クリープハイプ、何度も感謝を伝えたメモリアルライブをレポート!
「ひねくれてる人間がこんなこと言うのは気持ち悪いけど、ひねくれた人間が言うからこそ意味があるんじゃないかと思って言います。今日は来てくれた人を心から幸せにしたいです」と尾崎さんが言うと、大きな拍手が起こった。それを聞きながら尾崎さんは「したいっていうか、する」と照れ気味に口にした。そんな約10年かけてたどり着いたストレートな告白から始まった後半戦。まずは、3月29日にリリースするEP『だからそれは真実』に収録されている「本当なんてぶっ飛ばしてよ」を披露。ファニーなビートがとても新鮮で、オーディエンスの手が自然と上がる。
代表曲「愛の標識」は〈死ぬまで一生愛されてると思ってたよ〉という一節が何度も繰り返される別れの歌だが、尾崎さんは最後、「死ぬまで一生愛されてると」と歌った後、素に戻ったような声で「思っててもいいですか?」とオーディエンスに問いかけた。大歓声が上がり、万感の表情で「思ってるよ」と想いを込めて歌った。
その後の「栞」では、サビで桜を模したピンクと白の紙吹雪が舞い、エモーションが極まった。
長谷川さんがボーカルを担い、ビジョンに燃え盛る炎が映った「火まつり」、「週刊誌」