2022年2月8日 17:30
milet「誰かの背中を押せる曲を作るべきなんじゃないか」 新アルバムに込めた想い
miletのセカンドアルバム『visions』は、半数以上の楽曲がドラマ、映画、TVCM等のタイアップ曲という華やかさがありながら、音楽的な挑戦性に貫かれたアルバムだ。
暗い時期には暗い曲を書かないことに気付いた。
「私は暗い時期には暗い曲を書かないということに最近気付いたんです。コロナ禍ということもあって、希望に溢れた光を放つ曲が多いなって思います。あと、ツアーで私の音楽を待ってくれてる人がたくさんいることを実感して、誰かの背中を押せるような曲を作るべきなんじゃないかっていう責任感もありました」
1曲目の「SEVENTH HEAVEN」から、音と自由に戯れるような躍動感が溢れている。
「ツアーが楽しすぎて興奮冷めやらなくて。その気持ちをどうにかしないと他のことが手につかない感じだったので、ツアー中にスタジオに入って作った曲です。そのままツアータイトルを曲名にして。
ライブが始まる前のワクワク感が、海外に飛び立つ機内で感じるワクワク感と似ているなと思ったので、空港名を歌詞にちりばめたり。あと、ツアー中にパラダイスみたいな楽しさやお祭りみたいな賑やかさも感じたので、笑い声が入るような楽しい曲になりました。