勝たないといけない』というプレッシャーもあったのかもしれません。プレッシャーをかけすぎると身体が思うように動かなくなり、タイミングもずれてしまうこともあります」と澤田さんは指摘する。長年共に戦ってきた先輩・鈴木明子さんが昨シーズンに引退。さらに本来のエース・浅田選手も休養している今シーズンは、村上選手に女子のエースとしての期待がかかっている。そんな目に見えない重圧とも戦っているかもしれない村上選手に、澤田さんは光明を見出している。「技術点は伸び悩みましたが、演技構成点だけで見れば、フリーでは2位です。『オペラ座の怪人』の曲を使いたいと、コツコツ努力していることはきちんと結果に出てきています。シーズン後半はこの悔しさをバネに、飛躍的な活躍を期待したいです」。○若い世代の台頭が目立つ女子女子に関して言えば、ジュニアの活躍に注目が集まる結果となった今大会。だが、その潮流は世界でも同様のことが言え、特にフィギュア大国・ロシアではその傾向が顕著だ。昨年12月のグランプリファイナルでは、女子は参加6選手中で4選手がロシア勢だった。優勝を飾ったエリザベータ・トゥクタミシェワ選手は、17歳とは思えないほどの妖艶(ようえん)な表現を見せた。そのほか、ソチ五輪で一気に知名度が高まった5位のユリア・リプニツカヤ選手(16歳)、2位のエレーナ・ラジオノワ選手(16歳)、4位のアンナ・ポゴリラヤ選手(16歳)のいずれも10代半ばだ。若い世代がどんどん力をつけ、結果も伴いだしている。シーズン後半は、そんなフレッシュな世代たちが火花を散らせる「ライバル物語」に注目してみるのもいいのではないだろうか。○取材協力: 澤田亜紀(さわだ あき)1988年10月7日、大阪府大阪市生まれ。関西大学文学部卒業。5歳でスケートを始め、ジュニアGP大会では、優勝1回を含め、6度表彰台に立った。また2004年の全日本選手権4位、2007年の四大陸選手権4位という成績を残している。2011年に現役を引退し、現在は母校・関西大学を拠点に、コーチとして活動している。
2015年01月09日モバイルアイアン・ジャパンは1月7日、2015年における企業内のモバイル関連の動向予測を発表した。今回の予測は、モバイルアイアンの戦略担当バイスプレジデントであるOjas Rege氏(オジャス・リージェ)によるもの。○収益源になっているビジネスプロセスがモバイルに移行銀行、小売業、エンターテイメントなど、多くの業界でモバイルは企業と顧客の主要なインタフェースになっている。2015年はさらに一歩進み、企業が取引、関係管理、営業活動用のプラットフォームとしてモバイルを利用し始める。また。民間企業は決算報告で、市場での優位性とビジネス拡大のための主要因としてモバイル戦略を挙げるようになる。○Windows 10がPC経済の終焉を助長する2015年の製品化が予定されているWindows 10は、最新のサンドボックス型のアーキテクチャを採用している。これにより、PCはモバイル端末と比べたセキュリティ面での遅れを解消できるようになる。そのためには、マイクロソフトがシステムイメージおよびWin32アプリを撤廃する必要がある。これに伴い、アンチウイルス・エージェント、システムイメージ、VDI、VPNソリューションを含む、現在のようなPC経済が終焉を迎える。○ウェアラブルによって「データスナッキング」が実現アップルが2015年に発売が予定されているウェアラブル端末「Apple Watch」は、すでに多くの消費者からの注目を集めている。Apple Watchが普及すると、一般の消費者だけでなく、企業内でもさまざまな利用方法を模索するようになる。例えば、企業内において暗号鍵の通信やワークフロー完了通知などの利用方法が考えられる。これが成功することで、ウェアラブルカテゴリ全体でのハロー効果が生まれるようになる。○iOS端末はプライバシー面での新たな問題が起こるアップルはiOS端末向けに、電子支払いサービスの「Apple Pay」、健康アプリ向けキット「HealthKit」、自宅の鍵や照明を管理する「HomeKit」などの便利なサービスを続々と発表している。こういった便利なサービスがアダになる恐れがある。例えば、社員が企業から支給されたiOS端末で健康アプリを使うこともあるだろう。万一、端末内から情報が流出したときに、さまざまなプライバシー情報が社員や多くの他人に見られてしまう。こういったことが頻繁に起こると、社員にとっても企業にとっても大きな痛手だ。企業から支給された端末の利用には、企業側と社員のどちらも細心の注意を払う必要がある。
