2016年11月21日 21:42
「行き当たりばったり」…ハングリー精神の塊[Alexandros]の最新作
昨年『ワタリドリ』でヒットを飛ばし、勢いを緩めることなくシングルのリリースやフェス、ツアーに明け暮れていた[Alexandros]。ニューアルバム『EXIST(イグジスト)!』でも、アグレッシブな活動ぶりそのままのサウンドが聴ける。
「アルバムを作るときは、こんな一枚にしようということは全く考えないんです。行き当たりばったり。
一枚を通して聴くと、コイツら一体何をやりたいんだろう、と思われることが多いです。非常にファンには優しくないバンド(笑)」(川上洋平)
「アルバムは自分たちのやりたいことをやるものなんです。誰かが聴きたいもの、を考えて作ったことはないですね」(庄村聡泰)
「そうそう、型に嵌められたくないんですね。音楽シーンにも過去の[Alexandros]にも、囚われたくはない。いままで全くやってこなかったタイプの曲も多くて面白いアルバムになりました」(川上)
いつも通りグルーヴ感は心憎いほど気持ちよく、さらに4人の“野性的な面”が勢いよく噴出しているのが新作『EXIST!』といえそう。
「パンキッシュな薫りの新曲『Aoyama』は今までになく音数を減らしているけど、その代わり軽快感が出て、新しいなと感じます。