山本由伸「勝ちにこだわって、全力でプレーします」 WBCがいよいよ開幕!
野球の国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」が3月8日に開幕する(日本の初戦は9日)。2009年の第2回大会以来14年ぶりの世界一を目指す日本代表(侍ジャパン)は、栗山英樹監督のもと最強メンバーが集結した。
日米から才能あふれるスター選手が集結。ドリームチームで世界一を狙う!
その中でもキーマンの一人が、投手の山本由伸。昨シーズン、パ・リーグ2連覇と日本一を達成したオリックスのエースで、史上初めて2年連続で最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振の投手4冠と、沢村賞、MVPを獲得した。24歳にして誰もが認める日本球界最高の投手。
チームを優勝に導き、タイトルを総なめにしてもなお、変化を恐れず、前に進み続けるのが山本の魅力。オフに投球フォームを変え、新たなかたちで2月のキャンプを迎えた。
昨シーズンまでの栄光は、山本にとっては過去のもの。「ちょっとずつ工夫しながら、より良いものを求め続けたい」とさらなる高みを見据える。
そんな山本はWBCについて聞かれるたび「ワクワク」という言葉を発した。記憶に鮮明に残っているのは、小学4年生の時に観た第2回大会の日本の優勝。
「学校のテレビはなかなかつけてもらえることはないんですけど、あの時はつけてもらって観たような記憶があるような、ないような(笑)。