中村ゆり「関ジャニ∞のみなさんとは地元の友達といるような感覚になる」と語る理由
現場では、ずっとしゃべっていましたので(笑)。
大切にしたい人たちがいたからがんばってこれた
―また、作品のテーマに1つには「夢」というのがあり、監督も「夢はいい夢も悪い夢も含めて、人が生きてる証拠」とおっしゃっています。今年で俳優デビューから20年となる中村さんも、夢に支えられた部分もあったのでは?
中村さん私はどちらかというと、自分が大切にしたい対象がいたからがんばれたという感じかもしれません。そんなふうに何かを抱えていたから持続できた気がしていますし、そうじゃなかったらきっと全然違う人生を選んでいたんじゃないかなと。自分のためだけだったら、旅人になりたかったです(笑)。
でも、譲りたくない大切なものがあることが、私にとっては原動力になりました。それは、幻かもしれない「秀吉七品」のお宝が生きる支えだったTAIKOHと寧々と同じなのかなと。曖昧な対象であったとしても、希望や目に見えない夢というのが、人のよりどころになることを描いているのもこの作品の面白いところですよね。
―なるほど。ちなみに、いま叶えたい夢はありますか?
中村さん私は目標とかはあまり立てないほうなので、これからも健康で平穏にいけたらいいなと。