2016年4月9日 09:00
“手皿”は彼氏に幻滅される!? 知っておきたい食事マナー
外食は、誰かと席を共にしていなくても、人から見られる場。
「だからこそ、食事でのマナーが大切なのです。マナーは、対自分のために身につけるものではありません。食事を共にする方やお店の方などへの配慮を映し出したものなのです」
そう話すのは、食の総合マナー塾「食輝塾」を主宰する小倉朋子さん。たとえば、同席者を尊重しようとすれば、相手の顔を見て食べようと自然と思う。そうすればおのずと、器に口を近づけて食べる“犬食い”は目線が下がってしまうからやらなくなる。
また、待っている人やお店の人に迷惑にならないよう配慮すれば、食べ終わったらすぐ店を出るようになる。そうした誰かを思いやる気持ちの表れが、食マナーというわけ。
「人はマナー違反をなかなか指摘してくれません。自らが意識するしかないのです。周りへの配慮が行き届いた食べ方ができるようになると、自信がつき、生活習慣さえも変わりますよ」
Q.<口に持っていくときにこぼしそう。手を添えてもいい?>
A.<手皿が上品というのは、完全なる勘違い!>
マナー違反とは知らず、ついやってしまいがちなのが、箸を口にもっていくときに手を添える“手皿”。マナー違反どころか、上品だと勘違いしている人も少なくないのでは。