2016年3月17日 20:00
坂上忍 SNS、目立ちたいだけで手を出すと「痛い目に遭いかねない」と指摘
SNSでの承認欲求、あなたは強い方?
「あなたがいいならそれでいいけど」は、坂上忍さんと土田晃之さんが毎週異なるテーマに小気味よく回答する『anan』人気連載。
今回のテーマは、「承認欲求」。SNSの普及でプチ有名人意識が蔓延。「いいね!」、リツイート、シェアなど、他人からの同調や称賛を欲しがる人の根底には、この承認欲求が。坂上さんはどう思う?
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いまや“一億総芸能人化”の時代。うまく乗せられて、ちょい有名人になった気分にさせられてしまうんですから。それくらいSNS というのは、人間の心理を突いた中毒性の強いツール。使っていくうちにどんどん承認欲求が強くなっていって、「なんで『いいね!』してくれない?」「なんで同調してくれない?」と、「なんで?」がつきまとうようになってしまう。
こうなると、SNS を使う目的自体が違ってきますよね。
大きなリスクも伴います。良かれと思って投稿したコメントも思い切り叩かれる。「○○○でランチなう」なんて、居場所はもちろん、家を空けていることまで教えているようなもの。もとから身元をさらしている芸能人は、時間差で投稿したりと、それなりの対策をしているけど、一般の人がただ“目立ちたい”っていうだけで手を出すと、痛い目に遭いかねないなと。