くらし情報『コロナ禍、介護施設、抱擁…「世界報道写真展2021」大賞作は?』

2021年7月6日 21:10

コロナ禍、介護施設、抱擁…「世界報道写真展2021」大賞作は?

1956年から続く「世界報道写真コンテスト」の入賞作品展覧会が今年も始まった。この写真展「世界報道写真展2021」は国内外の約120会場を巡回し、約400万人を動員する世界最大級の写真展だ。今回は、計7万4470点の中から選ばれた入賞作品約160点を紹介。「現代社会の問題」「一般ニュース」「環境」「スポーツ」など全8部門の受賞作品が集結する。

世界中で起きた現実を捉え、観る人の心に迫ってくる一枚。
「観る人が物事を考えるきっかけとなる作品であることが重要な選考基準。2020年は、やはりコロナ禍を様々な視点から捉えた作品が数多く受賞しています」(朝日新聞社企画事業本部文化事業部主催者)

例えば世界報道写真大賞に選ばれた〈初めての抱擁〉は、「コロナ禍で一変した人々の暮らしの中で、脆さ、喪失と別れ、死、そして生き延びることの大切さが表現された一枚」「最前線で働く人の努力と困難を伝えつつ、コロナ禍を前向きに捉えた作品」と高く評価された。

日々報道されるニュースだけでなく、世界中で起きている現実のミクロな一面に触れられるのが報道写真の魅力。
嘘のない現実だからこそ伝わる作品は衝撃的で、誰もがきっと心を揺さぶられるはずだ。

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