大人のオーラがスゴい! 韓国の人気俳優パク・ヘイル「初の役柄に挑戦しました」
そのように過ごした現場は、大切な記憶として残っていくことでしょう」
韓国の映画公開時の記者会見でパク・ヘイルは、「個人的には本作に参加した俳優の立場ではありますが」と前置きした上で、「私自身も観客としてこの映画を一度見ただけで、監督が映画にこめた感情をすべて理解することができたのだろうかという気がしてします。もっと年齢を重ねたときに改めて鑑賞してみたら、またいい影響を与えてくれるのではないかと思っています」と語っている。それくらい、見るたびに解釈が深まったり変化するような作品である。
パク・ヘイル自身は実際にシナリオを読んだとき、演じたとき、できあがった映画を見たときについての解釈や感情の変化があったのだろうか。
「初めてシナリオを受け取った時は、俳優としてパク・チャヌク監督と初めて仕事をする映画であり、初めての刑事役でもあり、しかも感情の起伏が激しい人物だったので、ヘジュンの内面に集中して準備しました。
完成した映画を見た時はソレとヘジュンの関係から生まれた感情が、シナリオを読んだときよりも、もっと直接的に響いてきました。ソン・ソレというキャラクターが生きてきた環境も理解できたし、彼女がヘジュンに対して『決心』したことに納得することができました。