2015年01月09日開催中のCES 2015で、東芝が、1チップのBGAパッケージ型のPCIe SSD試作機「BGシリーズ」を公開した。16mm×20mmサイズ、厚さも1.65mmという極小のチップ一枚の中にコントローラとNANDフラッシュを実装しており、これだけで通常のSSDストレージとして動作する。モバイルノート向けストレージを想定しており、今年中の量産開始を目指す。「BGシリーズ」は、一枚の小型チップの中にNANDフラッシュだけでなくICコントローラも内蔵するSSDで、フラッシュメモリを積層して実装することでこのサイズを実現しているという。試作機では最大256GBの容量が実現可能で、インタフェースはPCI Express 3.0のx1接続。NVM Express 1.1にも対応する。容量128GBまでなら厚さをさらに1.4mmまで減らせるそうで、同社によれば、「世界最小の1パッケージPCIe SSD」とのこと。開発中ということもあり実装するコントローラやフラッシュメモリ等の詳細は不明だが、同社スタッフは「中身は、基本的には東芝の現行2.5型SSDなどと同等のものが入っている」と述べている。コストの面では、ノートパソコンなどクライアント向けSSDとして開発している背景から、「通常のPCIe SSDの市場価格に見合うあたり」としていた。基板上に直接実装するBGAパッケージでの提供だけでなく、M.2スロットを利用するM.2 2230モジュールにこれを実装した製品としての提供も検討している。ちなみに、SSDのM.2 2230モジュール対応はこれが初という。現行のM.2 SSDでは、市場ではM.2 2280モジュールを利用したものをよく見るが、M.2 2230はそれらに比べて基板がかなり短くコンパクトだ。同社ではシステム上のストレージ搭載エリアを、BGAパッケージの「BGシリーズ」の場合で、2.5型SATAケースに比べ95%、mSATAモジュールに比べ80%、M.2 2280モジュールに比べても82%減らせる説明。空いた空間は、バッテリスペースの拡張で駆動時間を増やしたり、ボディのダウンサイズに活かせるので、ノートパソコンのデザイン自由度の向上にに貢献できるとしている。○NFC内蔵のSDHCカードも世界初という、NFC機能を内蔵したSDメモリーカードも公開。日本市場向けには来月には発売する計画だそうで、欧米やアジア向けも今四半期中にはじめるという。日本向けでは8GB/16GB/32GB容量のUHS-Iカードを投入する。価格はまだ検討中だそうだが、通常のSDカードより数百円だけ上乗せする程度。専用アプリをNFC対応のAndroidスマートフォンにインストールし、このSDカードにかざすと、カード内に記録された内容をプレビューできるという機能を提供する。具体的には、スマートフォンのアプリ上からカードの空き容量や、記録された写真を最大16枚のサムネイルで見ることができる。写真16枚のサムネイルは、ユーザーの設定で撮影日時が最新の写真であったり、撮影枚数の多い日付からソートしたり、任意の写真を優先したりといった変更ができる。「目の前に複数枚のSDカード、どの写真がどのSDカードに入っていたかわからない。パソコン立ち上げるのも面倒……」という経験がある人には嬉しい製品だろう。なお、最近はスマートフォで写真を撮ることも多く、microSD化してくれるとさらに使い勝手が良くなりそうだが、NFCのモジュール類のほか通信アンテナなどもすべて内蔵しているため、アンテナの配線の問題などで少し困難なのだそうだ。今回の製品への反応が好評であれば、microSDなどSD以外のバリエーションはもちろん検討するとしていた。
2015年01月09日既報のとおり、1月1日付けで日本HPの新社長に吉田仁志氏が就任したが、日本HPは1月8日、同氏の就任会見を都内のホテルで開催した。吉田氏は、2014年12月まで米SAS Institute副社長 兼 SAS Institute Japan 代表取締役社長を務めていた。この会見の中で、米HP シニアバイスプレジデント エンタープライズグループ&マネージングディレクター アジアパシフック&ジャパン担当 ジム・メリット(Jim Merritt)氏は、吉田氏を新たな社長に指名した理由を、「吉田さんとは長いこと知り合いだが、すばらしい実績があり、ソフト、サービス、ハードでも経験がある。これは非常に重要だ。また、リーダーとしてあらゆる資質をもっている。面接を通じて、吉田さんであれば、日本HPを任せられると確信した」と説明した。日本HP 代表取締役 社長執行役員 エンタープライズグループ 事業統括 吉田仁志氏は、日本HPを新たな職場として選択した理由を次のように述べた。「私も年をとるにつれ、日本を元気にし、いい状態で次の世代に渡していかなければならないという気持ちがずっとあった。HPはITのトップ企業だ。また、顧客志向の高い会社で社会に貢献していくというすばらしい企業文化をもっている、非常にまじめな会社だ。HPを元気にすれば、日本に、さらには世界に貢献できると思い日本HPに入社した。現在はビジネスモデルを変えざるを得ない状況になっており、これからITの果たす役割は大きい。HPは業界の中でも一番影響力のある会社で、ありとあらゆるものがある。それにより、包括的的なサービスを提供できる。そういったサービスを提供できる会社は数えるほどしかなく、さらに、グローバルで貢献できるのはHPしかない。HPの果たす役割は大きく、業界の先頭を切って貢献できる。私は8年4カ月SASにいたが、記録的な成長を続けてきた。