横澤夏子「心が軽くなった」 ファミレス店員の“ありがたい一言”とは?
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、状況に合わせて臨機応変に動く女性、「全部食べなくてもいいと言う女」になりきり。
ルールに縛られすぎず柔軟性を持つことが大事!
このあいだ家族でファミレスに行った時のこと。子どものために注文したお子様ランチを運んできた店員さんが、「お口に合わなかったらすみません」「全部食べなくてもいいですから」と言ったんです。これまで、そんなことを言われたことがなかったから、不思議な人だな~と思っていました。でも、その後も気になっていろいろ考えたところ、子どもにごはんを残すことを許さない母親だと思われたのかも、という結論に至りました。子どもがおもちゃを置いてあるコーナーに行こうとするのを止めて「座りなさい」と言ったり、運ばれてきたお子様ランチのゼリーを先に食べないよう隠したりする様子を見ていて、“この人なら何があっても全部食べさせるに違いない”と。
それで、“無理に食べなくてもいいよ”と言おうとしてくれたんだなと気づきました。子どもが自分の好きなものを頼んだとはいえ、最後まで全部食べさせるのは至難の業。せっかく作ってくれたものを残すのは申し訳ないので、いつも“食べさせなきゃ”が最優先事項になり、鬼の形相になってしまう私にとっては、ものすごく心が軽くなるありがたい一言でした。