くらし情報『我慢の節電による“環境対応疲れ”も…2023年はエネルギー問題を再考する年に?』

我慢の節電による“環境対応疲れ”も…2023年はエネルギー問題を再考する年に?

環境よりも足元の暮らしをまず優先してほしいという気持ちになるのもやむを得ないのではないでしょうか。暖房を使うのを我慢して体調を崩してしまうというような、本末転倒なことも起きかねません。

’23年は、止めている原発や再生可能エネルギーへの展望など、もう一度私たちで環境対策、エネルギーの問題を考える年にしないといけないのだと思います。

気候変動により増える自然災害。災害に強い地域を作ることも肝要。
台風や豪雨災害など、日本では毎年のように災害が深刻化しています。東京都大島町は9年前に大規模な土砂災害に見舞われ、40人近い方が亡くなられ、まだ行方不明の方もいらっしゃいます。町では10年かけて予算を組み、復興計画を立てたのですが、この間にも災害が何度も起きて、財政的にも非常に困難な状況に陥りました。
また、気候変動により、漁場や藻場が荒れて稼ぐこともできません。

この大島町は一例にすぎず、各地で同様のことが起こっています。気候変動により生業さえも失いかねない。災害に強い地域作り、また、暮らしの基盤を確保することも必要になってくると思います。

持続可能な環境対策にスーパーシティ構想が再定義されそう。

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