今回、縁があってHPに来ることになったが、わくわくしている」(吉田氏)また、今年の3月までの活動については、「日本HPについては勉強中だ。3月まではお客様、パートナー、社員の話を聞いていきたい。そして、さらなる顧客志向を目指し、企業の業績に貢献するにはどうすればいいのかという点に取り組んでいきたい。ただ、HPだけではできないので、お客様やパートナーとチームになって取り組んでいきたい」と語った。日本HPの課題について同氏は、「社内にはまじめですばらしい人がいるが、まじめすぎることろがある。もっと高い視点で、価値の高い提案をしていってほしい。また、もっと積極的にアピールしてもいいと思っている」と述べた。なお、日本HPが分社化したあと、吉田氏が「Hewlett-Packard Enterprise」の社長に就任するのかという質問に対して、ジム・メリット氏は明言を避けた。
2015年01月09日ライオンは、2015年のセンター試験を受験する予定の全国の高校3年生と、全国の浪人生(予備校生あるいは自宅浪人生)を対象に「ストッパ・センター試験に関する意識調査」を実施した。調査は2014年11月22日~24日に実施し、200名から有効回答を得た。○センター試験の受験、8割が「プレッシャー感じる」2015年のセンター試験の受験にプレッシャーを感じるか尋ねたところ、「とても感じている」(48.0%)、「やや感じている」(30.5%)と、合わせて約8割がプレッシャーを感じていることがわかった。また、新過程に対応している現役生に対して、浪人生はどう感じているのか聞くと、34.0%が「非常にプレッシャーに感じている」、41.0%が「ややプレッシャーを感じている」と回答した。合わせると75%の浪人生が現役生をプレッシャーに感じているようだ。○浪人生の7割が出題範囲の改定は「不利にはたらく」出題範囲の改訂が自分にどのように働くか聞くと、現役生の約6割は「有利にはたらく・やや有利にはたらくと思う」と回答した。一方、浪人生の約7割は「不利にはたらくと思う・やや不利にはたらくと思う」と回答している。出題範囲改定への捉え方がそれぞれ異なり、浪人生の方がより不安に感じていることがわかった。具体的にセンター試験の出題範囲改訂について不安に感じる点について聞いたところ、浪人生は「過去の傾向が読めず対策ができない。運が悪ければ落ちる可能性もある」「対策しなければならない範囲が広くなるため、対策も難しい」などネガティブな回答が多かった。一方現役生は「過去の傾向が読めず対策が出来ない分、皆、同じ条件となり安心」「運がよければ受かる可能性がある」「対策の範囲が広くなるため、周囲と差をつけやすい」など、ポジティブな回答が多くなっている。
2015年01月09日Intelは1月6日(現地時間)、CEOのBrian Krzanich氏が米ラスベガスで開催中の「2015 International Consumer Electronics Show(CES)」において、コンピューティングを新次元へと導く技術の進歩と取り組みについて基調講演を行ったと発表した。基調講演では、ウェアラブル機器専用SoCをベースにした小型ハードウェア製品「インテル Curieモジュール」や、「インテル RealSenseカメラ」を用いたロボットや無人マルチコプターのドローン、3D体験を実現するアプリケーションが紹介された他、Intelならびに業界全体のダイバーシティ(多様性)の発展につながる、Diversity in Technologyの取り組みについての解説がなされた。このうち、「インテル Curieモジュール」は「インテル Quark SE SoC」に加え、BLE(Bluetooth Low Energy)対応のラジオ、センサ、そして充電機能を搭載する製品で、2015年後半に出荷が予定されている。また、スポーツなど向けアイウェアブランドである米Oakleyとウェアラブル機器でのコラボレーションや、3D分野でのHPとの協業も発表された。さらに、顔や指紋、あるいは個人端末などを利用して機器のログインをより簡単に、より安全に行えるようにするIntel Securityによるクロスプラットフォーム対応の新しいアプリケーションとなる「True Key」を明らかにした。そして、2014年の「インテル Make it Wearable チャレンジ」で最優秀賞を受賞した、飛行型ウェアラブルカメラ「Nixie」を紹介した。「Nixie」は、通常ブレスレットのように手首に巻くことができ、カメラとして使用する際にはバンドを外し、飛行させ、空中でその人のベストショットを撮影することができる。なお、「インテル Make it Wearable チャレンジ」は2015年後半にも開催される予定。この他、女性やマイノリティのエンジニアやコンピュータ技術者の雇用、およびテクノロジー業界でのより忠実な人材比率の実現に向けたプログラムに対して、3億ドルの投資を行う計画も明らかにした。
2015年01月09日ぶりっこアンリ
イクメン夫 裏切りの二重生活
コレって離婚した方がいいですか?