くらし情報『日本はどんなふうにイニシアティブとる? 「伊勢志摩サミット」で注目したいこと』

2016年5月22日 14:00

日本はどんなふうにイニシアティブとる? 「伊勢志摩サミット」で注目したいこと

つい先月も広島でG7の外相会合があり、テロ対策や中東情勢、北朝鮮情勢、核軍縮について話し合いがなされましたよね。他にも、新潟で農業大臣会合、仙台で財務大臣・中央銀行総裁会議などが開かれます。

サミットの会期に合わせて、民間のNPO、NGOの関連会議も開催されるので、開催地には世界中から人が集まり、注目されるようになります。由緒ある日本文化を伝えようと、伊勢神宮のあるこの地が選ばれました。

サミットで取り上げられるテーマを見れば、いま世界でどんなことが問題になっているのかがわかります。ただ、最近はアジアやアフリカの経済力も上がってきて、先進国だけの問題ではなくなってきました。新興国11か国を含めたG20の方が、G7より影響力を持ってきているとも言われています。

いずれにせよ、原油価格の下落、エネルギー問題、中国経済の問題、マネー・ロンダリングなど、世界経済が大きく揺れ動いている今、日本がどんなふうにイニシアティブをとるのか、注意してみておきましょう。
◇ほり・じゅんジャーナリスト。NHKでアナウンサーとして活躍。2012年に市民ニュースサイト「8bitNews」を立ち上げ、その後フリーに。

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