くらし情報『「“単利”と“複利”」お金の教科書Vol.16 #リアルボイス』

「“単利”と“複利”」お金の教科書Vol.16 #リアルボイス

宮﨑:例えば100万円を年利3%で2年間運用するケースを考えてみましょう。わかりやすくするために、税金等は考慮しない前提です。「単利」の利息はいくらになりますか?

未知子:はい。「単利」の場合は年利3%、3万円で一定だから、2年間運用した場合の利息の合計は6万円です。

宮﨑:その通りです。では、同じ年利3%で「複利」の場合は?

未知子:計算式がそもそもわからない…。

宮﨑:「複利」の場合は1年目の利息は単利と同じ3万円。ですが、2年目は元本に1年目の利息3万円を加えた103万円に、年利3%が掛かってくる。


未知子:103万円に3%を掛けると3万900円。1年目の利息、3万円と合わせると2年間で6万900円。

宮﨑:はい、元本を加えると106万900円。単利に比べて900円多くなります。

未知子:となると、投資の際は「複利」で運用した方がお金が増えるということ?

40年後は106万円もの差!長い目で見ることが大切。宮﨑:金融の世界では「時間を味方につける」という言葉があります。単利と複利の利息の差は、運用期間が長くなるほど大きくなる。例えばいま挙げた「元本100万円 年利3% 税金等なし」

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